Androidスマホの機種変更で「モバイルPASMO」を移行する(引き継ぐ)方法

Androidスマホの機種変更で「モバイルPASMO」を移行する方法

スマホで列車やバスなどの運賃の支払いや定期券の購入、買い物などに利用できる「モバイルPASMO(パスモ)」。ただ、機種変更をするときには、個別にモバイルPASMOのデータ移行手続きをしなければなりません。

本記事では、Androidスマホ間で機種変更をする際に、モバイルPASMOのデータを引き継ぐ方法を解説します。

Androidスマホの機種変更で「Suica」を移行する方法 残高などを新端末に引き継ぐ手順

モバイルPASMOを移行する際の流れと注意点

Android スマホ 機種変更 モバイルPASMO データ移行

AndroidスマホにおけるモバイルPASMOの引き継ぎは、(1) 旧端末で登録した会員情報や定期券やチャージ残高などの情報を一旦センターサーバーに預けておき、(2) 機種変更後にそのデータをサーバーから新端末に取り込む、という流れになります。

その前提として、機種変更後の新端末がモバイルPASMOに対応しているかどうか(引き継げる機種なのかどうか)も重要です。

必要なら記名PASMOにしておく

モバイルPASMOを使用中のスマホを機種変更をしたり故障や修理に出したりする場合は、事前に使用中の端末からモバイルPASMOの機種変更操作をする必要があります。機種変更は記名PASMO、無記名PASMOの両方で手続きが可能です。

もしスマホを機種変更した後で、モバイルPASMOの手続きを忘れていたことに気づいた際は、モバイルPASMO公式サイトまたはモバイルPASMOサポートセンターで再発行の手続きがおこなえます(手数料はかかりません)。

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モバイルPASMOアプリで[入金(チャージ)]→[会員登録]と進み、画面に従って個人情報を登録すれば記名PASMOにアップグレードできる

ただし、再発行ができるのは記名PASMOのみ。無記名PASMOは再発行手続きができないので、不安な場合は事前に記名PASMOにアップグレードしておきましょう。記名PASMOには無料でアップグレードすることができます。

対応機種を確認する(モバイルSuicaとの併用に注意)

機種変更後もモバイルPASMOを利用したい場合は、モバイルPASMOに対応した端末を購入する必要があります。基本的に、Android 6.0以上で最新版のおサイフケータイアプリがインストールされている端末なら利用可能です。また、iPhoneには対応していません(2020年12月までにApple Payに対応予定)。

注意したいのが、モバイルSuicaとモバイルPASMOを併用して使いたい場合です。併用が可能な端末を購入する必要がありますが、対応端末はXperia 1/5/8/10 Ⅱ/1 Ⅱ、AQUOS R 5G、Pixel 4/4 XL、Android One S6の9機種となっています(2020年8月3日時点)。

モバイルSuica・PASMO対応機種一覧(PDF)

手続き可能な時間を確認する

各種サービス対応時間
サービス内容 利用可能時間
入会 4:00~翌2:00
会員情報の変更 4:00~翌2:00
現金での入金 24時間
クレジットカードでの入金(チャージ) 4:00~翌2:00
オートチャージ(申込/変更/停止) 4:00~翌2:00
残額履歴やご利用明細等の確認 アプリ・パソコン(最大100件):5:00~翌0:50
駅務機器・バス機器:駅・バス窓口営業時間中
購入(新規・継続購入) 5:00~23:45
区間や種類の変更 5:00~23:45
払いもどし 5:00~23:45
通学定期券予約手続き(パソコンのみ可能) 5:00~23:45
バスIC一日乗車券の発売 バス営業時間中
バス利用特典サービス情報の表示 4:00~翌2:00
再発行手続き 5:00~翌0:50
モバイルPASMO端末の機種変更手続き 5:00~翌0:50
退会手続き 5:00~23:45
サポート(自動対応) 24時間
サポート(有人対応) 9:00~20:00

モバイルPASMOは、サービス提供時間が設定されています。時間外ではサイトにつながらず手続きができなくなるので、事前に対応時間を確認して機種変更をする前に手続きをするようにしましょう。ちなみに、機種変更の場合は朝5:00から翌日の0:50までです。その他のサービスにも対応時間があるので、機種変更前に済ませたい手続きがあれば時間内に終わらせておきましょう。

機種変更前:旧端末でPASMOのデータを預ける手順

利用中の旧端末では、モバイルPASMOアプリとおサイフケータイアプリで機種変更の手続きをおこないます。前述のとおり、モバイルPASMOのアプリ内情報を一時的にサービス事業者のセンターサーバに移します。

1モバイルPASMOアプリで「機種変更」の項目を開く

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モバイルPASMOアプリを起動し、左上にある人のマークから「アカウント設定」メニューを開きます。[機種変更」を選択してください。

2自動的に「おサイフケータイ」アプリが起動する

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[機種変更・メインカード設定はこちら]をタップすると、「おサイフケータイ」アプリが起動するので、画面下にある[カードを預ける(機種変更)]を選択します。

3PASMOの情報をサーバーにアップロードする

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「メインカードを預けますか?」というメッセージが表示されるので[はい]をタップ。再度「カードを預ける」の確認画面が表示されたら[預ける]を選択します。

画面の注意喚起にもあるように、機種変更後のスマホで表示された(旧端末で利用中の)Googleアカウントによる連携が必要になります。

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しばらくするとPASMOのデータがアップロードされ、センターサーバーに情報が移ります。これで準備は完了です。

機種変更後:新端末でPASMOのデータを取り込む手順

機種変更して新しい端末が手元に用意できたら、サーバーに預けていたモバイルPASMOのデータを受け取ります。新端末は、機種変更前と同じGoogleアカウントで連携している必要があります。

1新端末で「おサイフケータイ」アプリを起動する

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新しいスマホの「おサイフケータイ」アプリを起動して「マイサービス」タブを開きます。

[モバイルPASMO]を選択すると、預けているモバイルPASMOが表示されます。内容を確認して[受け取る]をタップしてください。

2PASMOのデータをサーバーから受け取る

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しばらくすると、サーバーからデータのダウンロードが完了し、新しいスマホでも旧端末で利用していたままのモバイルPASMOが使えるようになります。

通常、旧端末のデータはそのまま引き継がれているので、オートチャージなどの設定も改めておこなう必要はありません。

アプリ「モバイルPASMO」をダウンロード
モバイルPASMO

構成・文:吉成早紀

編集:アプリオ編集部