Amazonは2019年3月28日、スピーカー非搭載型のスマートスピーカー「Echo Input」の国内販売を開始しました。価格は2980円(税込)で、Amazon.co.jpにて購入できます。
厚さ12.5mmのスリムかつシンプルなデザインである「Echo Input」の最大の特長は、スピーカーを搭載していないことです。スピーカーが搭載されていない以上、単体で使用することはできません。代わりになるのはユーザー手持ちのスピーカー。3.5mmオーディオケーブルまたはBluetoothで接続することにより、音声アシスタント「Alexa」を利用できる、いつものEchoデバイスとなります。Amazon Echoシリーズとしては初めて、Alexaが発する音声が外部スピーカーから再生されるように設計されたデバイスとなっています。
上から見た「Echo Input」
「Echo Input」は4つのマイクアレイを搭載。話しかけるだけで他のEchoシリーズのように質問に答えてくれたり、音量の調整、音楽の再生、ニュース・天気予報の読み上げ、Alexa対応スマートホームデバイスの操作などが可能となります。
そのほか、スピーカーを「Echo Input」に繋ぎ、新規または既存のマルチルームミュージックグループに追加すれば、グループ内のEchoデバイスや「Echo Input」に繋がれたスピーカーから同時に、家中で楽曲を再生することができます。
「Echo Input」のセットアップ方法
セットアップするには、まず「Echo Input」をコンセントに繋いで、Alexaアプリでインターネットに接続。3.5mmオーディオケーブルまたはBluetoothでスピーカーに接続すれば、話しかけるだけでAlexaを利用できます。
なお、Echo InputはWi-Fiスピーカーに非対応。Bluetooth接続はMac OS X デバイスおよび接続にPINコード入力が必要なデバイスには対応していません。また、Bluetooth接続の場合、現時点では音声通話および呼びかけ機能を利用できないとのことです。