InstagramとMessengerでアバターによるビデオ通話が可能に

準備できていないときでも気軽にビデオ通話ができる

Metaは2023年7月11日(米国時間)、InstagramとFacebookのMessengerのビデオ通話に、アバターによる通話機能を新たに追加したと発表しました。

InstagramとFacebookでは、好きな髪型や顔、体型などを設定できる3Dアバターが提供されています。作成したアバターは、プロフィール画像に使用したり、ストーリーなどの投稿に素材として利用したりといった用途があります。

Instagram Messenger アバター通話

InstagramとMessengerでアバターによるビデオ通話が利用可能に

今回、InstagramとMessengerにおけるビデオ通話で、アバターを通話画面に出せる新機能が登場しました。ビデオ通話画面で「アバター」ボタンをタップすると、自身のアバターが通話画面に表示され、アバター越しに相手とビデオ通話をできます。

Instagram Messenger アバター通話

アバターはユーザーの顔の動きに連動する

アバターは、ユーザーの表情と連動して動くため、アバター越しでも相手に表情を伝えることができます。寝起きの状態など、ビデオ通話の準備ができていない状態でもアバターを利用すれば気軽にビデオ通話が可能になります。アバターによるビデオ通話は、AndroidとiOSの両方で利用できます。

アバターによるビデオ通話のほか、アニメーションアバターステッカーと、セルフィーからのアバター生成機能も発表されています。アニメーションアバターステッカーは、自身のアバターがアニメーションであらゆる動きをするステッカーです。手を振ったり拍手をしたりと、アバターの動きでさまざまな感情を表現できます。アニメーションアバターステッカーは、InstagramとFacebookの投稿や、InstagramとMessengerのメッセージなどで利用可能です。

セルフィーからのアバター生成機能は、現時点でテスト機能としてFacebookとWhatsAppで提供されています。ユーザーがセルフィーを撮影すると、セルフィーを元にアバターの候補が生成されます。アバターを作成する際に、細かいパーツを選ぶ必要がなくなるため、これまでよりアバター作成がより簡単で素早くおこなえるようになります。

EDITED BY
TOKIWA