Amazonは2024年7月23日、薬局の薬剤師によるオンライン服薬指導から処方薬の配送まで利用ができる新サービス「Amazonファーマシー」をスタートしました。アメリカでは2020年11月に同サービスを開始しています。Amazonファーマシーを利用することで、薬局での待ち時間なしに好きな日時に薬を配送してもらうことや、指定した薬局で受け取ることが可能になります。
今回、この新サービス発表会に女優でタレントの瀬戸朝香さんが登壇。Amazonファーマシーへの期待や、自身や家族の健康管理の秘訣について語りました。
アプリ限定・服薬指導を受けて処方薬を受け取れる「Amazonファーマシー」スタート

新サービス「Amazon ファーマシー」について説明するアマゾンジャパン 前田 宏さん
2024年7月23日13時30分からサービスが開始した「Amazonファーマシー」。Amazonショッピングアプリから自身のAmazonアカウントを利用して、オンライン上で処方薬を購入することができます。

さまざまな用途で利用が可能
このオンライン服薬指導と処方薬配送サービスにより、主に以下のような方にとって利便性を感じることができます。
- 毎日服薬している薬があるなど、慢性疾患を持つ人
- 服用している薬剤の変更が少ない人
- プライバシーを守りたい人
- 子育て中などで時間がない人
オンライン服薬指導のお陰で、まわりの人の目を気にすることなく薬剤師に質問でき、 処方まで薬局で待つ手間や時間も省くことができます。

オンライン診療サービスが受けられるCLINICS
Amazonファーマシーは、株式会社メドレーが提供するオンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS(クリニクス)」とも連携。これにより、CLINICSが提携している病院やクリニックでのオンライン診療をAmazonファーマシー上から受診することができます。
家族随一の健康体・瀬戸朝香さんが登場
記者発表会では、ペット用品から家電までありとあらゆるものをAmazonショッピングアプリから購入しているという、女優でタレントの瀬戸朝香さんが登壇しました。

普段からよくAmazonショッピングアプリを利用しているという瀬戸朝香さん
自宅にいながら買い物ができるAmazonショッピングアプリの愛用者である瀬戸朝香さん。オンライン診療はまだ未体験とのことで、今回のAmazonファーマシーに関して、「薬局で待っているときの時間調整は大変。オンラインで日時予約ができれば、時間短縮になるから便利ですね」と語りました。

家族が病気でも、自分は病気にならないほど健康体だとか
健康を保つ秘訣は、薬をすぐ飲むなど早めに対処すること。とくに睡眠時間を多くとることを心がけているそうです。家族の健康管理の話では、「(2人の)子どもたちが感染症に罹っても、私だけ伝染らないほど健康体。なので、いつも看病するのは私なんです」と自身の健康体ぶりを明かしました。

「高齢の母にもぜひ薦めたい」と笑顔で語っていた瀬戸朝香さん
Amazonファーマシーを利用して処方薬を受け取るまでの流れ
AmazonファーマシーはAmazonショッピングアプリからのみ利用できるサービスです。ブラウザやプライム・ビデオアプリ、Kindleのアプリなど、ほかのAmazonに関するアプリからは利用できません。
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Amazonファーマシーへアクセスする
検索窓に「ファーマシー」と入力して検索する
Amazon ファーマシーのバナーをタップ
プロフィールは10人まで登録できる
Amazonショッピングアプリ上の検索窓に「ファーマシー」を入力して検索します。検索結果上部に表示される「Amazonファーマシー」のバナーをタップしましょう。これでAmazonファーマシーのトップページに遷移します。
Amazonファーマシーの利用は18歳以上の人に限られます。18歳未満の子どもや家族などのプロフィールは1アカウントで10人まで登録できるので、まとめて登録すると便利です。
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医療機関で受け取った電子処方箋の用紙もしくは引き換え番号をアップロードする
処方箋をアップロードする
医療機関で受診後、電子処方箋の「処方内容(控え)」の用紙、もしくは引き換え番号を受け取ります。この写真をカメラで撮影し、Amazonファーマシーのプロフィールにアップロードします。
ここで言う医療機関とは、電子処方箋に対応している医療機関、もしくはクラウド診療システム「CLINICS(クリニクス)」を導入している医療機関によるオンライン診療を指します。
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薬局を選択し、オンライン服薬指導を予約する
オンライン服薬指導を受ける日を予約する
オンライン服薬指導を受ける薬局をリストから選択し、予約します。アイン薬局やウェルシア、トモズなど、対象店舗約2500店で薬剤師による服薬指導を受けることができます(2024年7月23日現在)。予約した日時になったら、ビデオ電話でオンライン服薬指導を受けましょう。その後、処方薬の会計へと進みます。
提携薬局数は全国に約2500店舗
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処方薬を受け取る
処方薬を受け取ります。配送の場合は自宅や会社など、指定の住所で受け取ることが可能です。なお、配送は、オンライン服薬指導を受けた薬局からの発送となります。配送料がかかることに注意してください。
店舗受け取りの場合は、直接店舗へ行って受け取りましょう。