Twitter CEOのイーロン・マスク氏は2023年1月20日、次回のTwittterのアップデートで、「おすすめ」タブの固定を廃止すると発表しました。
Next Twitter update will remember whether you were on For You (ie recommended), Following or list you made & stop switching you back to recommended tweets
— Elon Musk (@elonmusk) January 21, 2023
Twitterは2023年1月10日に「おすすめ」と「フォロー中」のタブUIを再導入しました。タブUIでは、Twitterアプリを起動したときやWeb版Twitterにアクセスしたときに、「おすすめ」タブが初期画面として表示される仕様となっています。そのため、フォロワーのツイートを逆時系列で閲覧したいときは、毎回「フォロー中」タブに切り替える必要があります。
マスク氏によると、次回のTwitterのアップデートで、初期画面を「おすすめ」タブに固定する設定を廃止し、ユーザーが最後に見ていたタブやリストが表示されるようになるとのことです。フォロー中のユーザーの投稿を中心に見たいユーザーは、Twitterを開くたびにタブを切り替えなければならない手間が省けます。
TwitterのタブUIは2022年3月に導入された際に、おすすめツイートが表示される「ホーム」タブを初期画面として固定した結果、ユーザーからの声を受けて数日でタブUIを撤回した経緯があります。今回も「おすすめ」タブが固定される仕様にユーザーからの不評の声があったものとみられ、「おすすめ」タブ固定の撤廃という妥協案を提案する形となりました。