Twitterは2022年4月7日(米国時間)、ツイートの画像に追加したキャプションのテキスト表示機能をグローバルで展開を開始したと発表しました。
As promised, the ALT badge and exposed image descriptions go global today.
Over the past month, we fixed bugs and gathered feedback from the limited release group. We're ready. You're ready. Let's describe our images! Here's how: https://t.co/bkJmhRpZPg https://t.co/ep1ireBJGt
— Twitter Accessibility (@TwitterA11y) April 7, 2022
画像キャプションのテキスト表示機能は、2022年3月よりテストが開始されていました。Twitterは1カ月間のテストを実施し、4月初旬ごろに正式導入するとしていたため、当初のスケジュール通りの導入となった形です。
Twitterの画像キャプション自体は2016年より提供されており、目の不自由な人向けの読み上げ機能に対応するためのものでした。今回新たに正式導入されたのは、ツイートの投稿者が画像に追加したキャプションを、「ALT(Alternative textの略)」バッジからテキスト表示する機能です。

キャプションのある画像に表示される「ALT」バッジをタップ

投稿者の追加した画像キャプションがテキストで表示される
キャプションの追加されている画像には、「ALT」バッジが表示されます。キャプションの内容を見たいときは、「ALT」バッジを選択すると画像の投稿者が設定したキャプションをテキストで確認できます。なお、画像キャプションの文字数上限は、半角・全角を問わず1000字までとなっています。
キャプションのテキスト表示により、視力に障害をもつ人に加え、通信状態の悪い地域に住む人などでも画像の内容にアクセスしやすくなります。また、キャプションのテキスト表示が可能になることで、一般ユーザーに対しても画像の重要なポイントなどを文章で示せるようになり、ツイートへのエンゲージメントを促進させる効果が期待できます。