【調査】スマホゲーム利用状況と人気タイトルの課金率

MMD研究所は、スマートフォンゲームの利用実態や課金経験などに関する調査を実施し、その結果を公表した。

スマホゲーム利用状況と人気タイトル

本調査は、2013年8月8日~8月11日にかけてスマートフォンを所有している15歳~59歳の男女566人を対象に行われた。

まず、スマートフォン所有者566人におけるゲーム利用率は61.7%で、さらに利用者(N=349)の半数が毎日スマートフォンのゲームを起動している。

スマートフォンゲーム

1日の平均起動時間については、「10分~20分未満」が22.9%、次いで「5分~10分未満」が21.8%、「20分~30分未満」が18.9%、「1~5分未満」が13.5%となっており、ゲーム利用者の77.1%が1日のゲーム時間が30分未満だった。

スマートフォンゲーム

よく遊んでいるゲームアプリで最も多かった回答は「パズル&ドラゴンズ」(22.6%)、次いで「LINE POP」(21.2%)、「LINE バブル」(17.8%)となった。トップ10のうち、LINEが提供するゲームアプリは5つものタイトルがランクインした。

課金の経験と課金比率・額

スマートフォンゲーム

続いて、スマホゲームでの課金経験については22.1%の人が「課金経験がある」と回答課金経験者の1ヵ月の平均利用金額を尋ねたところ、20.8%の人が1ヵ月平均で3,000円以上課金していることがわかった。

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人気上位7タイトルを抜粋し、各タイトルの課金額および課金比率を集計したデータでは、課金者が占める割合が最も高かったのが67%の「神撃のバハムート」で、次いで「ぷよぷよ!!クエスト」(課金率54%)となった。

一方、課金額5,001円以上のユーザー比率が最も高いのが「LINE ウインドランナー」で、3,001円以上では「神撃のバハムート」となっている。

なお、これらの集計は母数が少ないため、実態とは多少の差異が生じている可能性があることに留意したい。