ソフトバンクモバイルは、2015年夏の新商品としてAndroidスマートフォン4機種を発表しました。ラインナップは「AQUOS Xx」「AQUOS CRYSTAL 2」「Xperia Z4」「Galaxy S6 edge」で、いずれもAndroid 5.0搭載、VoLTEに対応します。
AQUOS Xx
シャープ製の「AQUOS Xx」は、5.7インチフルHDでS-PureLEDディスプレイを搭載するフラッグシップモデルです。
5.7インチで大型スマホながら、シャープ得意の狭額縁「EDGEST」設計によりディスプレイ占有率を高め、本体サイズ78.5×146×8.7mmにまとめています。また、アルミのメタルフレームを採用することで質感を高めつつ、持ちやすさも実現します。
ディスプレイは、新開発のバックライト「S-PureLED」により色の再現力を向上させ（光の三原色において、従来の赤に加えて青と緑の色域も拡大）、透過率も改善することで省電力化もはかられています。
1310万画素のメインカメラは、リコーのGR開発メンバーによる高画質基準「GR certified」を取得しているほか、光学手ブレ補正もサポート。最高1200fpsでの再生が可能なスーパースロー映像の撮影や4K動画撮影にも対応します。
シャープ独自の人工知能技術によるエージェント機能「emopa」もバージョン2.0に進化。一方通行でなく対話できるようになったり、外出先でイヤホンを通じて利用できるようになっています。
64bit対応オクタコアCPU MSM8994を搭載。RAMは3GB、内蔵ストレージは32GBで、バッテリーは3000mAh。おサイフケータイ、NFC、フルセグ、防水・防塵などに対応します。カラーはアンバーブラック、ホワイト、レッドの3色展開で、6月下旬以降の発売予定です。
AQUOS CRYSTAL 2
シャープ製の「AQUOS CRISTAL 2」は、2014年冬モデルとして登場した「AQUOS CRYSTAL」の後継モデル。5.2インチながら額縁を極限まで無くすフレームレスデザインを採用し、片手で操作できるコンパクトサイズ（71×136×11mm）に仕上げられています。
AQUOS Xx同様にS-PureLEDディスプレイを搭載し、カメラやアルバムアプリ、テレビなどで被写体の色に忠実に再現性を高めています。前モデルは米Sprintとの共同開発・調達でしたが、今回は国内向けだけということもあり、防水やおサイフケータイ、ワンセグなどの機能も備えています。
エモパーもAQUOS Xxと同じくバージョン2.0を搭載。CPUはMSM8926 1.2GHzクアッドコアで、RAMは2GB、内臓ストレージは16GB、メインカメラは800万画素、バッテリーは2030mAhで3日間の電池持ちを謳っています。
カラーはターコイズ、ブラック、ホワイト、ピンクの4色展開。7月中旬以降の発売を予定しています。
Xperia Z4
ソニーモバイルのフラッグシップモデル「Xperia Z4」が、NTTドコモ、auと同様にソフトバンクからも登場します。
ガラスとアルミによる高級感や一部に樹脂を使用したラウンド形状の滑らかさなど、オムニバランスデザインを採用するモデル。2070万画素のカメラと、広角で510万画素のインカメラを搭載し、ハイレゾ音源の再生など高いオーディオ機能を備えています。
主な仕様は他キャリア版とほぼ同一ですが、最大の違いはソニーの世界観をより尊重している点。端末の背面中央にSONYロゴ、下にXPERIAロゴのみ入るほか、ソフトバンク系のプリインストールはフォルダにまとめられて表示されます。
カラーはホワイト、ブラック、カッパー、アクアグリーンの4色展開。発売は6月中旬以降を予定しています。
Galaxy S6 edge
ソフトバンクでは初のSamsung製スマホ「Galaxy S6 edge」が、NTTドコモとauに引き続き5月29日に発売されます。
ディスプレイ左右が曲面になっているデュアルエッジスクリーン、5.1インチのクアッドHDディスプレイ、14ナノプロセッサを採用したオクタコアCPUを搭載するなど、主な仕様は他キャリア版とほぼ同じですが、カラーやストレージのバリエーションが多くなっていることがソフトバンク版の特長です。
内蔵ストレージは32GBと64GBが用意され、カラーもゴールドプラチナ、ホワイトパール、ブラックサファイヤ、グリーンエメラルドの4色展開。5月20日より予約受付を開始します。
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