シェアサイクルサービス おすすめ鉄板まとめ【iPhone/Android】

シェアサイクルサービス おすすめ鉄板まとめ【iPhone/Android】

シェアサイクルサービスは、自転車をレンタル(シェアリング)できるサービスです。「自転車を持っていないけど急きょ必要になった」「出張先や旅行先で少し離れた場所へ行くのに自転車を利用したい」といったシーンでは、シェアサイクルサービスを利用するのが便利でしょう。

事前にアプリやWebから自転車を予約すると、「ポート」と呼ばれる専用の駐輪場に停まっている自転車を利用できるようになり、利用時間に応じて料金が発生する仕組みとなっています。

本記事では、おすすめのシェアサイクルサービスを4つ紹介します。

自転車保有台数は業界トップクラス、料金体系もわかりやすいシェアサイクルサービス「ドコモ・バイクシェア」

自転車保有台数は業界トップクラス、料金体系もわかりやすいシェアサイクルサービス「ドコモ・バイクシェア」

「ドコモ・バイクシェア」は、NTTドコモの子会社が運営しているシェアサイクルサービスです。自転車台数は8400台、ポート数は840箇所と業界トップクラスのシェアを誇り、東京、埼玉、神奈川、札幌、静岡、名古屋、京都、大阪、福岡、沖縄などほぼ全国各地で利用できます。

東京都の場合は、都内11区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、大田区、渋谷区、目黒区、練馬区)の自治体と連携。練馬区以外の10区内であれば区をまたいでの貸し借りが可能なので、好きな場所で乗り捨てることができます(練馬区は練馬区内での貸し借りのみ)。

おすすめポイント
  • 料金形態はニーズに合わせて3種類から選べる
  • アプリを使えば利用可能台数や電動アシスト自転車の状況が一目で分かる
  • 説明書付きで操作方法がわかりやすい

【おすすめシェアサイクルサービス】ドコモ・バイクシェア

千代田区で利用した場合の料金。他の地域でもほぼ同じ料金形態をしている Image:千代田区公式サイト

ドコモ・バイクシェアは、ニーズに合わせて3種類の料金形態から選べるのがポイントです。ちょっと利用したい人向に数十分単位で利用できる「1回会員」、頻繁に利用する人向けの「月額会員」、観光などにオススメの「1日パス」などが用意されています。

【おすすめシェアサイクルサービス】ドコモ・バイクシェア【おすすめシェアサイクルサービス】ドコモ・バイクシェア【おすすめシェアサイクルサービス】ドコモ・バイクシェア

左:専用アプリから自転車の利用状況を確認中:貸出可能な自転車の台数や返却可能数などを確認右:電動アシスト付き自転車のバッテリー残量を確認

専用アプリでは、自転車の利用可能台数や電動アシスト付き自転車のバッテリーの残量などが地図から一目で分かるので、ポートを探すのが簡単です。専用アプリはdアカウントがあればすぐに利用を開始できます。

自転車を予約したら指定したポートへ行き、アプリに表示された自転車番号を頼りに自転車を探して、自転車のサドルの下に設置してある機械にパスコードを入力すれば乗り始められます。利用方法は自転車後輪のカバー部分に記載されているので、これを見ながら操作すればOKです。

アプリ「ドコモ・バイクシェア - バイクシェアサービス」をダウンロード
ドコモ・バイクシェア - バイクシェアサービス

料金は都内最安値、かんたん操作でスムーズに自転車をレンタルできる「PiPPA」

料金は都内最安値、かんたん操作でスムーズに自転車をレンタルできる「PiPPA」

「PiPPA」(ピッパ)は、IoT製品の開発・運営を行っているオーシャンブルースマート(東京・板橋)が運営しているシェアサイクルサービスです。東京の豊島区や板橋区を中心に展開していますが、北区や京都、宮崎、和歌山(有田)などの一部エリアでも利用可能です。

おすすめポイント
  • バッテリー残量の心配がない独自の自転車を採用
  • 料金は都内最安値で、モバイルSuicaやLINE payが使える
  • 感覚的に操作でき、QRコードを読み込んでパッと乗れる

【おすすめシェアサイクルサービス】PiPPA

一時利用の料金体系。他のサービスと比べても料金はかなり抑えてある

料金は30分で100円で、東京エリアに限り延長30分につき50円で利用できます。都内で利用できるシェアリングサービスでは最安値といえるでしょう。他にもデイパス(1日パス)は東京なら24時間で300円とかなりお得な料金体系となっています。

【おすすめシェアサイクルサービス】PiPPA【おすすめシェアサイクルサービス】PiPPA【おすすめシェアサイクルサービス】PiPPA

左:事前に残高チャージが必要中:アプリで[QR開錠]をタップし、自転車に貼り付けてあるQRコードを読み取る右:アプリで返却ポートを探して利用を終了する

他のサービスと違うのは、料金が前払い制であることです。クレジットカードやLINE Payなどで事前チャージが必要となります。

自転車をレンタルするには、アプリのトップ画面下部に[QR開錠]というボタンがあるのでタップし、QRコードの読み取り画面を立ち上げて自転車のサドルの下にあるQRコードを読み取るだけです。

返却する際は、返却可能台数に空きがあるポートに自転車を戻し、アプリで利用を終了させるだけです。一時駐輪もできますが、一時駐輪中も料金は発生し続けるので注意してください。

1アカウントで4台までレンタル可能、東京だけでなく全国に展開するシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」

1アカウントで4台までレンタル可能、東京だけでなく全国に展開するシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」

「HELLO CYCLING」(ハローサイクリング)は、ソフトバンクグループのOpenStreetが運営しているシェアサイクルサービスです。2016年11月に提供を開始しており、東京23区すべてにポートがあります。そのほかにも調布市や府中市、八王子市などを含め、全国各地にも幅広く設置されているのが特徴です。

おすすめポイント
  • ログイン・決済方法が豊富で料金の計算もわかりやすい
  • 1アカウントで4台まで予約可能
  • きれいな自転車で快適に利用できる

【おすすめシェアサイクルサービス】HELLO CYCLING【おすすめシェアサイクルサービス】HELLO CYCLING【おすすめシェアサイクルサービス】HELLO CYCLING

左:アプリでポートを探して予約中:都内なら料金は15分で70円。電動アシスト自転車のバッテリーも確認できる右:画面に表示された暗証番号を入力すると開錠される

標準的な料金は、都内であれば15分の利用で70円(15分ごとに加算)、12時間で1000円です。15分単位で加算されていく明瞭な料金体系です(地域によって価格帯は異なる)。

HELLO CYCLINGが他のシェアサイクルサービスと違うのは、1つのアカウントで4台までの自転車を予約できることです。たとえばアカウントを持っている人が4台予約し、家族や友達と一緒に利用できるようになるわけです。

操作方法も簡単で、画面に表示された指示に従って進めていけばOK。予約をしたらポートへ行き、番号を確認して予約した自転車を探します。自転車のハンドル付近に設置してある画面を操作して開錠手続きをします。

返却方法はポートで自転車の写真を撮るだけ、先進的なシェアサイクルサービス「LUUP」

返却方法はポートで自転車の写真を撮るだけ、先進的なシェアサイクルサービス「LUUP」

「LUUP」(ループ)は、2020年5月25日から渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の6エリアの一部で展開し始めている新しいシェアリングサイクルサービスです。現在はiOS版のアプリがリリースされていますが、Androidは未対応。ポート数は100箇所以上設置されており、都内を中心とした移動手段に便利です。

おすすめポイント
  • ポート情報が写真付きでわかりやすい
  • 位置情報オンで現在地把握もラクラク
  • QRコードで解錠し、写真を撮影して返却する先進的なレンタル方法

【おすすめシェアサイクルサービス】LUUP【おすすめシェアサイクルサービス】LUUP【おすすめシェアサイクルサービス】LUUP

左:アプリのマップからポートを探す中:利用できる自転車の台数を確認して予約。写真付きなのでポートを探しやすい右:返却方法は、ポートと自転車の写真を撮影するだけ

LUUPは初乗り10分が100円、それ以降は1分15円で利用できます。嬉しいのが、ポート情報が写真付きで確認できること。LUUPの場合は角度違いなどで2〜3点の写真がアップされているので、場所のイメージが付きやすく、ポートを見つけやすくなっています。

自転車を予約する再は、アプリ内のポート台数表示からポートに小型電動アシスト自転車があることを確認し、ポートに向かいます。カメラを起動してQRコードを読み取り、目的地ポートを選択して返却場所を予約すれば乗車できるようになります。

他のサービスと違うのが、返却方法です。目的地ポートに到着したら鍵をかけ、返却時の写真を送信すると決済が完了します。

2020年10月26日には大手町や丸の内、有楽町などでキックボードを利用した実証実験が開始されています。最先端のモビリティーを試したいという人にもオススメのサービスです。

アプリ「LUUP」をダウンロード
LUUP
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