YouTubeプレミアムを解約する方法　無料期間中の解約や確認方法も解説

YouTube Premium（ユーチューブプレミアム）には、動画を広告なしで視聴できたりダウンロードしてオフライン再生できたりと、さまざまな特典が用意されており、通常は加入後1カ月間の無料お試し期間もあります。しかし、「あまり利用しないので退会したい」「無料お試し期間が終わる前に解約したい」という人もいるはず。

そこで本記事では、YouTubeプレミアムを解約する方法や注意点、解約が完了しているかどうか確認する方法を解説。さらに、メンバーシップを一時停止する方法や解約できないときの対処法なども紹介します。

YouTubeプレミアムを解約する際に、気をつけたいポイントについて解説します。

YouTubeプレミアムはどのタイミングで解約しても問題ありません。解約手続きを完了しても、請求期間終了までは有料メンバーシップ（有料プラン）の特典を利用し続けられます。

解約手続きが完了した途端に特典が使えなくなるわけではないため、解約の意思があるなら忘れる前に早めに手続きしておくことをおすすめします。

通常、YouTubeプレミアムには登録から1カ月間の無料お試し期間（無料トライアル）があります。無料お試し期間が終了すると自動的に有料メンバーシップに移行しますが、無料お試し期間内に解約手続きを済ませておけば、有料メンバーシップに移行することはありません。

無料お試し期間内に解約手続きを済ませた場合でも、無料お試し期間終了まで有料メンバーシップの特典を利用できます。ただし無料お試し期間が適用されるのは、原則初回のみ1人1回までとなっています。

YouTubeプレミアムを解約する方法は、端末や加入の仕方によって手順が異なるため、それぞれ解説します。また、PC（パソコン）などでウェブ経由のメンバーシップ登録をした場合の解約手順も紹介していきます。

iPhoneでは、YouTubeアプリからiTunesを通じて支払い方法を設定し、YouTubeプレミアムのメンバーシップに登録できます。本項目ではそれを前提に、YouTubeアプリ（iTunes経由）から解約手続きをおこなう手順を紹介します。

Androidスマホでは、YouTubeアプリからGoogle Playを通じて支払い方法を設定し、YouTubeプレミアムのメンバーシップに登録するケースが一般的です。本項目ではそれを前提に、YouTubeアプリから解約手続きをおこなう手順を紹介します。

YouTubeプレミアムは、パソコンやスマホのブラウザでウェブサイトから解約することも可能です。iPhoneからウェブ経由でメンバーシップ登録した人は、解約もウェブ経由でおこなう必要があります。

解約したはずなのになぜか請求が来る場合、解約したアカウントとは別のアカウントでYouTubeプレミアムを利用しているといったケースも考えられます。

解約手続きがきちんと完了しているかどうかは、アカウント管理の「購入とメンバーシップ」の画面でメンバーシップの欄に終了日が記載されていること、解約完了のメールが届いていることなどから確認できます。

解約の確認は、YouTubeの右上にあるアカウントアイコンをタップし、[購入とメンバーシップ]から解約手続き済みのメンバーシップ欄をチェックします。

「ご利用終了日」の箇所に日付が記載されていれば解約が完了しています。

解約手続き完了後は、解約確認メールが送信されます。[RESTART YOUR MEMBERSHIP]からサービスを再開することもできます。

YouTubeプレミアムには「解約」とは別に、メンバーシップの「一時停止」機能があります。これは、現在の請求期間終了後にメンバーシップを最大6カ月間休止することができ、料金も発生しなくなるというもの。ダウンロード済みの動画や音楽が保存されるのも特徴で、再開はいつでも可能です。

ここでは、YouTubeプレミアムで一時停止を利用する方法に加えて、注意したい点や再開方法についても解説します。

一時停止する前に押さえておきたいポイントは、以下の4点です。

厄介なのは、iPhoneからiTunes経由でYouTubeプレミアムの有料メンバーシップを登録した場合、一時停止は利用できない点です。iOSユーザーであっても、ウェブ上でメンバーシップ登録をしているなら、ウェブ経由で一時停止できます。

一時停止機能は、ダウンロード済みの動画や音楽が保持されたり、停止期間中にも解約手続きができたり、といったメリットがあります。今すぐ解約しようか決めきれないユーザーにとって便利な機能といえるでしょう。

前述の通り、iPhoneからiTunes経由で登録した場合は一時停止できないため、ここではAndroidスマホでYouTubeアプリから操作する手順のほか、PCやiPhoneによるウェブサイト経由の操作手順を解説します。

YouTubeアプリの右上にあるアカウントアイコンをタップし、[購入とメンバーシップ]から一時停止するメンバーシップを選択して操作します。

[無効にする]をタップし、確認画面で[一時停止する]を選択してください。

赤い点を左右にスライドして再開時期を決めたら（1カ月単位で最大6カ月後まで指定可能）、[メンバーシップを一時停止]をタップ。これで一時停止は完了です。

一時停止した日と、再開予定日を確認できます。

SafariやChromeなどのブラウザで、YouTubeのメンバーシップ設定画面にアクセスしてください。メンバーシップ設定画面が開けない場合は、YouTubeのホーム画面から「メニュー」→設定→アカウント→[購入とメンバーシップ]の順にタップ（クリック）しましょう。

以下ではデスクトップ版の画面で解説していますが、手順はスマホ版でもほぼ同じです。なお、スマホでリンクを押した際にブラウザでなくYouTubeアプリが立ち上がってしまう場合、上記リンクを長押しして新しいタブでページを開いてみてください。

該当するGoogleアカウントでログインした状態で[メンバーシップの管理]をクリック（タップ）してメニューを開き、[無効にする]を選択します。

続いて[一時停止する]をクリック（タップ）します。

赤い点を左右にスライドして再開時期を調節し（1カ月単位で最大6カ月後まで指定可能）、[メンバーシップを一時停止]をクリックすれば一時停止は完了です。

一時停止する際に設定した再開時期になると、自動的に有料メンバーシップが再開しますが、再開予定日を迎えずともいつでも一時停止したメンバーシップを再開できます。

一時停止を設定する手順と同様、まずはYouTubeアプリの右上にあるアカウントアイコン→[購入とメンバーシップ]の順に進み、一時停止するメンバーシップを選択します。

[再開]をタップし、確認画面でもう一度[再開]をタップ。これで一時停止したメンバーシップを再開できます。

該当するGoogleアカウントでログインした状態で[メンバーシップの管理]→[再開]の順にクリックします。

確認画面で、もう一度[再開]をクリックすれば、すぐに有料メンバーシップを再開できます。

YouTubeプレミアムが解約できないときに考えられる原因と対処法について紹介します。

YouTubeプレミアムは、登録方法と同じ方法で解約しなくてはなりません。特にiPhoneの場合、iTunes経由の登録とウェブでの登録で解約方法が異なります。

複数のアカウントでYouTubeプレミアムを契約している場合、登録したアカウントと解約しようとしているアカウントが異なっている可能性があります。

「アカウント管理」にアクセスして、アカウントが間違っていないか確認してみましょう。

YouTubeアプリを削除・アンインストールしただけでは、解約したことにはなりません。上述の方法を参考に解約手続きをおこなってください。

YouTubeプレミアムを解約するときに、よくある疑問と答えをまとめました。