ドコモ、東北の一部地域でFOMAとXiの通信障害発生

ドコモは1月27日、東北地方の一部地域でFOMAとXiの音声着信、パケット発着信がしにくい、および圏外となる状況が発生したと発表した。通信障害は27日中に復旧した。原因は、ドコモの通信設備の故障による。

発生日時は、2012年1月27日21時8分頃~1月27日21時53分。

影響地域および影響を受けたと想定されるのは、宮城県全域(栗原市を除く)、福島県全域(会津方面と郡山市を除く)、岩手県(大船渡市、一関市、陸前高田市、東磐井郡、気仙郡方面)、山形県(山形市、上山市、天童市、東村山郡、西村山郡河北町方面)でFOMAおよびXiを利用しているユーザ。

ドコモは1月25日に東京14区で通信障害を起こしている。そのトラブルを受け、総務省はNTTドコモに対し、再発防止策を含む対策などを早急に講じ、その実施結果を報告するよう指導した

今回の対応は早かったが、通信障害が続いたこともあり、ユーザの不安を高めてしまったかもしれない。ドコモのスマホ販売台数は大きく伸びているだけに、安定した通信環境の構築が急務といえる。