本記事では、Pontaパスの月会費の支払いに利用できる支払い方法を全種類紹介。登録した支払い方法の確認方法や変更方法、クレジットカードが登録できない場合の解決策なども解説しています。
Pontaパスで利用できる支払い方法
Pontaパスに登録できる支払い方法は「クレジットカード」「一部のデビットカード」「auのキャリア決済(携帯電話料金との合算払い)」の3つです。以下、詳しく解説していきます。
クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB)
クレジットカードは、国際ブランドの種類によってPontaパスの支払い方法に登録できるもの・できないものが分かれます。

「Visa」「Mastercard」「JCB」ブランドのクレジットカードは、Pontaパスの支払い方法として登録できます。対して、「AMEX」や「Diners」「銀聯」といったブランドのクレジットカードは利用できません。実際に、AMEXのクレジットカードの登録を試みたところ、エラーが表示されてしまいました。
なお、「Visa」「Mastercard」「JCB」ブランドであれば、クレジットカード会社の種類は問いません。au PAYカードだけでなく、楽天カード、三井住友カード、PayPayカードなど何でもOKです。
一部デビットカード(Visa・Mastercard・JCB)
デビットカードは、銀行口座に直接結びついたカード。買い物やサービスの支払い金額が、銀行口座から即座に引き落とされる仕組みを持ちます。
デビットカードは、種類によってPontaパスの支払い方法に登録できるもの・できないものが分かれます。

VISA、Mastercard、JCBの国際ブランドが付帯した「ブランドデビット」であれば、登録できる可能性が高いです。実際に筆者手持ちの「楽天銀行デビットカード(JCB)」で試してみたところ、Pontaパスの支払い方法として登録ができました。
対して、金融機関が発行するキャッシュカード一体型の「J-Debit(ジェイデビット)」は、オンラインショッピングには基本的に対応していません。したがって、Pontaパスの支払いにも登録できないはずです。
auのキャリア決済(通信料金合算支払い)

「au」「UQモバイル」「povo1.0/povo2.0」の契約者は、auのキャリア決済(通信料金合算支払い)が利用可能です。Pontaパスの月額料金を、月々の通信料金とまとめて支払うことができます。
なお、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルなど、他回線のキャリア決済は利用不可となっています。「au」「UQモバイル」「povo1.0/povo2.0」の契約者限定で利用できる支払い方法です。

対象者には「通信料金合算払い」が表示される
「au」「UQモバイル」「povo1.0/povo2.0」の契約者にのみ、支払い方法画面で「通信料金合算支払い」の選択肢が表示されます。パスワード(暗証番号4桁)で認証をすれば、登録完了です。
Pontaパスに支払い方法を登録する手順
実際に、Pontaパスに支払い方法を登録する手順を紹介します。
Pontaパスの入会ページにアクセス

[Pontaパスを利用してみる]をタップ
Pontaパスの入会ページにアクセスして、[Pontaパスを利用してみる]をタップしてください。
入会ページはこちら
au IDでログイン(もしくは新規作成)

au IDの有無を選択する
「au」「UQモバイル」「povo1.0/povo2.0」の契約者など、すでにau IDを持っている人は [au IDからログイン]をタップして必要情報を入力します。
他のキャリアの契約者など、au IDを持っていない人は[au IDの新規作成]に進んで、案内に従ってau IDを作成しましょう(au IDの作成は完全無料)。

無料期間の確認をする

[規約に同意して入会する]をタップ
au IDにログインでき次第Pontaパスの登録内容確認画面が表示されるので、一読しましょう。なお、Pontaパスに初めて登録する人は、30日間の無料お試し期間が適用されます。お試し期間の開始日と終了日を忘れずにチェックしておいてください。
確認したら「上記2つの利用規約に同意する」にチェックを入れて、[規約に同意して入会する]ボタンを押します(まだ入会が完了するわけではありません)。
支払い方法を登録する

支払い方法を選択する
支払い方法を選択します。「au」「UQモバイル」「povo1.0/povo2.0」の契約者以外は、クレジットカード(一部デビットカード含む)のみ利用可能です。「au」「UQモバイル」「povo1.0/povo2.0」の契約者は、キャリア決済(通信料金合算支払い)も利用できます。
![[登録する]ボタンをタップ](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2024/12/16/20241216-ponta_3.jpg)
[登録する]ボタンをタップ
クレジットカード支払いの場合は、16桁のカード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力して[登録する]ボタンをタップします。通信料金合算支払いを利用する場合は、回線の契約時に設定した4桁の暗証番号を入力しましょう。

「Pontaパス会員登録が完了しました」という画面が表示されたらOKです。Pontaパスアプリをインストールして特典を使ってみましょう。
登録した支払い方法を確認・変更する手順
ここからは、Pontaパスに登録した支払い方法を確認・変更する手順を紹介します。
マイページから「auかんたん決済」に進む

「マイページ」をタップ

[ご利用料金の確認(かんたん決済)]をタップ
Pontaパスのアプリを起動し、「マイページ」→[ご利用料金の確認(auかんたん決済)]に進みます。
「ご登録中のサービス」に進む

メニューボタンをタップ

[ご登録中のサービス]をタップ
右上のメニューボタン
から[ご登録中のサービス]に進みます。支払い方法を確認・変更

「Pontaパス」の詳細ボタンをタップ

「お支払方法」の[変更する]をタップ
「Pontaパス」項目の横にある詳細表示ボタンをタップすると、現在設定中の支払い方法が表示されます。変更したい場合はオレンジ色の[変更する]を押してください。
Pontaパスの支払い方法でよくある疑問と回答
Pontaパスの支払い方法に関するよくある疑問を取り上げ、回答していきます。
Pontaパスの支払い日(請求日)はいつ?
Pontaパスに入会した日が「請求日(課金日)」です。

例えば「5月23日」に入会した場合、課金日は毎月23日に固定される
例えば、5月23日に入会した場合、毎月23日に料金が請求されます。ただし、これはあくまでも「Pontaパスの月額料金が請求される日」です。実際に料金が支払われる日は、登録した決済方法ごとに異なります。
- クレジットカード:カード会社ごとに異なる(「締め日」と「引き落とし日」に応じて決まる)
- デビットカード:Pontaパスの月額料金請求日(口座から即時引き落とし)
- 通信料金合算支払い:クレジットカード支払いの場合は各クレジット会社の振替日に準ずる。口座振替の場合は翌月25日、翌月末、翌々月10日のいずれか
料金の請求日は「Pontaパス」アプリで簡単に確認できます。以下の手順でチェックしておくとよいでしょう。
請求日の確認方法

「マイページ」をタップ

[ご利用料金の確認(かんたん決済)]をタップ
Pontaパスのアプリを起動し、「マイページ」→[ご利用料金の確認(auかんたん決済)]に進みます。

メニューボタンをタップ

[ご登録中のサービス]をタップ
右上のメニューボタン
から[ご登録中のサービス]に進みます。
[Pontaパス]をタップ

「初回課金日」の項目をチェック
「Pontaパス」項目の横にある詳細表示ボタンをタップしましょう。「初回課金日」欄に記載されている日付が毎月の課金日です。たとえば11月2日の場合、毎月2日が課金日となります。
クレジットカードを登録できないのはなぜ?
対応していないブランドのクレジットカードの可能性が高いです。

Pontaパスには、「Visa」「Mastercard」「JCB」以外の国際ブランドのクレジットカードは登録できません。
実際にAMEXのクレジットカードの情報を入力したところ、「クレジットカード情報に誤りがあります。ご確認のうえ、もう一度入力してください。(MPLE0047)」といった内容のエラーが表示されてしまいました。
そのほか、クレジットカード情報の入力ミスや有効期限切れなども原因として考えられます。もう一度よく情報をチェックしてから登録してみてください。
国際ブランド付きのプリペイドカードは利用できる?
プリペイドカードは、国際ブランドを問わず利用できない可能性が高いです。
国際ブランド付きのプリペイドカードとは、あらかじめチャージ(入金)した金額の範囲内で、国内外の加盟店やオンラインショップでクレジットカードのように使うことができる便利なサービス。
「au PAYプリペイドカード」をはじめ、「Kyash」や「バンドルカード」、「Vプリカ」などさまざまな種類があります。

プリペイドカードの登録を試みたがエラーになってしまった
Visa、JCB、Mastercardのブランドがついていたとしても、「プリペイドカード」はPontaパスの月会費の支払いに利用できない可能性が高いです。
実際に「au PAYプリペイドカード」と「Visa LINE Payプリペイドカード」の登録を試みましたが、「有効なクレジットカードではありません。他のクレジットカードをご利用ください。(MPLE0048)」というエラーが表示されてしまいました。
クレジットカードの登録時に3Dセキュア認証は求められる?
2024年12月現在は、3Dセキュア認証は求められません。3Dセキュア未設定のクレジットカードでもPontaパスの支払い方法として登録できます。
3Dセキュアとは、クレジットカードをより安全に利用するための本人認証サービス。クレジットカードの不正利用を防ぐため、多くのサービスで導入されています。
ただ、Pontaパスにクレジットカードを登録する際にはこの3Dセキュア認証は求められません(2024年12月時点)。したがって、現時点では3Dセキュア未設定のクレジットカードでもPontaパスの支払い方法として登録できます。
無料お試し期間の利用にも支払い方法の登録は必要?
Pontaパスを30日間無料お試しするには、支払い方法の登録が必須です。
Pontaパスに初めて入会する人には、30日間の無料お試し期間が設けられます。ただし、「無料」といっても、支払い方法の登録は必須です。Pontaパスに支払い方法を登録できない場合は、無料お試し期間の利用もできません。
Pontaパスの無料期間の利用方法については、以下の記事を参照ください。
Pontaパスはクレジットカードを持っていなくても利用できる?
クレジットカードを持っていなくても、対象のデビットカードがあればPontaパスを利用できます。また、「au」「UQモバイル」「povo1.0/povo2.0」の回線契約者であれば、キャリア決済も利用可能です。
Pontaパスの会費の支払い方法は、現在「クレジットカード」「一部デビットカード」「auキャリア決済(通信料金との合算払い)」の3つです。
「auキャリア決済」は、au・UQモバイル・povoのユーザーだけが使える支払い方法なので、その他のキャリア利用者は「クレジットカード」もしくは「一部デビットカード」で支払うほかありません。PayPayやau PAYといったスマホ決済やコンビニ決済などは、残念ながら利用できない仕様です。