Appleは2021年10月26日、iOS 15.1アップデートの配信を開始しました。遠くにいる人と一緒に映画や音楽を楽しみながらFaceTimeで話せる「SharePlay(シェアプレイ)」や、iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro MaxでのProResビデオ撮影機能および写真・ビデオ撮影時の自動マクロ切り替えをオフにする設定の追加などがアップデートの内容に含まれます。
リリースノートは以下のとおり。
- SharePlay
- SharePlayはFaceTimeとApple TV App、Apple Music、その他の対応しているApp Store提供Appのコンテンツを同期して体験を共有できる新しい方法
- コントロールの共有により、全員が一時停止、再生、早戻し、早送りを行うことが可能
- 友達が話したときに、映画、テレビ番組、曲の音量を自動的に下げるスマートボリューム機能
- Apple TVでは、iPhoneでFaceTime通話を継続しながら、大画面で共有したビデオを視聴するためのオプションに対応
- 画面共有により、FaceTime通話の参加者全員で写真を見たり、Webサイトを参照したり、お互いをサポートしたりすることが可能
- カメラ
- iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxでのProResビデオの撮影
- iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxでの写真またはビデオの撮影時に自動マクロ切り替えをオフにする設定
- Appleウォレット
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードの対応により、検証可能なワクチン接種情報をAppleウォレットに追加して提示することが可能
- 翻訳
- “翻訳” Appおよびシステム全体での翻訳で繁体字中国語(台湾)に対応
- ホーム
- HomeKit対応の湿度センサー、空気質センサー、または光量センサーの現在の値に応じて実行される新しいオートメーション
- ショートカット
- イメージやGIFの上にテキストを重ねて配置できる、あらかじめ用意されたアクション
- このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
- “写真” Appで、写真やビデオを読み込む際に誤って“十分な空き領域がありません”と報告されることがある問題
- “天気” Appで、現在地の現在の気温が表示されないことやアニメートされた背景のカラーが正しく表示されないことがある問題
- 画面をロックしたときにAppからのオーディオ再生が一時停止することがある問題
- 複数のパスでVoiceOverを使用しているときに“ウォレット”が予期せず終了することがある問題
- 利用可能なWi-Fiネットワークが検出されないことがある問題
- 時間の経過に伴うバッテリー容量の推定を改善するために、iPhone 12モデルでバッテリーアルゴリズムをアップデート
iPadOS 15.1アップデートの配信も同時に開始されており、iOS 15.1同様にSharePlayに対応しています。
EDITED BY
AC