メッシュWi-Fiルーターの選び方を独断と偏見で紹介、実機の購入レビューも

2018-11-13 19:23
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メッシュWi-Fiルーターの選び方を独断と偏見で紹介、実機の購入レビューも

最近は、家の中の様々な製品がインターネットにつながるようになりました。テレビやゲーム機はもちろん、スマートスピーカーもWi-Fiにつながらないとまったく意味がありません。しかも、テレビでは動画配信サービスを利用する機会が増え、ゲーム機も安定した通信環境がないと快適には利用できません。

筆者の自宅でも無線LAN中継機を利用してなんとか凌いでいましたが、家の端のほうの部屋ではほとんど通信できずに困っていました。そこで、かねてから導入を考えていた「メッシュルーター」を購入して使うことにしました。

今回はそんな顛末を含めて、筆者個人の視点でのメッシュWi-Fiルーターの選択のポイントや、実際に購入した製品について紹介します。より広いエリアで快適にWi-Fiを利用したい人には参考になるはずです。

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バッファローで選択することに決める

これまでにも、Googleのメッシュルーターなどを仕事で試用したことがあります。とても快適に使えたのですが、今回はバッファローの製品を購入することにしました。

これまでずっと同社の無線LAN親機を利用してきたので、設定などに慣れているのが理由です。筆者の自宅には事務所が併設されており、そちらでもWi-Fiを利用します。ゲスト用のアドレスを設定するなど、結構多くの設定をしているので、勝手がわかっていたほうが手っ取り早いと思ったわけです。

もちろん、他社と比較して圧倒的な価格差や機能差があるなら、選択するメーカーを変えますが、いろいろ見比べてもそれほど違いがありませんでした。もちろん、従来の無線LAN親機に比べると高いのですが、中継機とのセットと考えれば妥当でしょう。

バッファローには以下2種類のメッシュ対応ルーターがあります。

WTR-M2133HP/E2S

メッシュWi-Fiルーター 選び方 おすすめ

親機1台、中継機2台のセット。トライバンド対応で4K動画も快適に視聴できます。価格は3万7789円(Amazon.co.jpでの税込価格、2018年11月13日時点)。

WRM-D2133HP/E1S

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親機1台、中継機1台のセット。デュアルバンドで複数の機器での同時利用にはあまり向きません。価格は2万9749円(Amazon.co.jpでの税込価格、2018年11月13日時点)。

トライバンドとデュアルバンドの差

上記2つの製品は、トライバンドとデュアルバンド対応で差があります。では具体的に何が違うのでしょうか? この点はメーカーに問い合わせてみました。

主な違いは、5GHz帯で4K動画など高負荷なストリーミングをしている際に、他の接続の通信に影響が出る可能性があるかどうかの違いです。5GHz×2のトライバンドならストリーミング中でも他の機器で快適に通信できるのです。

この点で、「WTR-M2133HP/E2S」を選んだほうがよいことがわかります。少なくとも、これから数年後には4K動画の視聴をしている可能性が高く、その間に他の作業が遅くなるのはいただけません。さらに、中継機が2台セットされて3万8000円程度という価格も魅力的です。

一方の「WRM-D2133HP/E1S」は割安に思えますが、中継機が1台になります。中継機自体は「WEM-1266」と同じ製品で、これをアマゾンで購入すると約9000円です。もしWRM-D2133HP/E1Sに中継機を買い足したら、価格はほとんど同じになってしまいます。ならば、そもそもの機能が上のモデルを選ぶべきでしょう。

今回は中継機を2台使いたかったので、まず価格を考えてもWTR-M2133HP/E2Sを選ばない理由がありませんでした。メッシュルーターの幅広いカバーエリアの本領を発揮したいなら子機は多いほうがよく、WTR-M2133HP/E2Sをおすすめします。

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メッシュWi-Fiルーター 選び方 おすすめ

今回購入したWTR-M2133HP/E2Sは中継機が2台セットになっている

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それぞれ本体が立つようなスタイルだ

基本的には普通の無線LAN親機と変わらない

親機は、一般的な無線LANの親機とほとんど変わりません。セットアップも同様と思えばいいですし、有線LAN端子を備えているので、デスクトップPCなどをLANケーブルでつなぐこともできます。

中継機は、これまでに利用してきた製品より簡単に設定できました。基本的には電源につないでいくだけで利用できます。ちょっと気になるのは、パラボラアンテナのような形状の親機がかなり大きなことです。壁掛けなどもできないので、机や棚の上などで場所を取ります。

なおWTR-M2133HP/E2Sには、「無線引っ越し機能」が搭載されています。これがとても秀逸で、いま使っている親機のSSIDや暗号化キーをコピーできるのです。つまり、Wi-Fiに接続している様々な機器では何も変更する必要がなく、親機だけ変えられるという非常に便利な機能です。実はこの機能を搭載していることを知らずに購入したのですが、「バッファローにして良かった」と膝を打ちました。

なおセットアップはとても簡単で、マニュアルの指示に従って新旧親機のボタンを順次押していくだけです。

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親機には複数の有線LANケーブルを接続できる

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子機にも有線LANケーブルを1本はつなげられる

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無線引っ越し機能が非常に便利だ

自宅の端の部屋にも電波が快適に届く

そもそもの環境は、無線LAN親機に中継機を1台利用していました。その状態がこちらなのですが、右下に親機が置いてあり、画面で56番のところに中継機がセットしてあります。上のほうの親機からすると一番離れた部屋ではほとんど通信ができていませんでした。

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ところが、メッシュルーターの子機を2台セットしたところ、隅の部屋でもほぼ問題なく通信ができるようになりました。これだけ差があるなら、もっと早く手に入れれば良かったと考えています。また、多くの部屋で快適な通信が可能になると、それだけ利用率も上がるはずです。やはり、トライバンドを選ぶべきだと思います。

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なお、1つ上の階は設置前と設置後でほとんど状況は変わっていません。しばらく使ってみて不満を覚えるようなら、子機の位置をずらしてみたいと思います。もしくは子機を追加することで、より快適に通信できるはずです。少し様子を見て環境を変えていくつもりです。

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左:設置前右:設置後

セットアップは電波を調べるだけ

セットアップは簡単で、専用アプリをスマホにインストールして、画面の指示に従って子機を置く位置を調べていくだけです。ただ、この際の電波状況の取得がうまくいかない時があったので、じっくりと何度か作業したほうがよいでしょう。

従来の無線LAN中継機は、親機と接続するための設定がいろいろ必要だったのですが、今回の製品は基本的には電波の状況を調べるだけでOK。あとは、コンセントにつなぐだけで利用できます。

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専用のアプリを利用して設定していく

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メニューから「中継機の追加」を選べばOK

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スマホを移動すると電波が変わるので、最適な位置を調べる。ただし上手く電波がとれないケースもあるので、じっくりと作業したい

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今まで使っていた中継機はコンセントに挿し込めて便利だが、ちょっと無骨なデザイン

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メッシュルーターの子機はインテリアにもそこそこ馴染む

まとめ

実はメッシュルーターの導入をしばらく悩んでいました。無線LAN親機と中継機の組み合わせに比べるとコストがかさむからです。

しかし実際に使ってみるととても快適で、Wi-Fiを利用している全員が喜んでいます。これならスマートスピーカーも宅内の好きな位置に置けます。今後も電波の弱い部屋にテレビなどを設置することになっても、子機を買い足すだけで対応できるのも嬉しいポイントです。

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構成・文:戸田覚

編集:アプリオ編集部