Amazonで商品を探そうとしたときに、聞いたことのないメーカーや怪しげな出品者からの商品がたくさん出てきて困った経験はないでしょうか。こういった商品は相場よりも安い場合もありますが、すぐ壊れてしまうなど品質面に問題があるケースもあるようです。
そこで本記事では、Amazonの検索結果から怪しげな出品者を除外して、Amazon.co.jpが出品している商品のみに絞り込む方法をスマホアプリ、Webブラウザに分けてそれぞれ紹介します。
商品の出品者がAmazon.co.jpになるよう絞り込む
かつてはAmazonで「充電器」や「イヤホン」といったキーワードだけで検索しても、国内外の信頼できるメーカーの商品がヒットしました。
しかし、近年ましになってきたとは言え、単にキーワードで検索するだけだと怪しげな商品が数多く出てきてしまい、まともな商品を探すだけでも一苦労です。検索結果に「進化版」「改善型」といった文句がズラッと並んで、げんなりした経験があるのは筆者だけではないでしょう。

ブランド別の絞り込みは可能だが……
Amazonの検索結果では、ブランドやメーカーを選択して絞り込むこともできますが、複数のメーカーの商品を横断的に比べたい人や、希望のメーカーが特に決まっていない人には向きません。
そこで試したいのが、信頼できる出品者(販売元)の絞り込みです。Amazon.co.jp以外が販売する商品は検索結果から除外されるため、怪しげな出品者による商品たちが検索結果を邪魔することはなくなります。
Amazonによる大規模セールのときなどにも非常に有用な方法なので、活用すれば効率的に良い商品を見つけられるようになるでしょう。
Amazonの検索結果で出品者を絞り込む方法
Amazonで出品者をAmazon.co.jpに絞り込む方法は手軽にできます。スマホアプリ、Webブラウザ、それぞれの手順を紹介します。
スマホアプリから絞り込む
Amazonのスマホアプリでは、検索結果からフィルターをかけて、絞り込みます。手順を解説します。
スマホアプリを開き、検索窓でキーワード検索をする

Amazonのスマホアプリを開いたら、上部の検索窓から探したい商品のキーワードを入力して検索をかけます。
絞り込みをタップして、カテゴリーを選択
![[絞り込み]をタップして、メニューを開く](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2022/01/26/th_amazon-how-to-narrow-down-search-results-17.jpg)


検索結果が表示されたら、右上の「絞り込み」をタップ。「カテゴリー」を探し、どういった商品なのかサブカテゴリー内から具体的なものを選択します。
出品者を「Amazon.co.jp」にする


サブカテゴリーを選んだら、絞り込みメニューの中に「出品者」が表示されます。大手家電量販店などが出てきますが、「Amazon.co.jp」をタップしましょう。
検索結果がAmazon.co.jp販売の商品だけになる

右下に「○件の結果を表示する」と出てくるので、そのボタンをタップすれば、先ほど検索したキーワードのまま、検索結果がAmazon.co.jpの販売する商品だけに変更されます。
Webブラウザから絞り込む
Webブラウザで絞り込む場合は、一度キーワード検索をおこない、検索結果の画面のURL末尾に「&emi=AN1VRQENFRJN5」の文字列を付け足して再度アクセスするだけです。手順を説明します。
ブラウザでAmazonにアクセスする

まずは、SafariやChromeなどのWebブラウザでAmazonサイトにアクセスします。
検索欄からキーワード検索をする


いつものように画面上部の検索欄からキーワード検索をおこないます。今回は「充電器」というキーワードで検索してみました。
通常のキーワード検索では、上の画像のように有象無象の出品者による怪しげな商品が検索結果に多数見られます。
アドレスバーの最後に「&emi=AN1VRQENFRJN5」を入力する


先ほどの検索結果の画面で、アドレスバーをタップします。アドレスバーへの入力画面に移るので、現在のURLの最後に「&emi=AN1VRQENFRJN5」を追加してください。少し長いため手入力ではなく、コピーしてペーストしたほうが簡単で打ち間違いの心配もないでしょう。
文字列を入力または貼り付けしたら、決定ボタンでページの再読み込みをしてください。
検索結果がAmazon.co.jp販売の商品だけになる

ページの再読み込みをすると、先ほど検索したキーワードのまま、検索結果がAmazon.co.jpの販売する商品だけに変更されます。
商品のメーカーを見るだけでも、「エレコム」や「BUFFALO」といった有名メーカーが並んでいるのが分かります。

試しに適当な商品を開いて見ると、出品者がAmazon.co.jpになっていることが確認できます。
配送オプションでプライム対象商品に絞り込む
商品を注文する時に配送オプションを「プライム対象商品」に絞り込むことも、怪しい業者を排除する一つの手です。注文したのに商品を発送しないといった、詐欺まがいの対応をする出品者(発送元)の商品を事前に除外できます。


やり方はとても簡単で、商品を検索した後に、左上に青文字で表示される「prime」横のスライドバーをタップしてオンにするだけ。
オンにすると、配送オプションが「プライム対象」に限定されるので、商品は確実にAmazonの配送センターから送られることになります。