Acerは台湾にて、10インチサイズの新型Androidタブレット「Iconia Tab A200」を発表した。来年1月からの世界販売モデルにはAndroid4.0(Ice Cream Sandwich)が搭載されるという。実現すれば、タブレット端末としてはAndroid4.0を搭載した初めての端末になる可能性が高い。
netbooknews.comによると、Acerが台湾で「Iconia Tab A200」を正式発表した。
Iconia Tab A200はAcerが発売するAndroidタブレットシリーズIconiaの最新型端末で、既に発売されている7インチのIconia Tab A100(マンガロイド)、10.1インチのA500に次ぐ3つ目のモデルになる。
一部の国では既に11月より出荷が始まっているようで、こちらのモデルにはAndroid3.2(Honeycomb)が搭載されているが、2012年1月に出荷される世界展開モデルにはAndroid4.0(Ice Cream Sandwoch)がプリインストールされた状態で出荷されるとのこと。
気になるスペックは以下の通り。
- 発売予定:(世界展開)2012年1月、(一部の国)2011年11月
- OS:(世界展開モデル)Android4.0、(先行発売モデル)Android3.2
- サイズ:約260 × 175 × 12.4mm
- 重さ:約720g
- ディスプレイ:10.1インチ、解像度1280×800(WXGA)
- チップセット:NVIDIA Tegra2 1.0GHz(デュアルコア)
- メモリ:1GB RAM、8GBまたは16GB ROM
- フロントカメラ:200万画素
- ネットワーク:802.11 b/g/n Bluetooth 2.1+EDR
- バッテリー:3260mAh
- カラー:チタニウムグレイ、メタリックレッド
なお、今回発表されたA200はデュアルコアのTegra 2を搭載しているモデルだが、AcerはクアッドコアTegra 3とAndroid4.0を搭載したタブレットも開発中で噂では2012年第1四半期にも発売されるという。
この噂については、AcerのJ.T Wong会長が事実と認めたようなので、販売時期が近いことから、A200は普及型のエントリーモデル、開発中のA51xやA70xはハイエンドモデルとして販売されるのではないかと思われる。