Googleは2022年5月23日(米国時間)、Googleマップのストリートビューで過去の画像を確認できる「タイムマシン」機能がスマホ(iOS/Android)でも利用できるようになったと発表しました。
タイムマシン機能は、Googleマップのストリートビューを過去に遡って閲覧できるもので、デスクトップ版Googleマップでは2014年に導入されていました。今回、Googleマップへのストリートビュー導入から15年を迎えるにあたり、タイムマシン機能がモバイル(iOS/Android)でも利用できるようになりました。
Googleマップアプリでストリートビュー画像を表示し、画面下部のメニューを上にスワイプすると、2007年までのストリートビュー画像を遡れるようになり、街や建物の変遷をスマホからも確認できます。

2023年に試験導入されるストリートビュー撮影用の新型カメラ
また、タイムマシン機能のスマホアプリへの対応にあわせ、新しいストリートビュー撮影用カメラの試験導入や、Google I/O 2022で発表された「Immersive view」との連携についても予告されています。新しいストリートビュー撮影用カメラは、従来カメラよりも小型化され、ルーフラック付きのあらゆる車両に取り付け可能とのこと。新型カメラは、2023年に試験的に導入される予定です。
2022年内には、世界の各都市を上空から滑空するように見られるImmersive viewがリリースされます。Immersive viewでは、ストリートビュー画像と航空画像を融合して作成した3Dデジタルモデルが使用されており、東京を含む5都市で利用できるようになります。
SOURCE
EDITED BY
TOKIWA