Amazon.co.jpは、メディアストリーミングデバイスのFire TVシリーズ新モデル「Fire TV Stick(第3世代)」を発表しました。価格は4980円(税込)ですでに予約を受け付けており、2020年9月30日から出荷開始となります。
第3世代のFire TV Stickは、1.7GHzのクアッドコアプロセッサを搭載し、動画再生やアプリ起動などの処理能力を向上。前モデル(第2世代Fire TV Stick)と比べて50%パワフルになった一方、消費電力は半分に抑えています。
新たにHDRとDolby Atmosに対応し、1080p/60fpsのストリーミングや臨場感あるサウンドも楽しめます(対応機器が必要)。また、5GHz帯をサポートするデュアルバンド、デュアルアンテナのWi-Fiチップの採用により、安定したストリーミングを実現し、接続の途絶を減少させたとのこと。
付属するリモコンには、電源、音量、ミュートのボタンを備え、対応するテレビやサウンドバー、AVアンプを操作できます。Alexaにも対応しており、コンテンツを音声でコントロール可能です。
2020年内には、Fire TVの新しいユーザーインターフェースが提供され、まずはこの新モデル上で展開される予定。より直感的かつシンプルで、ユーザーごとにカスタマイズされたものになるといいます。
具体的には、メインメニューを画面の中央部に配置し、お気に入りのアプリやチャンネルなど、よく使うサービスに素早くアクセスができるようになります。その場で直接ストリーミングサービスを起動したり、対応するアプリにカーソルを合わせるだけで提供されているコンテンツを素早く確認・再生することが可能だといいます。
さらに、新しいメニューの「探す」からは、人気の映画、テレビ番組などに簡単にアクセスできるようになるほか、お気に入りコンテンツの検索や、コメディ、アクションなどのジャンル別の閲覧、キッズ&ファミリーといったカテゴリー単位の検索もおこなえます。
ユーザー・プロフィール機能も加わり、最大6名分のおすすめコンテンツや、視聴履歴、ウォッチリストなどの管理をアカウント毎にパーソナライズできるようになります。「アレクサ、私のプロフィールに切り替えて」などと話しかけ、プロフィールを切り替えられるとしています。