KDDIは25日、Firefox OS搭載スマートフォンの国内市場導入とFirefox OSの機能向上のためにMozilla Corporationと協力していくことで合意したことを発表した。
「Firefox OS」はMozillaが開発中のOSで、すべてHTML5・javascriptなどのWeb標準技術をベースとしているオープンプラットフォーム。「Webこそがプラットフォーム」、「Webを生かす」という方向性を打ち出している。
Firefox OS上で動作するアプリはHTML5アプリとして開発される。HTML5を利用することで、従来よりもリッチなWebアプリを作成することができ、通信できない環境下でもWebアプリを使うことが容易になる。
KDDIは、データ通信の最適化・セキュリティ機能の強化・ペアレンタルコントロールなどの分野について貢献していくとのこと。
Firefox OS搭載端末は、既にZTE、LGなどが開発中。KDDIが発売する端末がどのメーカーのものになるのかは未定。発売は2014年以降になる見込みだ。