Instagramのフィード投稿にも、ストーリーやリールと同じように投稿に音楽を付けられます。写真にあわせた楽曲をのせれば、さらに雰囲気のある魅力的な投稿を作成できるはずです。
この記事では、インスタのフィード投稿に音楽を付ける方法を解説。注意したい点や音楽を付けられないときの対処法についてもまとめています。
インスタのフィード投稿に音楽を付ける方法
フィード投稿に音楽を付ける手順は、通常のフィード投稿を作成する手順の中でおこなえます。本記事ではiOS版インスタアプリの検証画像を使用していますが、Android版でもほぼ同様の手順で作成できます。
「+」ボタンを押して投稿する写真を選ぶ


画面下中央にある[+]ボタンをタップし、投稿したい写真を選択します。選んだら画面右上の[次へ]を押します。
「閲覧(チェックボタン)」をタップして曲を選ぶ


編集画面に遷移したら[閲覧](Androidの場合は[✓])をタップしましょう。音楽の一覧画面が表示されるので、好きな楽曲を探して選択してください。
一覧に好みの楽曲がない場合は、[ミュージックを検索]から、さまざまな曲を探すことができます。


[保存済み]ボタンをタップすると、過去に自分が保存した楽曲からも選択可能です。よく使う音楽はあらかじめ保存しておくと簡単に追加できます。楽曲の保存方法については後述しています。
音楽の再生部分を決める

続いてクリップの長さ(5〜90秒)や再生部分を設定します。再生バーの赤い丸が付いているところは、曲のサビや人気の部分です。赤い丸を先頭に合わせると、特徴的でキャッチーなフレーズ・メロディを活用できます。


[30]を押すと曲を再生する長さ(5~90秒)を1秒単位で調整可能です。楽曲の使いたい部分に合わせて、クリップの長さを選びましょう。

クリップの長さや再生部分を設定したら、[完了](Androidの場合は[✓])ボタンをタップしてください。
「シェア」ボタンを押して投稿完了

続いて、[次へ]をタップします。なお、ここでフィルターをかけたり、写真を編集したりすることも可能です。

最後にキャプションの入力やタグ付け、位置情報の追加など、音楽以外の設定もおこないます。
[シェア]ボタンを押せば、音楽が付いたフィード投稿の完成です。
フィード投稿に音楽を付けるときの注意点
フィード投稿に音楽を付けるときに知っておきたい注意点を解説します。
投稿後に音楽の変更・追加はできない

フィード投稿では、あとからキャプションやタグなどに手を加えられますが、音楽は投稿後に追加したり、楽曲を変更したりといった編集ができないようになっています。
投稿後の編集画面では、音楽の項目は表示されません。
投稿後に音楽の削除はできない
投稿後に音楽のみを削除することはできません。それでも音楽を削除したい場合は、一度投稿を削除し、音楽を付けずに再度投稿し直す必要があります。
動画は単体で投稿しようとすると自動的にリールになる

動画は単体でフィードに投稿しようとすると、自動的にリールに切り替わる
Instagramの仕様により、動画を単体で投稿しようとすると、自動的にリールの作成画面に切り替わってしまい、通常のフィード投稿にはなりません。
通常のフィード投稿として動画をシェアしたいときは、動画または画像を複数選択して投稿すれば、勝手にリールに変換されることはありません。
したがって、音楽付きの動画をインスタに投稿するなら「リールを使う」もしくは「複数選択して投稿する」という形になります。
フィード投稿に音楽を付けられないときの原因と対処法
フィード投稿に音楽を付けたいのに、なぜか追加できなくて困った経験がある人もいるでしょう。そんなときに考えられる原因と対処法を紹介します。
ビジネスアカウントで商業用のカテゴリになっている
アカウントを「プロアカウント」に設定すると、自分の投稿への反応・フォロワーの増減分析に使える「インサイト」機能を使ったり、自分が何者なのかを示す「カテゴリ」や「問い合わせ」ボタンをプロフィール画面に追加したりできます。
よく著名人や企業が設定しているイメージですが、一般ユーザーでも簡単にプロアカウントに切り替えられるので、「個人ブログ」や「遊び」「映画の登場人物」などおしゃれなワードをあえて設定しているケースもあります。


プロアカウントの例
プロアカウントは「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2つがあります。
ビジネスアカウントに設定している人のうち、カテゴリを「飲食店」「マスコミ」「衣料品(ブランド)」など商業用の設定にしていると、著作権保護されている楽曲が使えません。これは、Instagram側と権利保有者との契約が音楽の個人利用を目的としており、商用利用を目的としたものではないためです。
プロアカウントで制限なく音楽を使いたい場合は、「クリエイターアカウント」に切り替えるか、ビジネスアカウントでもカテゴリを商用以外のものに設定しましょう。


アカウントを「クリエイターアカウント」に切り替えるには、インスタのプロフィール画面右上にあるメニューボタン
から[ビジネスツールと管理]に進みます。

あとは、[アカウントタイプを切り替え]→[クリエイターアカウントに切り替える]→[切り替える]の順にタップするだけです。



カテゴリに変更するには、プロフィール画面の[プロフィールを編集]から[カテゴリ]へ進みます。
Instagramアプリ・端末OSのバージョンが古い

インスタアプリもこまめにアップデートする

端末のOSが最新バージョンになっているか確認
Instagramアプリや端末のOSバージョンが古いままだと、新しい機能が使えなかったり、不具合が発生しやすくなったりして、うまく音楽を付けられない場合もあります。こまめにアップデートして最新の状態を保つようにしましょう。
不具合が起きている
フィード投稿に音楽を付けられない場合、インスタグラム自体に不具合が発生している可能性があります。

X(旧:Twitter)のインスタグラム公式アカウント
X(旧:Twitter)のインスタグラム公式アカウントなどを見てみると、不具合の情報が公開されていることもあるので、チェックしてみてください。
インスタの音楽に関するよくある質問と答え
インスタで使える音楽についてよくある質問とその答えをまとめました。
音楽付きの投稿は著作権侵害になる?
Instagramの音楽ライブラリにある楽曲の使用は著作権侵害にあたりません。
Instagramではアーティストや作曲者、作品を保護する契約を締結し、音楽ライブラリを公開しています。そのため、インスタの音楽ライブラリに用意されている楽曲を利用しても問題ありません。
インスタの投稿でよく使う音楽を保存するには?
リール画面の音源一覧から保存するか、投稿されているフィード・ストーリー・リールから保存できます。


リールの音源一覧は、リール作成画面を開いて左側のメニューから[音源]をタップすると表示されます。そこで気に入った音楽を見つけたら、その曲を左にスライドさせ、右端にある保存ボタン(ブックマーク)を押せばOKです。


投稿から曲を保存することも可能
また、自分や他の人が投稿したリールやフィード、ストーリーで気に入った音楽を見つけたら、その楽曲名をタップ→音源画面で右上の保存ボタンを押すと保存できます。
ストーリーに音楽を付ける方法は?
インスタのストーリーでは、音楽スタンプ(Android版はミュージックスタンプ)を使って音楽を付けられます。


ストーリーの作成画面のスマイルマークから[音楽](Android版は[ミュージック])を押すと、楽曲を選べます。

使える楽曲一覧が表示されるので、投稿したい楽曲をタップし、長さや再生箇所を指定したら完成です。
1つの投稿に複数の音楽を付けることはできる?
1つの投稿に複数の音楽を付けることはできません。付けられる音楽は1投稿に対し1曲だけです。


複数枚投稿でも付けられるのは1曲のみ
1つの投稿に複数枚の写真や動画を組み合わせて投稿できますが、それぞれに異なる音楽を付けることはできません。あくまで、1投稿につき1曲のみです。
付けたい音楽がないのはなぜ?
アカウントがビジネスアカウントになっていると、楽曲が使用できない場合があります。
前述したように、インスタグラムには個人用アカウントとビジネスアカウントがあり、ビジネスアカウントになっていると、楽曲が使用できない場合があります。
また、個人用アカウントだとしても、インスタグラムと音楽レーベルの契約上、楽曲そのものが使用できない可能性も考えられます。
ノートに音楽を付ける方法は?
プロフィール画面から[ノートを入力...]をタップすると音楽を付けることができます。


プロフィール画面のアイコン上に表示されている[ノートを入力...]から、音符アイコンをタップしましょう。


好きな楽曲を選び、載せたいパートを選択し[完了](Android版は[✓])へ。


最後に[シェア](Android版は[シェアする])をタップすれば、ノートに音楽を付けられます。