今、AIによるイラスト作成に注目が集まっています。イラストのイメージを言葉で指定したり、用意されたイメージを選択したりしながら、理想のイラストをAIによって自動生成する仕組みが用いられています。
なかでも「お絵描きばりぐっどくん」は、同サービスのLINE公式アカウントを友だち追加し、メッセージを送信するだけでAIによるイラストを生成できるとあって話題です。そこで今回は、お絵描きばりぐっどくんの登録方法や使い方、料金・回数制限などについて解説します。
LINEでAIによるイラストを生成できる「お絵描きばりぐっどくん」とは?
まずはじめに「お絵描きばりぐっどくん」のサービス概要や利用料金について紹介します。
LINEでメッセージを送るだけでAI画像を生成できる

LINEでメッセージを送るだけで簡単にAIイラストを生成できる
「お絵描きばりぐっどくん」は、LINEを介してAIによる画像生成がおこなえるサービスです。現在オープンソースとして提供されている、テキストから画像を生成するAI「Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)」が用いられています。
2022年8月に株式会社西海クリエイティブカンパニーが提供を開始して以降、約1カ月で3000万枚もの画像を生成、国内200万人を超えるユーザーを抱えています。LINEユーザーなら基本無料で利用可能です。
AI画像の生成は簡単で、お絵描きばりぐっどくんのLINEアカウントにメッセージを送るだけ(詳しい使い方は後述)。画像は自動でトーク画面に出力され、友だちにメッセージを送るような感覚で、誰でも手軽にAI画像の生成を体験できます。
1日10枚まで無料、月額500円で作成回数が無制限に
お絵描きばりぐっどくんでの画像作成は、1日10枚までなら無料で作成が可能。翌日になると再度10枚まで無料で画像を作成できるようになります。

1日10枚まで無料で作成可能。[もっと遊ぶ]をタップしても有料会員の登録画面にアクセスできる

月次プランは月額500円(税別)

年次プランは年額5000円(税別)で、月次プランより2か月分お得
1日10枚では足りないという場合、画像の作成枚数が無制限になる有料プランも用意されています。月額500円(税別)と年額5000円(税別)から選ぶことができ、年額だと2カ月分お得です。
11枚目の画像を作成しようとすると有料プランへの案内画像が表示されるので、[枚数制限とお別れする]をタップすると有料プランへの登録画面にアクセスできます。
「お絵描きばりぐっどくん」の使い方
ここからは、お絵描きばりぐっどくんの登録方法や使い方を解説します。なお、お絵描きばりぐっどくんを利用する前提としてLINEアプリが必要です。
「お絵描きばりぐっどくん」を友だち追加する(登録方法)


SafariやGoogle Chromeなどのブラウザから、お絵描きばりぐっどくん公式LINEアカウントを友だち追加するだけで登録は完了です。LINEのトーク画面を開き、最初のトークに送られてくる「利用規約」を確認しておきましょう。
なお、本記事ではiOS版LINEアプリで解説していますが、Android版やPC版LINEアプリでも登録方法や使い方は同様です。
「お絵描きばりぐっどくん」でAI画像を作成する

画像の作成は簡単で、トーク画面にメッセージを送信するだけ。出力して欲しい画像をイメージして、メッセージを送信しましょう。
送信するメッセージは日本語と英文どちらでもOKです。メッセージ送信後、数十秒ほどで出力された画像がトーク内に表示されます。出力された画像は端末に保存したり、他のトークに転送したりできます。

同じメッセージでも違う画像が生成されることもある
メッセージによっては画像の出力に失敗することもあるようです。また、同じメッセージでも違うパターンの画像が出力されることもあります。
たとえば、画像のように同じメッセージを送信してみると、1枚目よりも2枚目のほうがメッセージの内容と一致しているように思えます。実際にメッセージを送信してみて自分のイメージと違ったら、同じメッセージを送信するか、違う内容のメッセージを送信するといいでしょう。