LINEポイント、11月以降に大幅改変 LINE Payと連携強化、外部ポイントの交換終了など

LINEポイント、11月以降に大幅改変 LINE Payと連携強化、外部ポイントの交換終了など

LINEは2019年11月1日以降、スマホ決済サービスLINE Payの還元プログラムである「マイカラー」の付与特典を「LINE Payボーナス」から「LINEポイント」へ変更します。また、LINEポイントの外部サービスへの交換を12月27日より順次終了するなど、LINEポイントをLINEのエコシステムの軸とする方向性に舵を切ります。

LINE Payの還元はLINE PayボーナスからLINEポイントに

従来、LINEポイントの発行主体はLINE株式会社でしたが、11月からはLINE Pay株式会社が発行業務を引き継ぎ、発行主体となります。

これに伴い、LINE Payのマイカラー還元(0.5〜2%)、2020年に提供予定の「Visa x LINE Payクレジットカード」を含めて、LINE Payの還元特典はLINEポイントに変更されます。キャッシュレス・消費者還元事業による還元についても、2020年1月1日以降、LINEポイントでの付与に変更予定となっています。

LINEポイントは1ポイント=LINE Pay残高1円相当として、支払いに利用できます。コード支払いやオンライン決済時に、決済画面内でLINEポイントを選択することにより、優先的に支払いに充当可能です。LINE Payボーナスでは同様の充当ができなかったプリペイドカードの「LINE Pay カード」や「QUICPay+」(Android端末のみ)にも対応する見込み。

なお、これまでのキャンペーン等で発行された「LINE Payボーナス」は、引き続き支払いや送金(友だちへの送付)に使えます。

LINEポイントの外部ポイントへの交換を順次終了

LINE Pay LINEポイント

また既報のように、12月27日以降、LINEポイントの外部サービスへの交換は順次終了します。具体的には「dポイント」「Amazonギフト券」「nanacoポイント」「メトロポイント」「Pontaポイント」「選べるe-GIFT」「ベルメゾン・ポイント」「JALマイレージバンク」の8サービスが終了となる交換先として挙げられています。

今後、LINEポイントはLINE Payでの決済や、その他のLINE関連サービスでのみ使えるポイントになります。これまで提供されてきた「LINEポイント」内のメニューからポイントをLINE Pay残高に交換・チャージする機能も、12月末をもって終了します。