ここしばらくAndroidアプリ開発に力を入れいるMicrosoftが、新たにホームアプリをリリースしようとしています。
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「Arrow Laucher」と名付けられたアプリは現在、プライベートベータ版としてGoogle+コミュニティにて限定的に公開されているとともに、ちょっと試してみたいだけのユーザー向けにAPKファイルも提供されています。
スワイプして切り替えられる画面数は3つ。ホーム画面「Apps」には最近使ったアプリと頻繁に使うアプリが表示され、左スワイプした画面「People」には最近連絡した相手と頻繁に連絡する人々にすぐに電話できる電話帳画面が現れます。また、面白いのがホームアプリにスタンドアロンのタスク管理機能を統合している点。右スワイプした画面「Notes & Reminders」では、ちょっとしたメモを追加してリマインドさせられるようになっており、簡単なタスク管理アプリとしても利用できます。
カスタマイズ性は皆無に等しく、変更できるのは壁紙とホットシートと呼ばれている下部ドック内のアプリだけ。ウィジェットも配置できません。デザインはすっきりしており、左右の画面ではすりガラス調のぼかし効果が加えられています。
スクロールインジケータの上に配置されている[∧]アイコンをタップまたはスワイプアップすると、ホットシートがスライド表示されます。お気に入りのアプリを追加しておけるほか、ここからも最近の連絡先にアクセス可能。
アプリドロワーでは、アプリがアルファベット順に整列しており、縦スクロールできます。
ホームアプリ界隈では、高度なカスタマイズ性を追求するタイプ(例:Nova Launcher)や簡単に着せ替えを楽しめるタイプ(例:buzzHOME)、ユーザーの置かれた状況(コンテクスト)に応じて表示を変更していくタイプ(例:Aviate Launcher)など、さまざまなホームアプリがリリースされています。Arrow Launcherは、上の3つの例には当てはまらないタイプのアプリとなっており、ユーザにできるだけ考えさせないことを指向するホームアプリとして企画されたという印象を受けます。