iOS 15 Beta 3にiPhone 13 Pro / Pro Maxでの「オートマクロ」のオン/オフ設定が搭載

今後のiOSアップデートでの実装に期待

Appleは2021年10月6日、デベロッパー向けにiOS 15ベータ3をリリースしました。iOS 15ベータ3では、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxのカメラで利用できる「オートマクロ」を手動で設定できる項目が追加されています。

iPhone 13 Pro / Pro Maxのカメラを被写体に近づけると、自動で広角レンズから超広角レンズに切り替わる仕様になっています。このオートマクロは、被写体をよりきれいに接写するときには便利ですが、広角レンズと超広角レンズで角度が微妙にズレてしまう点や、切り替わるときのアニメーションに煩わしさを感じる人も少なくないようです。

iOS 15ベータ3に追加されたオートマクロの手動設定でオートマクロをオフにしておけば、被写体にカメラを近づけても勝手にレンズが切り替わらなくなります。ただし、現時点ではベータ版のみでの実装のため、一般ユーザーはオートマクロの手動設定をまだ利用できませんが、近く配信されるであろうiOSのアップデートでの導入を期待してもよいでしょう。

iOS 15.1アップデートで正式導入

2021年10月26日に配信が開始されたiOS 15.1アップデートで、オートマクロをオフにする設定が追加されました。

EDITED BY
TOKIWA