インスタグラム、アカウント作成時に生年月日の入力が必要に DMのプライバシー設定も強化

インスタグラム、アカウント作成時に誕生日入力が必須に? DMのプライバシー設定も強化

インスタグラムは2019年12月4日、サービスの安全性を高める取り組みをおこなうと発表しました。Instagramアカウントの新規作成時に生年月日の入力を必須にするほか、ダイレクトメッセージ(DM)のプライバシー機能の強化などが挙げられています。

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インスタグラム、アカウント作成時に誕生日入力が必須に? DMのプライバシー設定も強化

Instagramは利用規約において、ほとんどの国でサービス利用できる年齢を13歳以上と規定しています。今回、アカウント作成時に生年月日の入力という年齢確認ステップが導入され、13歳未満のユーザーの利用制限が厳格になった格好です。

登録した生年月日は、自分以外の第三者に公開されることはなく、後から編集も可能。また、FacebookとInstagramを連携させている場合は、Facebookに登録した生年月日がそのまま反映されるとしています。

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この施策は、若年層を中心としてユーザーがより安全に利用できることを目的としており、今後Instagramは登録された年齢情報を活用し、アカウント制御やプライバシー設定などの提案をおこなうとしています。

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さらに、DM(ダイレクトメッセージ)のプライバシー機能も強化。メッセージリクエストを承認する範囲設定や、グループスレッドへの追加に制限をかける設定が追加されます。

これまで、知らない人から届くメッセージリクエストやグループ追加は未然に防げませんでしたが、これら設定を使えばスパムや不快なメッセージも受信しなくなります(自分がフォローした人以外からリクエストなどが届かなくなる設定が可能です)。

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これらのセキュリティ機能は、向こう数カ月で順次適用されていくとのことです。

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BOTAN