Amazonには、商品をラッピングして相手に直接届けてくれるギフトサービスがあります。「遠方に住んでいる人にプレゼントを贈りたい」「対面で渡せるタイミングがない」といった場合に便利でしょう。
とはいえ、ギフト設定をはじめて利用する場合、どのような仕様で相手に届けられるのか不安に感じる人は多いはず。
そこで本記事では、実際にAmazonのギフトラッピングを利用して商品を注文。どのような形で相手の手に届くか詳しくレビューしています。注文の手順や利用する際の注意点も解説しているので参考にしてください。
商品がどんな状態で届くのかを詳しくレビュー
さっそく、実際にAmazonでギフト注文(ギフトラッピング)をした商品がどんな状態で届くのか詳しく紹介します。
なお、今回筆者が注文した商品のラッピング代は税込354円でした。商品のサイズによっては314円の場合もあるようです。
配送ラベルに「このお届け物はギフト(贈物)です」と表示される

外箱はAmazonの通常の配送と同じダンボールで届きます。

配送ラベルには、「このお届け物はギフト(贈物)です」という表示とともに、分かりやすく贈り主の名前が印字されます。
ラッピングはキレイに施されていた

外箱を開けると、梱包材とラッピングされた商品が出てきます。

不織布素材の袋に商品が入っており、リボン・カードもしっかり付けられていました。雑貨店などで施してもらうラッピングに劣っている印象はありません。

ラッピングを解くと、ビニールに包まれ状態の商品が入っていました。

参考までに、なかの商品はこんな感じ。通常のAmazonで注文した際とほぼ同じ外装ですが、値札が付いていませんでした。
メッセージはカードと納品書に記載される

袋のギフトラッピングを選択した場合は、注文時のメッセージをカードに印刷して付けてくれます。気持ちを伝えづらいオンラインでのプレゼントでは、嬉しいサービスといえるでしょう。

また、納品書にも同様のメッセージが印字されます。袋のギフトラッピング以外(のしや無料のギフト注文)を選択した場合は、前述したメッセージカードが付かないので、メッセージが印字されるのはこの納品書のみです。
値札は付いておらず、納品書にも価格は記載されていなかった
プレゼント目的の場合、商品の値段があからさまに表示されてしまうのは避けたいところ。

その点、Amazonでギフト注文した場合は「出荷明細書」もしくは納品書が同梱されますが、商品の価格は記載されない仕様になっているようです。
また、筆者が注文した際は、中の商品にも値札は付いていませんでした。ただし、商品によっては値札が取り外せない場合もあるようです。
開封すると元の梱包が破損する可能性がある場合、商品は、値札が付いたままでのお届けとなることがあります。
ギフト設定で注文する手順
ここからは、Amazonでギフト注文する手順を注意点を踏まえながら解説していきます。
相手に贈りたい商品を選ぶ
まずは、Amazonにアクセスして贈りたい商品を選びましょう。なお、贈るものが決まっていない場合は、Amazonギフトストアから選ぶのがおすすめです。


Amazonギフトストアでは、「出産祝い」「スイーツ」「お酒」など、カテゴリーやシーンごとに最適な商品がまとめられています。また、欲しい商品を相手に選んでもらえる「カタログギフト」も取り扱っています。
ギフト注文で人気の商品をまとめたランキングも参考になるので、ぜひチェックしてみてください。
ショッピングカート画面で「ギフトとして送る」にチェックする
プレゼントしたい商品を選んだら、[カートに入れる]ボタンの下に「ギフトラッピングを利用できます」と表示されているか確認します。


確認できたら改めて[カートに入れる]をタップし、ショッピングカート画面に移動します。「ギフトとして送る」にチェックを入れ、[レジに進む]を押しましょう。
このとき、必ずカート内にプレゼントしたい商品だけが入っているようにしてください。複数の商品を1つのラッピングにまとめることはできません。
ラッピングの種類を選択してメッセージを記入
ギフト包装の選択画面が表示されます。ギフトメッセージの入力欄に、91字以内で自由にメッセージを入力しましょう。

「差出人」の部分にはデフォルトでAmazonへの登録名が表記されますが、ニックネームや愛称に変えられます。ただし、特殊文字は文字化けするため、使用しないでください。
メッセージを入力したら、ラッピングの種類・色を選びます。「袋のラッピング(税込354円)」と「のしシール(同157円)」の2種類が用意されています。
発送方法・配達日時を選択する

ギフト注文した商品の配送日時を設定します。相手の住所に直接送る場合は、相手の環境(宅配ボックスの有無)や状況に合わせて、なるべく受け取りやすい日程・時間帯を指定しておくと親切でしょう。
届け先の住所を指定する



注文の確認画面が表示されます。相手の住所に直接郵送する場合は「お届け先住所」をタップ。
を押して、相手の住所を入力しましょう。もし住所入力を省略したい場合は、「ほしいものリスト」を相手に公開してもらい、リストから商品を注文すると便利です。詳しい手順は以下の記事を参照してください。
支払い方法を指定する(代金引換に注意)


再び注文の確認画面に戻ったら「支払い情報」の項目を確認します。
「代金引換(代引き)」に設定していると、プレゼントを受け取る相手が商品代を支払わなければなりません。当然プレゼントには不向きなので、相手の住所に直接送る場合は設定しないように注意しましょう。
またAmazonのヘルプでは、以下いずれかの支払い方法になっていると、配送ラベルおよび納品書に贈り主の名前が記載されないと案内されています。
ギフト指定商品の場合であっても、以下の場合には、配送ラベルと納品書に、ギフトの贈り主ではなくギフト受取人の氏名が印字されます。
- お支払い方法がコンビニエンスストア、ATM、インターネットバンキング、電子マネー払いまたは携帯決済の場合。
- 全額をAmazonギフト券で支払う場合。
- 全額をAmazonポイントで支払う場合。
もし相手に知らせずサプライズでプレゼントを送る場合、差出人不明の荷物が届くと相手が不審に思って受け取らない可能性があります。上記の支払い方法を選ぶ場合は、事前に届け先の相手に知らせておくのがおすすめです。
ギフト注文を確定する


再度、注文の確認画面で「お届け先の住所」と「支払い方法」をチェックしましょう。なお、「お支払い方法に基づいた住所」は自分の住所で構いません。

最後に、注文確定ボタンの下に「ギフトラッピング」と表示されていることを確認したうえで、
ボタンをタップすればOKです。