Amazonへの返品方法はひとつではありません。発送に不慣れな人は、どのやり方が自分向きなのか判断に迷ってしまうところです。
そこで本記事では、実際にコンビニに持ち込んで返品するときの流れや、ヤマト運輸の営業所への持込による返品、宅配便ロッカー「PUDO」による返品に加え、ヤマト運輸の集荷 による返品の方法などを網羅的に紹介します。また、Amazonで購入した商品を返品できる条件や注意点など、返品時に気になる点についても解説します。
Amazonに返品する方法

Amazonに返品する方法は、ざっくり「持込」と「集荷」の2パターンに分類できます。
- 持込:宅配取扱店のコンビニや宅配業者の営業所などに持ち込み、発送する
- 集荷:ヤマト運輸・日本郵便・佐川急便などに集荷を依頼し、発送する
持込・集荷のいずれにしても、やることはほとんど同じです。
- Amazonのアプリ・サイトで返品手続きをおこなう
- 返品する商品を梱包する
- 発送する(持込)/引き渡す(集荷)
Amazonが推奨している「返品用ラベル印刷不要」の返送方法を選べば、QRコードを利用して発送できたり、QRコードすら不要で配達員への引き渡しだけで済んだりするので、手間を省けます。ファミリーマート・ヤマト運輸営業所・宅配便ロッカーPUDOへの持込か、ヤマト運輸の集荷で返品するのがベストです。
ただ、ファミリーマートやヤマト運輸営業所が近くになかったり、集荷のための自宅待機時間を確保できなかったりする人は、「返品用ラベル印刷不要」と記載されていない返品方法(上記画像の「任意の方法で返送する」)を選ぶほかありません。その場合、返品用ラベル(返品受付IDラベル)の同封が必要になるとともに、持込・集荷時に送り状(伝票)を書かなければいけません。
返品場所 | 宅配取扱い | QRコード | 返品用ラベル | |
---|---|---|---|---|
持込 | コンビニ | ファミリーマート | 対応 | 不要 |
コンビニ | セブン-イレブン・ローソンなど | 非対応 | 必要 | |
営業所 | ヤマト運輸 | 対応 | 不要 | |
営業所 | 日本郵便・佐川急便 | 非対応 | 必要 | |
ロッカー | PUDO | 対応 | 不要 | |
集荷 | 自宅 | ヤマト運輸 | なし | 不要 |
自宅 | 日本郵便・佐川急便 | 非対応 | 必要 |
QRコードに非対応の場合、返品受付IDラベルを商品と一緒に梱包する必要があります。なお、Amazonが返送料を負担する「着払い」に対応しているのは、ヤマト運輸・日本郵便・佐川急便の3社のみ。その他の宅配業者を利用するメリットはほとんどないため、ここでは紹介しません。
持込・集荷のメリット・デメリットとは
営業所やコンビニなどへの持込による返品方法は、自分の好きなタイミングで持ち込めるので、時間の都合を付けやすいのが大きなメリット。集荷のように在宅時間を無駄にせずに済みます。コンビニであれば24時間、発送を依頼できます。また、営業所・コンビニへの持込であれば、持込割引や会員割引が適用されるため、元払い時の料金面で有利になります。
一方、集荷による返品方法を選べば、自宅から動かずに済みます。自宅まで商品を取りにきてもらえるので、手軽さを追求するなら集荷による返品を選べばよいでしょう。とくにヤマト運輸を利用する場合は、返品受付IDラベルの用意やQRコードの提示などが不要で、梱包した商品を配達員に渡すだけで返品が完了してしまいます。難点は、配達員を待つために在宅している必要があることと、元払い時の配送料に割引が適用されないことです。
以前は返品受付IDラベルを印刷または手書きするか、商品のバーコードやお問い合わせ伝票番号などを用意する必要がありました。しかし2019年ごろ以降、ヤマト運輸とAmazonとのシステム連携によって、返品手続き時にメールで送られてくるQRコードだけで返品できるようになっています(ヤマト運輸による集荷であればQRコードすら不要です)。
コンビニ(ファミリーマート)で返品する方法

ファミリーマートから返品できる
ファミリーマートはヤマト運輸の取扱店で、他のヤマト運輸を取り扱うコンビニチェーンと異なり、QRコードを利用した発送に対応しています。コンビニ利用の返品であれば、ファミリーマートがもっとも簡単に手続きできます。
実際にファミリーマートに持ち込んで返品してみたので、その流れを紹介します。
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注文履歴から返品する商品を選ぶ
Amazon.co.jpのトップ画面から、画面右上に表示されている人型のアイコンをタップします。アカウントサービス画面が表示されたら、注文履歴の[すべてを表示]をタップしてください。
注文履歴が表示されたら、返品したい商品を選択します。該当の商品情報ページに移動したら、[返品商品]をタップしてください。
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返品・返金理由を入力する
続いて、返品の理由を選択し、理由の詳細を入力して[次に進む]をタップします。
なお、「間違って注文してしまった」「モデルが違った」など購入者の都合で返品する際の送料は、原則として購入者が負担することになります。
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返金か交換かを選択する
選択可能な場合は「返金」または「交換」のいずれかの処理を選択します。
「返金」を選択する場合は、返金方法を選んでください。Amazonギフト券またはクレジットカード経由での返金を選択できます。Amazonギフト券による返金のほうが比較的早く返金されます。
返品不要で返金されるケースもある商品によっては、返品しなくても返金してくれるケースが存在します。その場合は、申請後すぐに選択した方法で返金処理がされる仕組みです。
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返送方法を選択する
商品の返送方法を選択しましょう。コンビニに持ち込む場合は「対象の店舗に持込(返品用ラベル印刷不要)」を選択してください。
返送料と返金額を確認したら、[返送手続きを開始]をタップします。
これで返品手続きは完了です。返品リクエストが受理されて画面が切り替わったら[返品に必要な情報を表示]をタップします。表示されたQRコードは、コンビニで返品手続きする際に必要なので、保管しておきましょう。また、登録済みのメールアドレスにも同じ情報が届きます。
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商品を梱包し、ファミリーマートへ向かう
商品が届いたときのダンボールにそのまま梱包し直すのがベター
返品する商品を梱包し、ファミリーマートへ向かってください。
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マルチコピー機で申込券を発行する
マルチコピー機
ファミリーマートに到着したら、まずマルチコピー機で申込券を発行します。
マルチコピー機のトップ画面で[荷物の発送/レジで受取]を選択します。
次の画面で[荷物の発送]を選択してください。
返品手続き完了時に表示されたQRコードを、マルチコピー機の読み取り部分にかざしてください。
返品手続き完了時に届いたメールに添付されているQRコードを、Famiポートの読み取り部分にかざしてください。
QRコードは、Amazonアプリの注文履歴から返品したい商品を選択し、[返品用ラベルと返送手順を表示]をタップする方法でも表示できます。
配送内容を確認し、お届け日時を指定して画面右下の[OK]をタッチすると申込券が発券されます。これでマルチコピー機の操作は完了です。
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申込券と返品する商品をレジに持っていく
商品と申込券をレジに持っていく
印刷された申込券と返品する商品をレジに持っていきます。外箱に伝票を貼り付け、スタッフに商品を預ければ返品作業は完了です。
商品の購入代金から返送料を差し引いた金額が後日返金されます。
ヤマト運輸の営業所で返品する方法

ヤマト運輸の営業所
ヤマト運輸の営業所に梱包した商品を持ち込むことで、Amazonに返品できます。
集荷のように在宅を強いられるのではなく、自分のタイミングで動きたい人にとって、ヤマト運輸営業所への持込はファミリーマートへの持込と並んで最善策のひとつです。


ヤマト運輸の営業所から返品する方法の手順は、コンビニ(ファミリーマート)で返品する方法と「STEP 3」までは共通。「ヤマト運輸の営業所に持込(返品用伝票の準備不要)」を選択し、[返送手続きを開始]をタップしてください。


[返送に必要な情報を表示]から表示されたQRコードを用意して、ヤマト運輸の営業所へ行きましょう。

ネコピットで「2次元コードから作成する」を選び、案内に従って操作すればよい

QRコードは端末のカメラで読み込むので、QRコードをフロントカメラに向ける(スマホで自撮りするのと同じ要領)。お届け希望日・時間は「指定なし」で問題ない
次にヤマト運輸の営業所に梱包した商品を持ち込み、発送手続きをおこないます。店頭備え付けの端末「ネコピット」を使い、画面の指示に従ってQRコードを読み取らせ、店内のプリンターで送り状を印刷します。

ネコピットでの操作を進め、「印刷する」をタップすると送り状がプリントアウトされる。そのまま荷物とあわせてスタッフに渡せば発送手続きは完了
最後に印刷した送り状と商品をスタッフに渡して、発送を依頼すれば手続き完了です。

ヤマト運輸営業所で発送を依頼。送り状を渡して、控えを受け取るだけの簡単手続きだった
宅配便ロッカー「PUDO」で返品する方法

駅などに設置してある宅配便ロッカー「PUDO」
駅などに設置してあるヤマト運輸系の宅配便ロッカー「PUDO(プドー)」からAmazonに返品できます。機械との簡単なやり取りだけで発送できるので、対人のやりとりが面倒な人に向いています。

PUDOの画面で操作を進める。まずは「発送」を選択する

PUDOでQRコードをスキャンする。画面下にある赤く光っているところがバーコードリーダーになっているので、QRコードをそちらに向ける
PUDOで返品する方法の手順は、コンビニ(ファミリーマート)で返品する方法と「STEP 4」までは共通。あとはPUDOの操作画面で[発送]を選択して発送手続きを進め、ロッカーに梱包した商品を預けるだけで返品作業は完了します。発送手続きの最初のほうでQRコードを読み込ませるので、スマホの画面にQRコードを表示しておくとスムーズです。QRコードはメールで送られてくるほか、AmazonショッピングアプリやAmazonサイトの注文履歴からでも表示できます。

ボックスのサイズを選択

ボックスを選択すると、指定したサイズの空きボックスが解錠される
ボックスのサイズ選択画面が表示されたら、発送する荷物の大きさにあったボックスをタッチで選択します。すると、選択したサイズの空きボックスが解錠されます。解錠されたボックスの位置は、画面上にて確認可能です。

PUDOのボックスに荷物を入れ、扉を閉じる

「確認しました」を選択した後に最終確認をすれば発送手続きは完了
解錠されているボックスに荷物を入れ、扉を閉めます。その後、画面上で[確認しました]を選択し、最終確認をすると発送手続きが完了します。
ヤマト運輸の集荷で返品する方法
時間の都合が付くのであれば、ヤマト運輸の集荷による返品はオススメです。ヤマト運輸の配達員が返品する商品を取りに来てくれるので、自宅や勤務先で引き渡せます。
返品受付IDだけでなく送り状の用意も不要で、ただ商品を梱包して待っているだけで済むのは、この返品方法だけです。

返送方法で「ヤマト運輸の集荷で返品」を選択

集荷日時を選択
まずはコンビニ(ファミリーマート)で返品する方法の「STEP 3」までと同じ流れで手続きを進めます。「返送方法を選択」で「ヤマト運輸の集荷で返送(返送用伝票の準備不要)」を選択し、集荷日時と集荷先住所を選択してください。あとは[返送手続きを開始]をタップすれば完了です。
集荷日時までに返品する商品を梱包し、集荷に来た配達員に引き取ってもらいましょう。送り状はヤマト運輸側が用意してくれるので不要です。QRコード等を提示する必要もありません。
その他の返品方法
本記事では、Amazonが推奨しているヤマト運輸を利用した返品方法を重点的に解説しています。ただAmazonは、ヤマト運輸以外の宅配業者を利用した返品にも対応しています。ヤマト運輸の営業所やファミリーマートが近くになく、ヤマト運輸による集荷という手段も採りづらいという場合、日本郵便・佐川急便・ファミリーマート以外のコンビニから返品する選択肢が残されています。ここではその方法を簡単に紹介します。
そもそもヤマト運輸とのシステム連携前は、Amazonは日本郵便・佐川急便・ヤマト運輸を利用した返品方法を同程度に推奨していました。しかし2024年3月現在、返品方法を選択するとき、日本郵便や佐川急便、ファミリーマート以外のコンビニを使った返品方法は「任意の方法で返送する」という選択肢の中に押し込められています。
日本郵便・佐川急便・ファミマ以外のコンビニへの持込で返品する
郵便局や佐川急便の営業所、ファミリーマート以外のコンビニ(セブン-イレブンのようなヤマト運輸取扱店、ローソンのような日本郵便取扱店)に梱包した商品を持ち込めば、Amazonに返品できます。
返送方法の選択時に[任意の方法で返送する]を選び、プリンターで印刷した返品受付IDラベルを商品と一緒に梱包してください。プリンターがない場合はIDを手書きしたメモで構いません。
送り状の届け先は、返送手続き開始後に表示される返送先住所を書けばOK。届け先の電話番号の記載は不要です。
日本郵便・佐川急便の集荷で返品する
日本郵便や佐川急便に集荷を依頼すれば、Amazonに商品を返品できます(着払いか元払いかは状況によって異なります)。なお、ヤマト運輸を含めた3社以外の宅配業者は着払いに対応していません。
返送方法の選択時に[任意の方法で返送する]を選び、プリンターで印刷した返品受付IDラベルを商品と一緒に梱包してください。プリンターがない場合はIDを手書きしたメモで構いません。
送り状の届け先は、返送手続き開始後に表示される返送先住所を書けばOK。届け先の電話番号の記載は不要です。
Amazonで購入した商品を返品・交換できる条件と注意点
Amazonで購入した商品を返品・交換するには、いくつかの条件があります。まずは自身の商品が当てはまるかどうか、チェックしていきましょう。
なお本記事では、いずれも販売・発送元が「Amazon.co.jp」である商品の返品条件・方法を主に紹介しています。
発送元が「Amazon.co.jp」か「マーケットプレイスの出品者」か
Amazonのサイト上には、Amazon.co.jpが販売する商品と、Amazonマーケットプレイスの出品者が販売する商品があります。
購入した商品の出品者がどちらかによって、返品の方法や条件は異なります。特に後者は、出品者ごとに配送料や支払い方法、商品の状態(新品、中古等)などが異なるので、返品・交換の条件や手順が統一されていません。まずは以下を参考に、返品したい商品のページから発送元を特定しましょう。
Amazon.co.jpが販売する商品の場合

Amazon.co.jpが販売・発送する商品

Amazonマーケットプレイスの出品者が販売し、Amazon.co.jpが発送する商品
出荷元と販売元の両方が「Amazon」と記載されている、あるいは「この商品は、Amazon.co.jpが販売、発送します。」と記載されている商品は、返品のルールや条件が統一されています。期限内であれば、本記事で紹介する手順で簡単に返品の申請ができる仕組みです。
また、出荷元が「Amazon」、販売元がAmazonマーケットプレイスの出品者である商品であっても、一部(Amazonプライム配送特典の対象商品など)はAmazon.co.jp発送の商品と同じルールで返品できるようです。
Amazonマーケットプレイスの出品者が販売する商品の場合

Amazonマーケットプレイスの出品者が販売・発送する商品
出荷元と販売元の両方に「Amazon」以外の業者名が記載されている、あるいは「この商品は、○○(出品者名)が販売、発送します。」と記載された商品は、Amazonマーケットプレイスの出品者が販売する商品です。
出品者の多くはAmazon.co.jp発送のケースと同等の返品・交換の条件を設定していますが、一部の出品者は独自の返品・交換の条件を設定しています。商品ページで出品者名をタップし、「返品・保証・払い戻し」などの項目を確認の上、返品手続きをおこなってください。
商品が到着後30日以内であるか

続いて重要になるのが、商品が到着してからの経過日数です。Amazon.co.jp発送の商品は、基本的に30日以内に返品手続きの申請・対象物の発送をしなければならないルールになっています。
商品が到着後30日を経過した場合は、理由にかかわらず返品・交換できないので注意しましょう。


注文履歴から返品したい商品を選択
商品の返品期限は簡単に確認できます。Amazon.co.jpのトップページを開いてアカウントタブから[注文履歴]に進み、任意の商品を選択しましょう。

商品のページに[返品商品]や[商品の返品]などのボタンが表示されていれば、返品期限内(商品が到着後30日以内)の商品だと判断できます。

期限を過ぎている場合はこれらのボタンが表示されず、注文情報のみが表示されます。
未使用かつ未開封であるか(開封済みなら返金額が50%減額)

購入者の都合で返品する場合、未使用かつ未開封なら商品代金(税込)から返送料を差し引いた金額が返金されますが、開封済なら返金額が50%減額されてしまいます(商品の不備など購入者都合でない場合は開封済みでも全額返金されます)。
「商品タグを外す」あるいは「部品のビニール包装を開封する」といった程度でも開封済みとみなされてしまうので注意してください。
- メーカー既成の梱包を開封してある、または破損している
- 商品を意図的に破損させるような再梱包がしてある
- 商品タグが外されている
- 部品のビニール包装が開封されている
- ケーブルを固定するワイヤーなどが外されている
- その他、商品自体に使用された形跡がある
ただし、服やファッション小物、シューズ、バッグ、30万円(税込)未満の腕時計やジュエリーなどは、試着後の返品が可能な場合があります。
試着をしてサイズが合わなかったり、色やデザインがイメージしていたものと違っていたりする場合には、配送料・手数料などを除いた商品代金の返金、もしくは別サイズのものと交換ができるようです(タグが外れていなかった場合)。
Amazonが定める「返品・交換ができない品」に該当していないか

Amazonではほとんどの場合で返品・交換を受け付けてもらえますが、例外として返品・交換ができない商品が定められています。返品する前に、該当しないかを確認しておきましょう。
特に、購入者都合で返品する場合に限って返品できないと指定されている商品が多くあります。
- 使用済みまたは開封済みの消耗品
- 生花・植物
- 雑誌
- 書籍(本の帯の損傷や、帯がないことによる理由での交換も不可)
- ペット用品(生き物、ペット用の飲食物およびサプリメント)
- ドラッグストア・ビューティー(医薬品、医薬部外品、化粧品、サプリメント、医療機器)
- 食品・飲料・お酒
- トレーディングカード
- 材木、大型の木製建築資材、発動機付き商品などのDIY・工具用品
- 原動機付き自転車、自動二輪車、カーバッテリー、バイクバッテリー
- 30万円(税込)以上の開封済み商品
- Apple製品
- フィギュア、プラモデル・模型、ミニ四駆・スロットカー、ラジコン、鉄道模型、エアガン・モデルガン、コレクションカー、食玩
- ASUS・ソニー・シャオミのスマートフォン製品
- 金庫
- Amazonギフトカード
- イベントチケット、サービスチケット、プリペイドカードその他プリペイド式商品
- 代金引換で注文された商品
- 携帯決済で注文された商品
- 在庫切れの商品
- バーゲンブック
- 大型家具・家電サービスおまかせサービス(HB)の商品
- Audibleのオーディオブックなど音声デジタルコンテンツ
購入者都合の返品は送料が自己負担になる(着払い不可)

注文した商品と違う商品が届くなどのトラブルや、商品の故障や破損などの不具合などがあった場合は、無条件で商品代金(税込)や配送料、手数料、ギフトラッピング料を全額返金、または同一商品と交換してもらえます。この場合、返品の送料は着払い(Amazon負担)での返送が可能です。
一方、「間違って注文してしまった」「モデルが違った」「購入したけれどやっぱりいらなかった」など購入者都合で返品する場合、開封状況によって返金額が減額されたり、返品の送料を購入者が負担しなければならなかったりと、条件面が厳しく設定されているので注意が必要です。
購入者都合の返品は、送料が元払い(購入者の自己負担)となり、着払いはできません。返金額から送料が差し引かれることになります。なお返送料は、発送元の住所、返品する商品の体積や重さ、利用する配送業者などによって異なります。
Amazonの返品に関してよくある疑問と答え
梱包はどうすればいい?
なるべく商品が届いた時と同じ状態に梱包するようにしましょう。

ダンボールなどの資材に商品を入れ、緩衝材(新聞紙等)を詰めて、ガムテープで封をします。商品がビニール袋に入っていた場合には、ビニール袋に入れ、梱包材、タグや説明書なども一緒に梱包してください。商品が入っていたAmazonのダンボールが手元に残っていれば、それを使うのがベストです。
梱包のやり方については「絶対にこうしなければいけない」という決まりはありません。Amazon特有のルールはないので、一般的なやり方で大丈夫です。不安であれば近所のヤマト運輸営業所などに相談するとよいでしょう。
梱包資材にお金をかけてよいのであれば、宅配業者等やコンビニで購入することもできます。コンビニで売っているメルカリ向けの梱包資材を使っても問題ありません。
返品受付IDなどを印刷するためにプリンターが必要?
印刷は不要なので、プリンターも不要です。
2024年3月現在、返品受付IDラベルなどの印刷は必須ではありません。QRコードに対応した返品方法であれば、ラベル自体が不要だからです。
QRコードに対応しない返品方法の場合でも
- 返品受付IDを手書きした紙
- 「sp」で始まる番号が付いているバーコードラベル
- バーコードやお問い合わせ伝票番号が印刷された送り状ラベル
- 納品書
などで代用できるので、プリンターでわざわざ印刷せずに済みます。

印刷をした紙ではなくても、画像のように英数字のIDを手書きした紙を同梱すればOK

「sp」から始まるバーコードラベル

お問い合わせ伝票番号
送料は無料になる?
自己都合ではない返品の場合、返送料が無料(着払い)になる可能性があります。
送られてきた商品が不良品だったり、壊れていたりした場合など、着払いで返送できることがあります。Amazonのヘルプページには、着払いでの返送として以下のケースが挙げられています。
- 不良品または破損品の場合。
- 服&ファッション小物、シューズ&バッグストアの商品のうち、Amazon.co.jpが発送した商品(受注生産品を除く)の場合。商品をお試しになった場合でも、商品到着後30日以内であれば、着払いでの返品を承ります。
- 時計&ジュエリーストアからAmazon.co.jpが発送した商品で、30万円(税込)未満の商品の場合。商品到着後30日以内であれば、着払いでの返品を承ります。
- 「元払いによるご返送」に該当する商品と、「着払いによるご返送」に該当する商品を同梱する場合。
なお、送料が無料になるかどうかは個別具体的なケースごとの判断になることもあるようです。
筆者は以前、不良品・破損品ではないものの、製品の品質に不安があるという理由で開封済みの商品を返品した経験がありますが、その際は送料無料で全額が返金されました。
「着払い」と「元払い」のどちらにすべき?
よくわからなければ「着払い」にする。
返品方法によっては、「着払い」と「元払い」のどちらで返送するかをユーザー自身が選ぶことになります。
いずれかの判断が付かなければ「着払い」で返送して構いません。Amazon側が元払いだと判断すれば返金額から送料が差し引かれます。
返金までの日数・返金方法は?
購入時の支払い方法によって返金に要する日数や返金方法が異なります
購入時の支払い方法 | 返金までの日数 | 返金の方法 |
---|---|---|
クレジットカード | 返送品を受領後、1〜3日程度 | Amazonギフトカードでの返金、または購入時と同じクレジットカードへの返金 |
代金引換 | 返送品を受領後、1〜3週間程度 | Amazonギフトカード |
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い | 返送品を受領後、1〜3日程度 | Amazonギフトカード |
携帯決済 | 返送品を受領後、1〜3日程度 | Amazonギフトカード、または携帯決済サービス事業者経由での返金 |
あと払い(Paidy) | 返送品を受領後、1〜3日程度 | Paidy経由での返金 |
PayPay | 返送品を受領後、1日程度 | PayPay経由での返金 |
Amazonギフト券 | 返送品を受領後、1〜2日程度 | Amazonギフトカード残高に戻る |
Amazonポイント | 返送品を受領後、1〜3日程度 | Amazonポイント残高に戻る |
パートナーポイントプログラム | 返送品を受領後、3〜5日程度 | Oki Doki ポイント (JCB) の残高に戻る |