楽天モバイルのキャンペーンで返却なし・一括1円で販売されているAndroidスマートフォン「nubia S2R」「Galaxy A25 5G」「moto g37j」をレビューします。どの1円スマホがどんな人におすすめなのか、比較してまとめました。
2026年11月6日時点で、楽天モバイルにて返却なしの一括1円」で購入できるスマートフォンは以下の3機種です。
| 機種名 | 在庫状況 |
|---|---|
| nubia S2R |
✕(在庫なし) |
| Galaxy A25 5G |
|
|
※OPPO A5 5Gは2026年10月から一括1円の対象外となりました。
楽天モバイルの一括1円スマホ3機種を比較、一番おすすめは?
2026年11月時点で楽天モバイルで販売されている一括1円スマホは、「nubia S2R」「Galaxy A25 5G」「moto g37j」の3機種。まずは、それぞれの特徴を一覧表でざっくりまとめました。
| moto g37j※1 | nubia S2R | Galaxy A25 5G※2 | |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2026年7月 | 2025年12月 | 2025年11月 |
| 楽天モバイル一括価格 | 税込み2万2001円 | 税込み2万2001円 | 税込み2万2001円 |
| 画面サイズ | 約6.72インチ | 約6.7インチ | 約6.7インチ |
| 重量 |
|
約187g | 約210g |
| 画面解像度 | FHD+ | FHD+ | HD+ |
| CPU | Dimensity 6300 | UNISOC T8100 | Dimensity 6100+ |
| 内部メモリ(RAM / ROM) | 4GB(RAM)/ 64GB(ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) |
| 外部メモリ | microSD(最大1TB) | microSD(最大1TB) | microSD(最大1.5TB) |
| メインカメラ (外側) | 5000万画素+超広角800万画素 | 5000万画素 | 5000万画素+マクロ200万画素 |
| バッテリー | 5200mAh | 5100mAh | 5000mAh |
| スピーカー | ステレオ | モノラル | モノラル |
| 防水・防塵 | 対応(IPX4・IP6X) | 対応(IPX5/8/9・IP6X) | 対応(IPX5/8・IP6X) |
| 耐衝撃性能(MIL-STD-810H規格) | 対応 | 対応 | 非対応 |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 | 対応 |
※1: moto g37jのメーカー直販モデル(SIMフリー版)はストレージ128GB(税込3万8800円)だが、楽天モバイル版はストレージ64GBに抑えることで通常一括価格2万2001円(税込)となっている
※2:「Galaxy A25 5G」の楽天モバイル版(SM-A253C)は海外版と比べてスペックが大きく異なる
筆者個人的には、「moto g37j」がおすすめです。FHD+の高解像度ディスプレイに加え、比較機種で唯一「ステレオスピーカー」「超広角カメラ(800万画素)」を搭載しており、機能面が充実しているのが特徴。さらにバッテリー容量もわずかに2機種を上回ります。
日常のリアルな使い勝手において、最も高い満足度を与えてくれるのは間違いなく「moto g37j」でしょう。
注意点として、今回紹介する1円スマホは全機種とも内部メモリ(ROM)が64GBとなっています。たくさんの写真や動画を保存したり、重いゲームアプリを複数インストールしたりするには少し心許ない容量です。
しかし、全機種ともmicroSDカードに対応しているため、後からデータ容量を拡張してカバーすることができます。「1円という安さなら十分に割り切れる」「写真などのデータはSDカードやクラウドに移すから問題ない」という人にとっては、非常にお得な選択肢といえます。
実機検証1:画面の美しさ・滑らかさ
まずはスマホを使う時に常に目にする「画面(ディスプレイ)」の性能を比較します。画面のきめ細かさ(解像度)と、動きの滑らかさ(リフレッシュレート)のチェックは必須です。
【用語解説】画面の「解像度」とは?
解像度とはざっくり「画面のきめ細かさ」のことです。スマートフォンの画面は、色のついた「小さな点の集まり」でできています。
この点の数が多ければ多いほど、写真や文字の輪郭が滑らかになり、逆に点の数が少ないと、モザイク画のようにカクカクして粗く見えてしまいます。現在、スマホの画面は以下の3種類が主流です。
| 説明 | |
|---|---|
| HD+(標準・最低限) | コストを抑えるために画質を少し落としたランクです。パッと見は十分キレイですが、FHD+のスマホと並べると、文字の輪郭が少しボヤけたり、写真の鮮やかさが控えめに見えたりします。 |
| FHD+(高画質・標準) | 現在のスマートフォンで「高画質」といえるランクです。YouTubeのフルHD動画(1080p)をドットを間引くことなくそのままの美しさで再生できます。 |
| QHD+ / 4K(超高画質) | 今のスマホの中で最高峰の画質です。10万円超えのハイエンドモデル(Galaxy S Ultraシリーズなど)で採用され、肉眼ではドットがまったく見えないレベルの緻密さを誇ります。 |
【用語解説】リフレッシュレートとは?
リフレッシュレートとは、「1秒間に画面が書き換わる回数」のことです。この数字が大きいほど、画面の動きが滑らかになります。現在販売されているスマホは、大きく分けて以下の3つのランクに分類されます。
| 解説 | |
|---|---|
| 最大60Hz(普通・基本) | 標準的なスペックです。120Hzと比べるとスクロール時に若干の残像感を感じるかもしれませんが、動画視聴やLINEなどの普段使いで困ることはありません。バッテリー消費が穏やかであるというメリットもあります。 |
| 最大120Hz(快適な操作感) | 快適なスマホと呼べる基準値です。Webサイトのスクロールが指に吸い付くように動き、画面の残像感がほとんどありません。 |
| 最大144Hz〜(ゲーミングスマホ) | ゲーミングスマホ向けの仕様です。一瞬の判断が勝敗を分けるFPSゲームなどで使われますが、一般的なスマホではここまでの数値は採用されていません。 |
| 機種名 | 画面サイズ | 解像度 | リフレッシュレート |
|---|---|---|---|
| moto g37j | 約6.72インチ | FHD+ | 最大120Hz |
| nubia S2R | 約6.7インチ | FHD+ | 最大120Hz |
| Galaxy A25 5G | 約6.7インチ | HD+ | 最大60Hz |
画面で選ぶなら「nubia S2R」「moto g37j」がおすすめ。この2機種は 「FHD+(フルエイチディプラス)」 の高解像度ディスプレイを搭載しています。Galaxy A25 5Gが採用している「HD+」よりもワンランク上の解像度です。
リフレッシュレートも「120Hz」に対応しており、スクロールの心地よさも抜群です。特に「moto g37j」は画面サイズが3機種中最大の約6.72インチで、動画視聴用には最適でしょう。画面のクオリティなら、4万〜6万円台のミドルレンジ機とも戦えるレベルです。
実機検証2:CPU性能
Geekbench 6を使って計測
1円でもちゃんと動くのか、気になっている人も多いはずです。そこで、編集部で独自にベンチマークスコアを調査。1円スマホ3機種のCPU性能を比較しました。
【用語解説】「ベンチマークスコア」とは?
「ベンチマークスコア」とは、簡単にいうとスマートフォンの頭脳テスト結果のようなものです。専用のアプリ(今回はGeekbench 6)を使ってスマホにテストをおこなわせ、その処理能力を数値化します。
「シングルコアスコア」と「マルチコアスコア」それぞれ別の指数を示しており、数字が高ければ高いほど「頭が良い」「動きが速い」スマホということになります。
| シングルコアスコア(普段使いの快適さ) | マルチコアスコア(重い作業の強さ) | |
|---|---|---|
| 何を示す? | CPU内部にある複数のコアのうち、たった1つのコアだけを動かした際の処理速度を示した数値 | 搭載されているすべてのCPUコアを同時にフル稼働させた場合の総合的な演算能力を示した数値 |
| 例えるなら? | 一人の作業員がどれだけテキパキ仕事できるかを示す | チーム全員で協力してどれだけ重い荷物を運べるかを示す |
| 影響すること | Webサイトの閲覧、SNSのスクロール、アプリの起動速度など | 3Dゲーム、動画編集、複数のアプリを同時に動かす時など |
| 高いとどうなる? | 画面がサクサク動くので、日常的な操作で遅さを感じづらい | 負荷のかかる作業でも画面がカクついたり止まったりしにくくなる |
| nubia S2R | Galaxy A25 5G | moto g37j | |
|---|---|---|---|
| 搭載CPU | UNISOC T8100 | MediaTek Dimensity 6100+ | MediaTek Dimensity 6300 |
| 構成 | オクタコア 2.2 GHz x 4 + 2.0GHz x 4 | オクタコア 2.2GHz x 2 + 2.0GHz x 6 | オクタコア 2.4GHz x 2 + 2.0GHz x 6 |
| シングルコアスコア(普段使いの快適さ) | 740点 | 540点 | 666点 |
| マルチコアスコア(重い作業の強さ) | 2249点 | 1720点 | 1113点 |
※nubia S2RとGalaxy A25 5GはGeekbench 6で計測、moto g37jはGeekbench 7で計測
ベンチマークスコア結果からいうと、「nubia S2R」が最も優秀でした。他2機種のベンチマークのマルチコアスコアが1000点台に留まる中、「nubia S2R」は唯一2000点を超えています。複数アプリの同時利用や負荷のかかる処理でも、他の1円スマホよりワンランク上のパフォーマンスを発揮するはずです。
とはいえ正直なところ、どの機種もCPU性能はかなり控えめです。普段使いのWebや動画視聴には十分なスペックですが、本格的な3Dゲームには向きません。「ゲームがメイン」という用途であれば、1円スマホではなく、予算を上げて上位機種を検討すべきでしょう。
実機検証3:カメラ性能
「写真のきめ細かさ」を表す画素数は、全機種ともに「約5000万画素」で横並びですが、サブカメラの役割やインカメラの画素数に明確な違いがあります。
| moto g37j | nubia S2R | Galaxy A25 5G | |
|---|---|---|---|
| メインカメラ(背面カメラ) | 約5000万画素 |
約5000万画素 |
約5000万画素 |
| サブカメラ(背面カメラ) | 超広角レンズ800万画素 | なし | マクロレンズ200万画素 |
| フロントカメラ(自撮りカメラ) | 約3200万画素 | 約800万画素 | 約500万画素 |
| 手ブレ補正 |
|
|
|
| 光学ズーム | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| デジタルズーム | 最大8倍 | 最大10倍 | 最大10倍 |
自撮りや風景撮影の綺麗さを求める人には「moto g37j」、写真や動画の手ブレをしっかり抑えたい人には「nubia S2R」がおすすめです。
「moto g37j」はフロントカメラ(自撮りカメラ)が約3200万画素と他機種を大きく引き離しており、自撮りやビデオ通話の画質が最もクリア。また、比較機種で唯一「超広角レンズ」を搭載しているため、広い風景や大人数でのグループ撮影など、利用シーンがかなり広がります。
対して、「nubia S2R」は唯一写真と動画の両方で手ブレ補正に対応しています。サブレンズを持たない潔い構成ですが、暗所や動きのある被写体でも一番安定して綺麗な写真を残しやすいです。「サッと取り出してパシャっと撮る」というスマホならではの撮影スタイルにおいて、最も失敗が少ない機種だといえます。
実機検証4:バッテリー性能
nubia S2Rは大容量バッテリーの割に軽量
毎日使う上で最も重要な「バッテリー性能」を比較します。「朝充電して夜まで持つか?」「急いでいる時にすぐ充電できるか?」、この2点を左右するバッテリー容量(mAh)と充電速度(W数)に注目しました。
結論からいうとカタログスペックを見る限り、3機種とも5000mAh以上の大容量バッテリーを搭載しており、日常使いにおいて「電池持ちのよさ」で大きな差を感じる場面はほとんどありません。実質1円などで手に入るエントリーモデルとしては、いずれも十分すぎる性能を備えています。
【用語解説】mAhやW数とは?
mAh(ミリアンペアアワー)とは例えるなら、「タンクの大きさ」です。数字が大きいほど、一度の充電で長く使えます。
対して、充電ワット数(W)は例えるなら「ホースの太さ」です。数字が大きいほど、短時間での充電が可能になります。
| 機種名 | バッテリー容量 | 充電ワット数 |
|---|---|---|
| moto g37j | 5200mAh | 20W |
| nubia S2R | 5100mAh | 非公開(急速充電対応) |
| Galaxy A25 5G | 5000mAh | 25W |
強いていうなら、「バッテリー容量(持ちの長さ)」と「充電スピード」のどちらを重視するかで選ぶべきモデルが変わります。
3機種の中で最もバッテリー容量が大きいのが、5200mAhを積んだ「moto g37j」です。外出先でモバイルバッテリーを持ち歩きたくない人や、動画視聴・テザリングの利用頻度が高い人に適しています。
充電ワット数で優位に立つのが、最大25Wの急速充電に対応した「Galaxy A25 5G」です。大容量バッテリーは充電に時間がかかりやすいのが難点ですが、25W出力に対応していれば「出勤前の30分で一気に回復させる」といった運用がしやすく、日々のストレスを大幅に軽減できます。
実機検証5:水・ホコリ・衝撃への強さ
スマホを長く使う上で重要なのが、「タフさ(耐久性)」です。今回は、水・ホコリ・衝撃への強さを楽天モバイルの公式サイトに記載されているスペックデータから比較しました。
【用語解説】「IPX」とは?
IPコードとは簡単にいうとスマホの防御力テストの結果を示す記号です。世界共通の統一規格(IEC規格)に基づいて決められており、「どれくらい砂や水に耐えられるか」を2つの数字で表しています。
| 防水・防塵(IPコード) | 状況 | |
|---|---|---|
| 防水(水に対する強さ) | IPX9(高温・高圧洗浄) | 80℃の熱湯や、高圧洗浄機のジェット噴射を浴びせても壊れない |
| IPX8(完全防水) | 水に沈めてもすぐに拾えば壊れない | |
| IPX5(噴流) | シャワーなどの水流に耐えられる | |
| IPX4(生活防水) | 雨に濡れる、濡れた手で触る程度ならOK。水没はNG | |
| 防塵(砂やホコリに対する強さ) | IP6X(完全防塵) | 砂やホコリが内部に一切入らない |
| IP5X(防塵) | 動作に影響するほどのホコリは入らない | |
【用語解説】耐衝撃性能(MIL-STD-810H)とは?
「耐衝撃性能」とは、簡単にいうと「スマホを落としても、画面が割れたり壊れたりしにくい」性能のことです。防水・防塵(IPコード)とは違い世界共通の統一規格はありませんが、多くはアメリカ国防総省の調達基準(MIL-STD-810H規格)というテストを実施しています。
高さ1.22m(または1.5m)から、合板やコンクリートの床に向かって、スマホを26方向(角、面、縁など)から落下させ、これを繰り返しても、電源が入り、通話や操作などの機能が正常に動けばクリアです。
とはいえ、耐衝撃性能は「無破損・無故障を保証するもの」ではありません。また、「機能が壊れない」ことが基準なので、ボディが凹んだり、画面に擦り傷がついたりすることはあります。それでも耐衝撃対応のスマホは、非対応のスマホに比べて壊れにくさが圧倒的なのは事実です。
| 機種名 | 防水 | 防塵 | 耐衝撃性能 |
|---|---|---|---|
| nubia S2R | IPX5/8/9(水流に耐える+完全防水+高温・高圧洗浄OK) | IP6X(砂やホコリが内部に一切入らない) | MIL-STD-810H規格に準拠 |
| Galaxy A25 5G | IPX5/8(水流に耐える+完全防水) | IP6X(砂やホコリが内部に一切入らない) | 明記なし |
| moto g37j | IPX4(生活防水レベル) | IP6X(砂やホコリが内部に一切入らない) | MIL-STD-810H規格に準拠 |
「nubia S2R」は、水・ホコリ・衝撃のすべてにおいて最高レベルの防御力を誇ります。スマホの壊れにくさを重視する人にとって最適な選択肢です。
最大の特徴は、一般的な完全防水(IPX8)に加え、さらに強力な「IPX9」に対応していること。これは「高温・高圧のジェット水流」にも耐えられるという特殊な規格です。水回りでの安心感は他を圧倒しています。
さらに、最高等級の防塵性能(IP6X)と合わせて、米国国防総省が定める調達基準である「MIL-STD-810H」規格の耐衝撃テストに準拠(対応)しています。まさに死角なしの頑丈さです。
「moto g37j」を実機レビュー
moto g37jの実物。カラーはPANTONE Capri(カプリシアン)
「moto g37j」は、アメリカ発祥で現在はレノボ傘下のブランドであるモトローラが手掛ける日本向け最新エントリーモデルです。2026年7月に発売されたばかりの最新機種であるにもかかわらず、いきなり「一括1円」対象に。いま狙い目の大本命機種だといえます。
| moto g37j | |
|---|---|
| 発売日 | 2026年7月 |
| メーカー直販価格 | 税込3万8800円 |
| 画面サイズ | 約6.72インチ |
| 重量 |
|
| 画面解像度 | FHD+ |
| CPU | Dimensity 6300 |
| 内部メモリ(RAM / ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) |
| 外部メモリ | microSD(最大1TB) |
| メインカメラ (外側) | 5000万画素+超広角800万画素 |
| バッテリー | 5200mAh |
| 防水・防塵 | 対応(IPX4・IP6X) |
| 耐衝撃性能(MIL-STD-810H規格) | 対応 |
| おサイフケータイ | 対応 |
実際の使い勝手やカメラ性能などが気になる人は、moto g37jの詳しい実機レビューもあわせて参考にしてみてください。
実際に触って感じたこと
実際に手に取ってみると、エントリーモデル特有の安っぽさを感じさせない、洗練された仕上がりになっています。細部まで写真で紹介します。
本体には最初からカバーが装着されていた
パッケージを開けると、本体には最初からラバーのカバーが装着されていました。外してみると、背面はサラサラとした指紋がつきにくいマット仕上げで、滑り落ちにくく手になじみやすいホールド感です。
落ち着いたマットな質感の背面。中央にはモトローラロゴが記されている
本体重量は約194g(カラーにより約196g)と、約6.72インチの大画面スマホにしては平均的な重さに収まっています。
最近の大画面モデルは200gを超えるものも珍しくないため、この画面サイズを維持しながら200g未満に抑えられている点は評価できるポイントです。
約6.72インチの大画面。FHD+解像度で広々と一覧できる
前面はフラットな大画面ディスプレイ。エントリー機にありがちな画面の粗さは一切なく、FHD+解像度のおかげで小さなフォントまでくっきりと読み取れます。インカメラは上部中央のパンチホール型にすっきりと収まっています。
側面フレームはパール調の仕上げ
指紋がつきにくい落ち着いたマット仕上げの背面パネルに対し、側面フレームは「パール調」の仕上げです。光の当たり方によって微細にきらめきます。
なだらかに盛り上がったカメラユニット
カメラ部分は、台座が背面からなだらかに立ち上がるモトローラらしいシームレスなデザインです。約5000万画素のメインカメラに加え、約800万画素の超広角カメラが縦に並んでいます。凹凸が抑えられているため、机の上に置いたときのガタつきも控えめです。
左上がメインカメラ(約5000万画素)、左下がサブカメラ / 超広角(約800万画素)、 右上がLEDフラッシュ、右下が補助センサー
パッと見て、ハイエンド機のような4眼カメラ搭載のようにも見えますが、実際「メインカメラ+超広角カメラ」の2眼(デュアル)仕様です。
残る2つの丸い穴はレンズではありません。暗所撮影を明るく照らすフラッシュと、ピント合わせや調光をサポートするセンサーが配置され、4眼カメラのようなデザインになっています。
サイドの電源ボタンには指紋認証センサーが一体化しており、自然に親指を添えるだけでスムーズにロック解除が可能です。
本体底部に3.5mmイヤホンジャックが配置されており、変換コネクタなしで有線イヤホンがそのまま使えます。
また、moto g37jのスピーカーは、モノラルではなくステレオスピーカーを搭載しています。この価格帯のエントリーモデルはコストカットのためにモノラルスピーカー(本体下部からしか音が出ない仕様)にされることも多いため、ステレオスピーカーがしっかり搭載されているのは、エンタメ用途において大きなメリットです。
実際に操作して感じたこと
120Hz駆動のFHD+大画面が想像以上になめらか
低価格なスマホでは「HD+解像度・60Hz」にとどまる機種も多い中、moto g37jはFHD+かつ最大120Hz駆動に対応しています。X(旧Twitter)のタイムラインやWebページをスクロールした際の残像感が少なく、引っかかりを感じにくい快適な操作感です。
Geekbench 7でCPU性能を測定。シングルコアスコアは「666」、マルチコアスコアは「1113」を記録した
moto g37jの処理性能を測るため、定番のベンチマークアプリ「Geekbench 7」を実行してみました。
測定結果は、シングルコアスコアが「666」、マルチコアスコアが「1113」でした。このスコア帯であれば、LINEやメールのやりとり、ブラウザでのWeb検索やニュース閲覧のような日常的な動作はストレスなくこなせます。
一方で、4GBのメモリ(RAM)も相まって、複数のアプリを頻繁に切り替えるマルチタスクや、負荷の高い3Dグラフィックのゲームを快適に動かすのは厳しいです。ゲーム性能を追求したい人には物足りないスペックです。
背面には「おサイフケータイ(FeliCa)」のマークが記されている
moto g37jは、型番末尾の「j(Japan)」が示す通り、日本市場向けのローカライズとして「おサイフケータイ(FeliCa)」に対応しています。
低価格な海外製エントリーモデルでは、コストカットのためにFeliCaが削られ、世界標準のType-A/B(NFC決済)のみにとどまるケースも珍しくありません。しかし本機は「おサイフケータイ」をしっかり搭載しているため、日本で利用するうえでの不便になりません。
1日中ハードに検証したが、充電切れになることはなかった
5200mAhの大容量バッテリーを積んでいるため、電池持ちは非常に優秀です。朝からブラウジング、SNS、写真撮影・動画視聴を断続的におこなっても、夜の帰宅時点で60%以上残っていました。ライトな使い方であれば2日間に1回の充電でも十分持ちそうです。
実際にカメラで撮影して感じたこと
実際にmoto g37jを外に持ち出して撮影してみました。
標準カメラ:標準モード
標準モードで撮影:水面や木の葉、芝の質感まで精細に描写。青空のグラデーションも非常にナチュラル
メインの約5000万画素カメラは、晴れた日の風景を撮るには十分すぎるクオリティです。f/1.8の明るいレンズのおかげで、光量がたっぷりある場所なら、サッと構えてシャッターを切るだけでくっきりとした色鮮やかな写真が残せます。
標準モードで撮影:被写体に近づいても、ピントが迷わずに合ってくれる
被写体に近づいても、ピントが迷わずに合ってくれます。過度なAI補正による不自然な色合いも少なく、見たままに近い自然な仕上がりになる点に好感が持てました。
標準カメラ:ポートレートモード
ポートレートモードで撮影。背景を自然にぼかしてくれる
人物を被写体にした場合、顔や体の輪郭認識は想像以上にスムーズです。輪郭に沿って背景が綺麗にボケてくれるため、一眼カメラで撮ったかのような立体感のある写真を手軽に楽しめます。
ポートレートモードで撮影:背景との境界線がボケ処理に巻き込まれてしまうケースもあった
ただし、銅像を撮影してみると、背景との境界線がボケ処理に巻き込まれて少し不自然にぼやけてしまいました。被写体によって判別精度には差があるようです。
標準カメラ:ズーム
8倍ズームで撮影:画質の粗さが目立つ
moto g37jには望遠専用のレンズは搭載されておらず、ズーム撮影はメインカメラ(約5000万画素)による「デジタルズーム(最大8倍)」に依存する形となります。2倍〜3倍程度のズームであれば解像感の劣化はそれほど気になりません。
しかし、ズーム倍率が4倍を超えてくると、デジタルズーム特有の「のっぺりとした(油絵のような)塗りつぶし感」やノイズがはっきりと目立ち始めます。
標準カメラ:夜景撮影
夜景用モード(ナイトビジョン)で撮影
moto g37jのメインカメラは、光を取り込みやすい「f/1.8」の明るいレンズを採用しています。ある程度「光源」がある場所であれば、色鮮やかでメリハリのある夜景写真が撮れました。
さらに、モトローラのスマートフォンでおなじみの夜景用モード(ナイトビジョン)を使用すれば、複数枚の写真を瞬時に合成して、ノイズを抑えた明るい写真に仕上げてくれます。
動きながら撮影すると、光が流れたようなブレた写真になった
一方で、弱点となるのが「手ブレへの弱さ」です。暗い場所ではより多くの光を取り込むために、シャッタースピードが遅くなりますが、本機は写真の光学式手ブレ補正(OIS)に非対応です。
そのため、歩きながらシャッターを切ると、光が流れたようなブレた写真になってしまいがちです。夜間に撮影する際には、立ち止まって撮影し、シャッターボタンを押したあとも、保存が完了するまで1〜2秒ほどスマホを動かさないことをおすすめします。
超広角カメラ
サブカメラ / 超広角(約800万画素)
エントリークラスのスマートフォンをレビューする際、筆者が必ずチェックするのがサブカメラの仕様です。コストを抑えるため「とりあえずレンズを2つにする用」として、実用性の低い200万画素のマクロ(接写)レンズや深度センサーでお茶を濁す機種が非常に多いからです。
しかし、moto g37jは違います。エントリークラスとしては珍しく、しっかりと実用的な「約800万画素の超広角カメラ(f/2.2)」が搭載されています。
上に掲載した2枚の比較写真は、「まったく同じ立ち位置」からメインカメラ(標準)と超広角カメラで撮り比べたものです。見比べると、超広角カメラがいかに広大な範囲を1枚のフレームに収められるかがわかります。
超広角カメラは、人数でのグループ撮影をしたり、狭い店内を広く写したり、目の前の大きな建築物を一枚に収めたりと、さまざまな場面で役立ちます。解像感こそメインカメラに劣りますが、構図のバリエーションが広がるのは実用上の大きなメリットです。
インカメラ
インカメラは上部中央のパンチホール型に収まっている
moto g37jでも特徴的なのが、約3200万画素を誇るフロントカメラ(インカメラ)です。同価格帯のエントリースマホのインカメラは「800万画素」程度が標準であることを考えると、moto g37jの3200万画素はまさに破格のスペックといえます。
moto g37jのインカメラで撮影した写真
自撮り(セルフィー)を試してみると、髪の毛のディテールやぬいぐるみの質感、背景の植物までかなり鮮明に描写されることがわかります。
ビデオ通話の画質も底上げされるため、リモート会議が多い人や、家族とのテレビ電話をよく利用する人には重宝するポイントです。
「nubia S2R」を実機レビュー
ZTE傘下のnubia(ヌビア)ブランドから登場したエントリーモデル。他社から楽天モバイルへ乗り換えと同時にnubia S2Rを購入すると端末価格が1円になります。
nubiaは日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、世界的にはデザインとコスパで評価されているブランドです。S2Rは非常にスタイリッシュな外観が特徴で、安っぽさを感じさせません。スペックも1円スマホのなかでは頭一つ抜けた存在だといえます。
| nubia S2R | |
|---|---|
| 楽天モバイルでの発売日 | 2025年12月 |
| メーカー直販価格 | 税込み1万9799円 |
| 画面サイズ | 約6.7インチ |
| 重量 | 約187g |
| 画面解像度 | FHD+ |
| CPU | UNISOC T8100 |
| 内部メモリ(RAM / ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) |
| 外部メモリ | microSD (最大1TB) |
| メインカメラ (外側) | 5000万画素 |
| バッテリー | 5100mAh |
| 防水・防塵 | IPX5/8/9・IP6X |
| 耐衝撃性能(MIL-STD-810H規格) | 対応 |
| おサイフケータイ | 対応 |
実際に触って感じたこと
少し角張ったデザインが特徴的です。ボディは真っ白で、ツヤを抑えているので落ちついた印象を受けるでしょう。電源ボタンが赤く目立っているのも特徴です。側面が平らなので、指の引っかかりが良く、しっかりとホールドできます。
ボディカラーは真っ白でデザインは上々だ
カメラはシングルで見た目がスッキリしている
大画面の割には軽いのがいいところ
実際に操作して感じたこと
nubia S2Rは、シンプルなデザインが特徴
FHD+の高解像度ディスプレイを搭載しています。画面サイズも6.7インチと大きめなうえ、ベゼル(枠)が比較的細いので画面がより広く感じます。動画を見たり、電子書籍を読んだりする際の没入感はかなり高めです。
実際にカメラで撮影して感じたこと
オート撮影では、明るい場所で空が白く飛んでしまう(白飛び)傾向がやや見られます。色味もAIによる強調が少ない「あっさり」とした傾向ですが、逆にいえば自然な記録写真に向いています。
夜景や動画については価格相応の割り切りが必要ですが、日中のスナップ用途であれば2倍ズーム含め十分に実用的な性能を持っています。
標準カメラ
標準の1倍で撮影。やや白飛びが目立つ
2倍・3倍ズーム
デジタルズームの2倍、3倍で撮影。画質は悪くないがやはり白飛びが気になる
マクロ
花に近づいて撮影した。クリアでなかなかきれいだがやはり白飛び気味だ
「Galaxy A25 5G」を実機レビュー
世界シェアトップクラスのSamsung製。尖った機能こそありませんが、Androidスマホとしての完成度が非常に高いです。OSのアップデート保証も手厚い傾向にあり、長く安心して使いたい人向けです。
他社から楽天モバイルへ乗り換えと同時にGalaxy A25 5Gを購入すると端末価格が1円になります。実際の使い勝手やカメラ性能などが気になる人は、Galaxy A25 5Gの詳しい実機レビューもあわせて参考にしてみてください。
| Galaxy A25 5G※ | |
|---|---|
| 楽天モバイルでの発売日 | 2025年11月 |
| メーカー直販価格 | 税込み2万9899円 |
| 画面サイズ | 約6.7インチ |
| 重量 | 約210g |
| 画面解像度 | HD+ |
| CPU | Dimensity 6100+ |
| 内部メモリ(RAM / ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) |
| 外部メモリ | microSD(最大1.5TB) |
| メインカメラ (外側) | 5000万画素+マクロ200万画素 |
| バッテリー | 5000mAh |
| 防水・防塵 | IPX5/8・IP6X |
| 耐衝撃性能(MIL-STD-810H規格) | 非対応 |
| おサイフケータイ | 対応 |
※「Galaxy A25 5G」の楽天モバイル版(SM-A253C)は、海外版・通常版と比べてスペックが大きく異なる
実際に触って感じたこと
Samsung製だけあって、造りがしっかりしています。背面はマットな加工が施されており、サラサラとしていて指紋が目立ちにくいのが好印象。
ただし、重量はカタログ値で210gとヘビー級です。コンパクトで軽いスマホを検討している人は気をつけてください。
背面は光が当たると美しく輝く
電源ボタンは指紋センサーを兼用している
重量は200gを超えており、かなりヘビーだ
実際に操作して感じたこと
画面のフチもそれなりに細いのでチープ感はない
6.7インチの広々としたディスプレイは、文字やアイコンを大きく表示する「かんたんモード」と組み合わせることでさらに操作しやすくなります。
さらに、ブルーライトを調整する「目の保護モード」機能により、スマホ利用時の目の疲れや負担を軽減します。大画面で見やすいうえに、目にも優しいという、毎日使う物だからこその細やかな配慮が詰まった一台です。
実際にカメラで撮影して感じたこと
写真撮影時の手ブレ補正が非対応のため、暗所や歩き撮りには注意が必要です。フロントカメラも500万画素と、スペック数値は他機種に劣ります。
しかし、実際に撮影すると昼間の写真は驚くほど鮮やか。数値以上の実力を発揮する、優秀な自動補正機能を備えているようです。
標準カメラ
カメラはとてもクリアに撮れる
2倍ズーム
2倍ズームも十分な画質だ
マクロ
マクロもきれいに撮れる
返却なしでOK「一括」1円キャンペーンの適用条件
実際に1円スマホを購入する前に、自分が「1円で購入できる対象者」かどうかを必ず確認してください。1つでも外すと一括1円が適用されません。
条件1:対象プランへ加入すること
1円キャンペーンは、スマホを単体で購入する場合には適用できません。前述した対象のスマホ購入と同時に「Rakuten最強プラン」もしくは「Rakuten最強U-NEXT」を契約する場合にのみ1円キャンペーンは適用されます。
すでに楽天モバイルの回線を契約している人がAndroidスマホを購入したい場合は、2回線目を契約するなどの工夫が必要です。
条件2:他社からの乗り換え(MNP)であること
1円キャンペーンの最も重要な条件は、他社から電話番号そのままで乗り換える「MNP(モバイルナンバーポータビリティ)」であることです。
楽天モバイルで新しい電話番号を発行する(=新規契約)ケースや、MVNO版の楽天モバイル(ドコモ/au回線)からRakuten最強プランなどに移行する際には利用できません。
| 1円キャンペーンの適用 | |
|---|---|
| 他社から番号そのままで乗り換え(MNP) | ◯ |
| 楽天モバイルで新しい電話番号を発行する(新規契約) | ✕ |
| MVNO版の楽天モバイル(ドコモ/au回線)からのプラン変更 | ✕ |
「今の電話番号を変えたくない人」にとっては好都合です。一方で「子どもの初めてのスマホとして持たせたい」「仕事用のサブ機として番号を作りつつ1円でスマホを購入したい」といったケースでは利用しづらいのが現状です。
条件3:プランの契約と同時に対象のAndroid端末を購入すること
一括1円を適用するには、Rakuten最強プランもしくはRakuten最強U-NEXTのいずれかへの申し込みと前述した対象スマホの購入を同時におこなう必要があります。
「とりあえず先にプランだけ契約して、後から1円でスマホを買う」といったことはできません。すでに楽天モバイルのプランを契約中の人は、2回線目を契約するなどの工夫が必要になります。
条件4:1円スマホキャンペーンを「初めて」利用すること
1円キャンペーンには、転売防止のため「お一人様1回限り」というルールが存在します。過去に同じキャンペーンを適用して1円で端末を入手したことがある場合、今回は割引対象外になる可能性があります。
2024年2月16日 (金) 09:00以降、本キャンペーンの適用はおひとり様につき1点までとなります。
楽天会員IDに「過去に【Android対象製品限定】特価キャンペーンの特典を受けた履歴」が残っている場合、システムが対象外と判断してしまいます。
条件5:楽天モバイルの解約履歴が3回未満であること
楽天モバイルのサービス開始から現在までの間に、3回以上解約履歴のある人は、キャンペーン適用対象外です。たとえば上図のように、過去に楽天モバイルを3回解約し、今回が4回目の楽天モバイル契約になる場合は、キャンペーンの対象外です。