【2019年版】Kindle(キンドル)端末のおすすめは? 全3機種の比較と選び方【新Kindle/Paperwhite/Oasis】

2019-04-11 11:44
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【2019年版】Kindle(キンドル)端末のおすすめは? 全3機種の比較と選び方【新Kindle/Paperwhite/Oasis】

アマゾンの電子書籍リーダー、Kindle(キンドル)シリーズに最新機種「Kindle(Newモデル)」が登場しました。低価格で人気のKindle端末ですが、ディスプレイはスマホやタブレットのようなバックライトを搭載した液晶ではありません。電子ペーパーと呼ばれる反射型の液晶で、明るい場所では紙と同じように表示できます。つまり、ディスプレイが光っていないので目に優しいのです。

スマホやタブレットより、紙の本のほうが読みやすいという人も少なくないでしょう。読書の理解度を比較した実験では、紙に軍配が上がっている研究が数多く報告されています。紙に近い電子ペーパーは、読書に適しているといえそうです。

そんなKindleシリーズですが、スマホのように普段から製品をチェックしていないと、いざ購入する際にどのモデルを選べばよいか戸惑ってしまいます。そこで今回は、2019年4月時点で買える3機種を比較して選び方を紹介します。取り上げるのは「Kindle(Newモデル)」「Kindle Paperwhite」「Kindle Oasis」です。

Kindle(Newモデル)
Kindle Paperwhite
Kindle Oasis

本体サイズと重さ、質感などを比較

本体サイズを比べてみましょう。KindleとKindle Paperwhiteはほぼ同様のサイズです。Kindle Oasisだけがちょっと大きくなります。

今回は参考のためにiPhone XS Maxも並べてみましたが、スマホと比べるとずいぶん大きなことがわかります。ただし、かなり軽いので長時間手に持って読書をしても苦痛は感じません。

Kindle(Newモデル) Kindle Paperwhite Kindle Oasis
ディスプレイ 6インチ 6インチ 7インチ
サイズ 160×113×8.7mm 167×116×8.18mm 159×141×3.4〜8.3mm
重さ 174グラム 182〜191グラム 194グラム

比較的大きいKindle Oasisも、手に持ちやすいように本体の裏側がグリップしやすいデザインになっています。金属ボディの高級モデルで、手にしていて嬉しくなります。他の2モデルは樹脂製です。なおKindleのみ防水ではないため、お風呂やプールで読書はできません。

Kindle 選び方

本体サイズはスマホに比べるとどれも大きい。左上:Kindle、右上:Kindle Paperwhite、左下:iPhone XS Max、右下:Kindle Oasis

ディスプレイのサイズと表示バランスを比較

ディスプレイのサイズをチェックしてみましょう。同じ本体サイズならディスプレイは大きいほうがよいと思うかもしれません。しかし、電子書籍リーダーの場合はバランスが大事です。

小説など文字ばかりの本を読むときには、画面が大きすぎると文字を目で追うのが大変になります。とはいえ、Kindleシリーズなら頃合いのサイズなのでそんな心配はありません。たとえば10〜11インチのiPadで小説を読むと、画面が大きすぎると感じる人もいるでしょう。

KindleとKindle Paperwhiteの画面サイズは同じです。Kindle Oasisだけが1インチ大きくなっています。マンガを読むには、Kindle Oasisのほうがサイズが大きく快適です。特に、本体を横にしてマンガを見開き表示にする際には、Kindle Oasisの画面の大きさが嬉しく感じるはずです。

Kindle 選び方

左からKindle Paperwhite、Kindle、Kindle Oasis。文字サイズを「コンパクト」にして比較した。Kindle Oasisの情報量の多さが光る

Kindle 選び方

同じくマンガを表示。Kindle Oasisは表示が一回り大きくなる ©タイトル:ブラックジャックによろしく、著作者名:佐藤秀峰、サイト名:漫画 on web

画質とライト(見やすさ)を比較

Kindle PaperwhiteとKindle Oasisは300ppiの高解像度モデルです。文字もくっきりと美しく表示できます。Kindleは167ppiと解像度がやや落ちます。並べて比較すると文字のキレが違いますし、マンガなどの絵も美しさに少々違いがあります。

とはいえ横に並べて比べなければ、それほど違いを感じることはないでしょう。普通に小説を読むならKindleでも十分だと感じる人が多いはずです。また、Kindleシリーズはフロントライトという形で、LEDライトで電子ペーパーを照らして暗い部屋でも快適に読書ができます。

今回、最も廉価のKindleもフロントライトを搭載したのが大きなトピックです。フロントライトの数には違いがあり、Kindleは4つ、Kindle Paperwhiteは5つ、Kindle Oasisは12個になります。暗い部屋で撮影して見ると、Kindle Oasisはとても明るく均一な光り方だとわかります。さすがに高級モデルらしいところです。

日常的に暗いところで本を読むなら、Kindle Oasisで決まりですが、たまに暗い部屋で読む程度ならどれでも大丈夫でしょう。

Kindle 選び方

下がKindleで、上がKindle Paperwhite。文字のキレにやや差がある

KindleKindle 選び方
Kindle PaperwhiteKindle 選び方

しっかり比較すると文字の輪郭のキレが違っている

Kindle 選び方

絵を比較すると、Kindle Paperwhite(右)のほうが髪の毛のグラデーションが自然だ ©タイトル:ブラックジャックによろしく、著作者名:佐藤秀峰、サイト名:漫画 on web

Kindle 選び方

暗い部屋で撮影すると、左のKindle Oasisの明るさがよくわかる

Kindle 選び方

コネクターは全モデルmicroUSBだ

各機種の特徴と容量・価格などを確認

各機種の違いと知っておきたいポイントを紹介します。それぞれ「広告付き」や「データ通信(無料4G/3G)付き」のモデルが用意されています(Kindleのみデータ通信付きモデルのラインナップなし)。

広告付きモデルとは、たまにバナーや全画面の広告が表示される製品です。その分、価格が安くなっています。毎日のように本を読む人には、広告がうっとうしいと感じるので、広告なしモデルをおすすめします。とにかく少しでも安く買いたいなら、妥協して広告つきでもよいでしょう。

またデータ通信の付いているモデルは、出先で本をダウンロードする際にもWi-Fiにつなぐ必要がありません。データ通信にかかる費用はAmazonが負担するので、月々の支払いはないのがメリットです。出先で頻繁に本を読むユーザーには魅力的です。

Kindle(Newモデル)

Kindle 選び方

2019年4月10日発売の最新モデルです。最も安価なタイプで電子ブック入門に向いています。ただしストレージの容量は4GBのみなので、マンガなど容量の大きくなる本をたくさん読むのには向きません。また、防水ではないのも欠点です。

  • 広告なし:1万980円
  • 広告付き:8980円

Kindle 選び方

Kindleはシンプルなモデルで小さいので、カバンにもすっきり収まる

Kindle 選び方

奥のKindleは画面の縁(フチ)が樹脂製。手前のKindle Paperwhiteはフチまでガラスで一体化しているのでデザインも高級感がある

Kindle(Newモデル)

Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)

Kindle 選び方

防水機能も搭載するモデルで、データ通信(無料4G)付きタイプも選べます。価格も比較的手ごろなので、いま一番のおすすめです。

容量は32GBと8GBを選べますが、小説やビジネス書が中心なら8GBでよいでしょう。マンガをたくさん持ち歩きたいなら、32GBモデルを買っておくと安心です。機能と容量の組み合わせは一部に限られています。たとえば、広告付きのWi-Fi+無料4Gモデルは選べません。

Kindle Paperwhiteの価格
Wi-Fiのみ Wi-Fi+無料4G
8GB(広告付き) 1万3980円 -
8GB 1万5980円 -
32GB(広告付き) 1万5980円 -
32GB 1万7980円 2万2980円

Kindle 選び方

迷ったらおすすめのKindle Paperwhite

Kindle Paperwhite

Kindle Oasis(キンドルオアシス)

Kindle 選び方

7インチのディスプレイを採用する最上位モデルです。本体にはハードウェアボタンが搭載されいて、ページめくりがとても快適です。片手で本を読み続けるには画面をいちいちタッチしなくてもよいのが大きなメリットです。ただし、いきなり買うのには価格が高く、すでにKindleを持っている人の買い換え向きです。

最上位モデルなのですが、残念ながらデータ通信は3Gになります。モデルが新しいKindle Paperwhiteは4Gなので、ずいぶん違います。遠くない将来、4Gモデルが登場するかもしれないと思うと、やや手を出しづらいでしょう。ただし、漫画を読むなら画面が大きくて見やすく、最良の製品です。

Kindle Oasis
Wi-Fiのみ Wi-Fi+無料3G
8GB(広告付き) 2万9980円 -
8GB 3万1980円 -
32GB(広告付き) 3万2980円 -
32GB 3万4980円 4万980円

Kindle 選び方

スペックの高さよりも読みやすい機能がおすすめのKindle Oasis

Kindle Oasis

まとめ

ズバリ、おすすめはKindle Paperwhiteです。マンガを読むなら32GB、小説中心なら8GBでよいでしょう。特にKindle Unlimitedに加入して読み放題サービスを使いたいなら、雑誌を大量にダウンロードする可能性も踏まえて、32GBモデルを買っておくと安心です。できれば広告なしの製品をおすすめします。小説やマンガが好きな人は、自分で思っている以上にKindleにハマるはず。いちいち広告が表示されるとかなり邪魔に感じるのです。

とにかく予算を抑えて電子書籍を楽しみたいなら、Kindleでも十分です。4GBと聞くとかなり容量が少なく思いますが、小説なら数千冊は入ります。一般的な書籍は1冊あたり500KB、マンガは40MB程度の容量です。ただし、お風呂で使えないことには注意してください。

予算に余裕があって快適に電子書籍を読むなら、Kindle Oasisも良い選択です。何より素晴らしいのが片手でサクサク読めるボタンが付いていることです。お風呂やプールサイドでも読書を楽しめます。本当の読書好きなら、奮発する価値があります。

構成・文:戸田覚

編集:アプリオ編集部