グーグル、Pixelシリーズ向けに複数の新機能を発表 保留待機機能やPixel Watchの転倒検出機能など

Pixel 4a以降の機種が対象

Googleは2023年3月13日(米国時間)、Pixelシリーズ向けの新機能アップデート「Feature Drop」を発表しました。

今回のアップデートでは、Pixel 4a以降の機種を対象に複数の新機能が発表されています。新機能は、今後数週間で順次利用できるようになります。

Feature Drop

「代わりに待ってて」機能が日本国内で利用可能に

日本国内のPixelに保留待機機能「代わりに待ってて」が対応します。米国では2020年9月から提供されている機能です。「代わりに待ってて」を利用すると、電話の保留中にGoogleアシスタントが代わりに電話で待機してくれます。保留が解除されると、音や振動、画面上のプロンプトでユーザーに通知されるため、保留中も常に耳に電話をつけている必要がなくなります。「代わりに待ってて」は、事前に設定を有効にした上で、電話をかける際に機能を利用するかどうかを選択して利用します。

Pixel 7 / 7 Proで利用できる高速な夜景モードが、Pixel 6 / 6 Proにも対応します。また、写真に写り込んだ不要な被写体を簡単に消せる「消しゴムマジック」が、すべてのPixelシリーズで利用できるようになります。

「ヘルスコネクト」アプリが、Pixelシリーズにプリインストールされます。ヘルスコネクトでは、対応している健康・フィットネスアプリのデータを保存・接続でき、それらのデータを一元的な管理が可能です。

Feature Drop

Pixel Watchに転倒検出機能が搭載

Pixel Watch向けには、転倒検出機能が新たに搭載されます。Pixel Watchが転倒を検出し、90秒以内にユーザーが応答しない、あるいは動かない場合に自動で緊急サービスに発信します。会話が可能な場合は、通常の通話と同じく緊急サービスの対応者と話すことができます。ユーザーが対応できない場合には、Pixel Watchが緊急連絡先にユーザーの現在地を共有します。転倒検出機能を利用するには、事前に設定で有効にする必要があります。

そのほか、日本では非対応の機能として、Google Nestで設定したタイマーをPixelで表示する機能や、フリーダイヤルに電話をかけるとメニューオプションが先に画面に表示される機能「Direct My Call」が発表されています。

EDITED BY
TOKIWA