12月26日、東京メトロはトンネル内携帯電話利用可能エリアをさらに拡大する。 エリアが拡大する駅区間は、丸ノ内線(新宿御苑前駅~赤坂見附駅間)、千代田線(代々木上原駅~霞ヶ関駅間)、半蔵門線(永田町駅~神保町駅間)、副都心線(千川駅~要町駅間)の各区間。
東京メトロは2012年度中に全線を携帯電話利用可能エリアとするべく、順次アンテナ設置工事等の環境整備を進めている。
利用可能エリア達成率ランキング
12月26日時点での利用可能エリア達成率を示した。なお、地下駅間距離および利用可能駅間距離については、東京メトロ発表の資料中で地下区間として表記されている部分は地下区間としている。
1位は千代田線線で湯島駅から綾瀬駅の区間および本日から代々木上原駅から霞ヶ関駅の区間で利用可能となっている。 前回の12月6日時点のランキングで1位だった日比谷線は2位に後退、上位5路線の顔ぶれは変わらなかった。前回ランキングでは達成率0%だった副都心線と半蔵門線は、その後順調に利用可能エリアを増やしている。
他方、有楽町線はいまだに達成率0%。有楽町線は、東京メトロ9路線中最も累計駅間距離が長い(28.3km)だけあり、残り3ヶ月で100%を達成できるのか注目したい。
なお、東京メトロからの公式発表に基づくエリア拡大開始日より前の日時から、一部区間では利用可能になる時間帯があることが確認されている。
順位 | 路線名 | 地下駅間距離(km) | 利用可能駅間距離(km) | 達成率 |
1 | 千代田線 | 21.9 | 17.2 | 79% |
2 | 日比谷線 | 18.2 | 12.6 | 69% |
3 | 半蔵門線 | 16.8 | 10.3 | 61% |
4 | 南北線 | 21.3 | 12.4 | 58% |
5 | 丸ノ内線 | 24.2 | 13.6 | 56% |
6 | 東西線 | 19.7 | 8.2 | 42% |
7 | 副都心線 | 20.2 | 8.1 | 40% |
8 | 銀座線 | 14.3 | 5.4 | 38% |
9 | 有楽町線 | 28.3 | 0 | 0% |
東京メトロ発表資料
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