Amazonは2024年10月16日、Kindleシリーズの刷新を発表しました。
刷新の対象となったのは、「Kindle Scribe」「Kindle Paperwhite」「Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション」「Kindle」。今回の刷新に伴って「Kindle Oasis」のAmazonでの取り扱いは終了となっています。
Kindle Scribe

Kindle Scribeはデザインを一新。ベゼルカラーがホワイトに
新しいKindle Scribeは本体デザインが一新され、ディスプレイを囲むベゼルカラーが黒から白に変更されています。Kindle Scribeは、電子書籍リーダーとデジタルペーパーの性質を併せ持っており、ベゼルが白色になったことで従来よりもディスプレイを広々と感じられるでしょう。
また、Kindle本に直接書き込める新機能「Active Canvas」も追加されます。Kindle本の文中にペンで書き込むと、Active Canvasが自動でメモ用のスペースを用意し書き込みができるようになります。メモの位置はテキストに紐づけられるため、フォントサイズを変更しても見失いません。ただし、Active Canvasは、横書きのKindle本のみに対応する機能で、縦書きの書籍やマンガなどの電子書籍では非対応です。
Kindle Scribeに付属する専用ペンもアップデートされ、Kindle Scribe本体とのセットアップやペアリング、充電が不要となりました。
新しいKindle Scribeは、2024年10月16日より予約受付が開始されており、2024年12月4日から出荷が開始されます。16GBモデルと32GBモデルはタングステンの1色で、64GBはタングステンとメタリックジェードの2色を用意しています。本体価格は5万6980円(税込)からとなっています。
Kindle Paperwhite・Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション

Kindle Paperwhiteはページめくり速度が25%高速になった
Kindle PaperwhiteとKindle Paperwhiteシグニチャーエディションは、ページめくり速度が前モデルに比べて25%向上しています。ディスプレイサイズも6.8インチから7インチに大型化し、Kindle Paperwhite史上最大サイズのディスプレイとなります。
バッテリーの持続時間は、前モデルと同様に最大12週間です。また、IPX8等級の防水機能も引き続き搭載しています。
Kindle PaperwhiteとKindle Paperwhiteシグニチャーエディションは、2024年10月16日から販売が開始されています。カラーバリエーションは、Kindle Paperwhiteがブラックの1色、Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションがメタリックブラックとメタリックジェードの2色です。本体価格は、Kindle Paperwhiteが2万7980円(税込)、Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションが3万2980円(税込)となっています。
Kindle

新しいKindleには新色の「マッチャ」が追加
エントリーモデルのKindleでは、フロントライトの輝度向上やページめくり速度の高速化といったアップデートが加えられています。フロントライトは最大25%明るくなり、Kindle Paperwhiteと同じレベルになっているといいます。
また、本体カラーに新色の「マッチャ」が追加され、従来のブラックとあわせて2色から選べるようになりました。
Kindleは2024年10月16日から販売が開始されており、本体価格は1万9980円(税込)です。