ドコモはTIZEN OSを搭載するSamsung製スマートフォンを2013年後半に発売予定であると明らかにしているが、来年2014年にはNECと富士通もTIZEN搭載端末を投入する計画だという。産経新聞が報じている。
MEDIASやARROWSブランドで展開か
NECは主力ブランド「MEDIAS」ブランドでTIZEN搭載端末を展開する模様。富士通はHTML5の普及次第としながらも、主力機種での展開の可能性を示唆したという。
国内メーカーはTIZENの開発を主導する企業ではないが、2位グループで準備を着々と進めつつ、TIZENによるビジネスチャンス拡大を目論む。
TIZENは、SamsungやIntelを中心にドコモや富士通、Huawei、韓国KTなど計12社が開発に参画している、HTML5ベースのオープンソースOS。OSの改変などに制限がなく、通信事業者やメーカー独自の機能・サービスなどでカスタマイズしやすいのが特徴となっている。
KDDIが取り扱う予定の「Firefox OS」と基本戦略は同様で、iOS、Androidに対抗する“第3のモバイルOS”として世界シェア20%を狙う。
SOURCE