インスタライブでユーザーを「モデレーター」に指定する機能が追加 配信中に視聴者を管理

配信者はライブ配信に集中できる

Instagramは2022年3月11日、インスタライブに「モデレーター」を設定できるようになったと発表しました。モデレーターは、インスタライブにおいて嫌がらせやネガティブなコメントをする視聴者を管理できる役割です。

インスタライブ モデレーター

インスタライブの配信者は、ライブを視聴しているユーザーから1人を選んでモデレーターとして指定できます。モデレーターになったユーザーは、当該配信においてネガティブなコメントを報告したり、特定の視聴者をライブ配信から外したりといった操作をおこない、配信のクオリティを維持するのが目的となります。モデレーターによって配信から外された視聴者は、再びその配信を見ることはできません。ライブ配信者は、嫌がらせなどへの対応をモデレーターに一任し、自身はライブ配信により集中できるようになります。

インスタライブの視聴者は、配信にモデレーターが設定されている旨の表示は見られるものの、誰がモデレーターなのかは確認できません。配信者は、ライブ終了後にモデレーターがまとめたレポートを確認できます。レポートでは、モデレーターがどのアカウントを報告したかや、配信から外したかといった内容を把握できるため、次回以降の対策に役立てられます。

配信者は、ライブ配信中にいつでもモデレーターの設定を解除できます。またモデレーターも、いつでも自身でモデレーターの設定を外せるようになっています。モデレーターには、自身のフォロワーでないユーザーも設定可能ですが、モデレーターはライブ配信を視聴しているユーザーに限られます。そのため、最大4人で配信できる「ライブルーム」では、配信者としてゲスト参加しているユーザーをモデレーターには設定できません。

EDITED BY
TOKIWA