ワイモバイル専売「moto g66y 5G」をレビュー、1円スマホの中では群を抜く高スペック

買いの機種だが欠点はある?
moto g66y 5Gレビュー

今回取り上げるワイモバイルの専売スマホ「moto g66y 5G」は、記事執筆時点で一括1円で購入できる機種です(乗り換えで購入時)。各社の“1円スマホ”の中でもかなり秀でたモデルなので、詳しくレビューしていきます。

motoシリーズはモトローラの製品で、スマホのメーカーとしてはメジャーです。多くの1円スマホはコストダウンによる弱点がありますが、moto g66y 5Gは目立った欠点が少ないとても良いモデルです。もちろん高性能な上位・中位モデルには及びませんが、シンプルにお得にスマホを使いたい人におすすめです。

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他の1円スマホと比べて画面が美しく、かなり評価できる

画面は6.7インチとやや大画面

画面は6.7インチとやや大画面

moto g66y 5Gは、6.7インチの大画面モデルになります。最近のスマホの大画面モデルは、大体このサイズ前後が主流になっています。画面が広く、使い勝手は良好です。もちろん、設定次第ではブラウザの文字も大きく見えるので、シニアにもおすすめできます。

1円スマホは、解像度がHDと短辺720ピクセルの製品が多くを占めています。この点、moto g66y 5Gは短辺1080ピクセル、FHD+と呼ばれる解像度(2400×1080ピクセル)となっており、映像が細密できれいです。価格重視の下位モデルではなく、中級モデルとして通用するディスプレイなのです。

ただし、中・上位モデルに多い有機EL(OLDE)ではなくTFT液晶なので、やや黒の締まりや発色の鮮やかさでかなわない部分もあります。額縁がやや太めなのも上位機には及びません。とはいえ、価格を考えれば十分に評価できるディスプレイです。

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デザインはシンプルで飽きが来ない

背面は革調の仕上げで手触りもいい

背面は革調の仕上げで手触りもいい

本体カラーは3色で、今回はブラックオイスターをレビューします。他の2色はグレーミストとディルグリーンとなります。どれも落ち着いた色で、色見本で有名なPANTONEのカラーとなっています。

背面の仕上げは革調のシボになっていて、しっとりとしたすべりにくい手触りです。ガラス製の背面に比べると、とても落ちついていて大人っぽい高級感があります。キラキラした部分もほとんどないので、飽きることなく愛着を持って利用できるでしょう。また、指紋や手の脂が目立ちにくいのも魅力です。防水・防塵(IPX8, IPX9 / IP6X)にも対応しているので安心して利用できます。

SIMトレイはmicroSDカードにも対応

SIMトレイはmicroSDカードにも対応

SIMトレイは、nanoSIMとmicroSDカードをセットできます。メモリが不足したら追加できますし、eSIMも使えるので海外旅行でも便利です。NFCに加え、おサイフケータイにも対応しているので、メインのスマホとしても不足なく利用できるはずです。

電源ボタンは指紋センサー内蔵

右側面下の電源ボタンは指紋センサー内蔵

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手にしたときの重さとサイズ感が少し気になる

画面サイズが大きいだけに、重量はやや重めだ

画面サイズが大きいだけに、重量はやや重めだ

気になるのは重量で、カタログ値で200gです。実際に測ってみたところ206gでした。

このサイズとしては平均的な重量とはいえ、決して軽いわけではないので、ケースをつけて持ち歩くと重たく感じるでしょう。サイズもそれなりに大きいので、女性や手の小さな人には負担になる可能性もあります。

同梱物は一般的だが、透明のスマホケース付きだ

同梱物は一般的だが、透明のスマホケース付きだ

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1円と考えれば性能面は大満足

チップはMediaTek Dimensity7060を採用しています。性能的には中の下といったところですが、1円で購入できるモデルとしては文句なしでしょう。普段使いには頃合いで、ヘビーなゲームには向きませんが軽めのゲームならこなせます。

性能は中の下といったところ

性能は中の下といったところ

メモリは4GBとやや少なめですが、仮想メモリのRAMブースト機能で最大12GBで利用できます。ストレージは128GBと十分で、microSDカードで2TBまで増設できます。動画や写真を多めに保存したい人にも向いています。1円スマホの中には64GBストレージのモデルが少なくありませんが、写真を多く保存するとさすがに物足りないでしょう。

バッテリーは5200mAhと十分な容量で、75分での急速充電に対応します。最高30Wでの充電が可能ですが、充電器は付属しません。一般的なUSB PD対応の充電器で30W充電ができると思われますが、保証しているのはSoftBankの充電器のみです。

データ通信は5Gに対応しており、Wi-Fiはac対応となります。また、Bluetoothも5.3と十分です。ちなみにOSはAndroid 15と一般的です。

カメラは2つ搭載、実際に撮影してみた(作例)

左側の上下2つがカメラだ

カメラは3つに見えるが、左側の上下2つがカメラだ

カメラは3つ付いているように見えますが、5000万画素のメインカメラと800万画素の超広角の組み合わせになります。1円スマホは、デュアルカメラでもメイン+200万画素のマクロのような組み合わせは少なくありません。800万画素の超広角撮影ができるのはとても嬉しいところです。なお、インカメラは3200万画素です。

インカメラは3200万画素

インカメラはピンホール式になる

実際に写真を撮影してみましたが、メインカメラはなかなかきれいに撮れました。超広角カメラは少し劣りますが、スナップ写真には十分。ポートレートも人物以外のぼかしにも対応しており、こちらも悪くありません。

動画撮影は4K30フレームまでとなっています。この価格帯では4K60フレームの撮影は難しいので、動きのある被写体はフルHD60フレームで撮影するとよいでしょう。

標準カメラ

標準のカメラは5000万画素で、やや白飛び気味だが美しく撮れる

標準のカメラは5000万画素で、やや白飛び気味だが美しく撮れる

2倍ズーム

デジタルの2倍ズームにも対応

デジタルの2倍ズームにも対応

超広角

超広角は拡大すると画質が気になる

超広角は拡大すると画質が気になる

マクロ

マクロもきれいに撮れるが、この距離でも拡大するとピントが怪しい

マクロもきれいに撮れるが、この距離でも拡大するとピントが怪しい

ポートレート

ポートレートで最もぼかして撮影した

ポートレートで最もぼかして撮影した

動画(4K)

4K動画の撮影にも対応

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まとめ

moto g66y 5Gは、ワイモバイルへの乗り換えで一括1円で購入できます。一括払いで1円ですから2年後に機種を返却する必要もありません。

性能はほどほどとはいえ、3〜4年と末永く使うことを考えると少々心もとないところです。やはり2年ほど普通に使うイメージで手に入れれば失望はしないはずです。もちろん、軽い使い方なら3年以上満足して使えることでしょう。1円で売られている機種の中ではかなり良い選択肢で、とにかく費用をかけたくない人には頃合いです。

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構成・文
戸田 覚
編集
アプリオ編集部
EDITED BY
MATSUBA