インスタグラムで気になった投稿に感想や質問などを送りたい時に使えるのがDM(ダイレクトメッセージ)。ただ相手をフォローしていない場合、DMを送信できるのか気になる人もいるでしょう。
本記事ではフォローしていないアカウントにDMを送る方法を解説。送信できない場合の原因や対処法なども紹介します。
フォローしていないアカウントにDMは送れる?

インスタグラムのDM
インスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)では、LINEのトーク機能のように、インスタ上で特定の相手と個別にやり取りできます。メッセージのやり取りはもちろん、写真・動画の共有やインスタグラム内の投稿のシェア、複数人でのグループトークなどの機能を利用できます。
インスタグラムのDMは、お互いフォローし合っているアカウントだけでなく、自分がフォローしていないアカウントにもDMを送ることが可能です。

2通目以降が送れないパターン

DMが送れないパターン
基本的にはフォローの有無に関係なく相手にDMを送信できますが、相手がDM受信の拒否設定をしている場合はDMの送信自体ができません。また、自分と相手のフォロー状況によっては、送れるDMが最初の1通のみになってしまいます。
フォローしていない相手にDMを送信できるパターン(相手がDM受信を拒否に設定していない場合)を以下にまとめています。
- 自分が相手をフォローしていない・相手からフォローされている:制限なくDMのやり取りが可能
- お互いフォローしていない:送れるDMは1通のみ(相手が承認してくれた後に2通目以降を送れる)
フォローしていないアカウントにDMを送る方法


フォローしていないアカウントでも、プロフィール画面の[メッセージ]からDMの送信が可能です。
[メッセージ]をタップすると、相手とのDM画面が表示されます。送りたい内容を入力してメッセージを送信してください。

非公開アカウント(鍵垢)の場合
相手が非公開アカウント(鍵垢)の場合は、プロフィール画面右上のメニューボタン
の[メッセージを送信]をタップ。DMの送信画面に進むので、メッセージを送信できます。ただし以下のパターンでは、相手にメッセージを送信できない、もしくは届きません。
- フォロー外アカウントからのメッセージを拒否している
- メッセージリクエストのフォルダ内に入ったままになっている
- メッセージが「非表示のリクエスト」に入ってしまっている
- 相手の年齢が16歳未満(もしくは18歳未満)
以下それぞれの事象について、詳しく解説します。
未フォローの相手にメッセージを送信できない(届かない)パターン
ここでは、自分がフォローしていないアカウント(相手)にDMを送信できなかったり、送ったDMが届かなかったりするときに考えられるケースを紹介します。
フォロー外アカウントからのメッセージを拒否している
メッセージの受信設定によって、フォロー関係にないアカウントからのDM受信を拒否している可能性があります。


メッセージコントロールの設定で「リクエストを受信しない」に設定していると、未フォローのアカウントからDMが届かない
メッセージコントロールの設定で、「その他のInstagram利用者」を「リクエストを受信しない」に設定している場合、フォロワー外からのDMを受け付けないようになっています。

DMを受け付けない設定をしている人にDMを送ろうとすると、送信画面に「あなたをフォローしていないため、このアカウントにメッセージを送信できません」と表示され、DMを送信できません。
メッセージリクエストのフォルダ内に入ったままになっている


メッセージの受信設定を拒否していない場合は、「リクエスト」内にフォローしていないアカウントからのDMが届く
相手がメッセージの受信設定を拒否していない場合、DM受信画面の右上にある[リクエスト]内にフォローしていないアカウントからの新規メッセージが届くようになっています。

フォローしないアカウントのDMとして直接届くわけではないので、リクエストを受信しても、DMの吹き出しアイコン部分に通知バッジがつきません。そのため、相手がメッセージの受信に気づいていない可能性も十分にあります。
またリクエストに受信したメッセージは、相手が承認しない限り既読がつかないようになっています。メッセージは送信できたはずなのに既読が付かないときは、相手がリクエスト内のメッセージを閲覧したまま承認ボタンを選択していない可能性も考えられるでしょう。
メッセージが「非表示のリクエスト」に入ってしまっている


不適切な内容のDMは、「非表示のリクエスト」に分類されることも
相手が「非表示ワード」の設定をオンにしていると、該当するDMがメッセージリクエストの「非表示のリクエスト」に分類されるようになっています。
「非表示のリクエスト」は、不特定多数の人にメッセージを送っている人や、不適切な表現が含まれた内容の迷惑メッセージなどが分類されて入る仕組みです。
自分が送ったDMが不適切な内容だと自動で認識されると、迷惑行為とは考えにくい一般のメッセージも「非表示のリクエスト」に紛れてしまうケースもあります。非表示のリクエストに入ったメッセージはすべて通知されないため、相手に気づかれにくいでしょう。また迷惑メッセージと思われて、ずっと開かれないままになってしまうことも考えられます。
なお、送信者側も自分のメッセージが「非表示のリクエスト」に入ったかどうかはわかりません。
相手の年齢が16歳未満(もしくは18歳未満)
インスタグラムでは、若者ユーザーの保護の観点から、成人ユーザーが16歳未満(一部の国では18歳未満)のユーザーにDMを送信する行為を制限しています。
フォローしていない相手が16歳未満(もしくは18歳未満)だと、メッセージを送ろうとしてもメッセージボタンが表示されない、またはメッセージの入力欄が表示されず、DMの送信ができません。
インスタでフォローしていない人にDMを送る方法についてよくある疑問と答え
ここでは、インスタでフォローしていない人にDMを送る方法についてよくある疑問に答えています。
フォローされていないアカウントにブロックされていてもDMは送れる?
ブロックされている場合、フォロー関係にかかわらずDMは相手に届きません。

自分側のDM画面

相手側のメッセージリクエスト画面
自分のDM画面上は問題なく送れたように見えても、相手には届いていない状況です。相手のメッセージリクエストにも届いていません。
DMの返信が急に来なくなったときに考えられる原因は?
相手からブロックされたり、アカウントを制限されたりした可能性が考えられます。

相手からブロックされた場合、自分のメッセージが相手に届かなくなるため、既読もつかなくなります。また、アカウントを制限されると、制限した相手のDMがメッセージリクエストへ移動し、既読を付けずDMを読めるようになります。つまり、相手からブロックされたり、アカウントを制限されたりすると送ったメッセージそのものに気が付かない(届かない)というわけです。
一方で、相手が自分をブロック、アカウントを制限しておらず、ただメッセージに気が付いていないだけというケースもあります。
既読がついている場合は相手が忙しくて返信できないなどの理由が考えられるので、しばらく待つか、再度DMを送るなどしてみましょう。
DMの「非表示のリクエスト」を承認した後に再度承認を解除することはできる?
DMの「非表示のリクエスト」を一度でも承認すると、その承認を解除することはできません。


一度承認してしまうと、そのメッセージは通常のDMスレッドに表示され、再度承認を解除することはできません。

相手とやり取りをしたくない場合は、アカウントの制限やブロックなどを検討しましょう。