ディズニープラス、広告付きプランを12月に米国で提供開始 広告なしの通常プランは値上げ

日本では2023年に導入予定

Disneyは2022年8月10日、動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」の広告付きプランを、米国で2022年12月8日から提供開始すると発表しました。日本を含むグローバルでは2023年に提供が開始される見通しです。

ディズニープラスの広告付きプランは、コンテンツの視聴時などに広告が挿入される代わりに、通常のプランよりも割安な料金でサービスを契約できるプラン。導入の予定は2022年3月に発表されていました。

Disney+ 広告付きプラン

「Disney+」の料金プラン(米国)

ディズニープラスの広告付きプラン(Basicプラン)の料金は月額7.99ドルで、年間プランは用意されていません。7.99ドルは現在提供されている通常の視聴プランと同価格となります。そのため、現状の広告の表示されないプランは「Premiumプラン」として10.99ドルに値上げされます。

ディズニープラスの広告付きプランは当初、通常プランに比べて割安な料金である点が売りとされていました。しかし、実際のところはこれまでの通常プランと同価格の設定となり、広告のないプランを値上げする理由として登場した印象が否めません。同様に広告付きプランの導入を予定しているNetflixは、会員数減少に苦しむ中どのような価格設定としてくるのかが注目されます。

EDITED BY
TOKIWA