LINE「翻訳」機能の使い方──トークで英語や中国語、韓国語を日本語に通訳

タイ語、ベトナム語、スペイン語などの言語も翻訳できる?

LINE公式アカウントの一つ「通訳アカウント」を使えば、トークで送受信するメッセージを対象の言語に翻訳してくれます。即座に翻訳されるので、海外の友だちとやりとりするときや語学学習などに役立ちます。

本記事では、LINEのトークにおける「通訳アカウント」を利用した翻訳のやり方を解説します。

LINEの「通訳アカウント」とは?

通訳アカウントとはLINE公式アカウントの一つで、たとえば日本語で送ったメッセージを英語へ、英語で送られてきたメッセージを日本語へといった具合に、ほぼリアルタイムで翻訳してくれる機能を備えています。

トークメッセージを瞬時に翻訳

送信したメッセージが瞬時に翻訳される

送信したメッセージが瞬時に翻訳される

通訳アカウントをトークに加えれば、メッセージを送るだけでまるで通訳の人が間に入ったようにその場で翻訳してくれるので、言語の壁のある会話もスムーズにおこなえます。

「日本語でいう〇〇って、なんて言えばいいんだろう」「この単語、どういう意味だろう」といったときに、わからない表現をとりあえずトークに送って辞書のように利用することも可能です。

対応する言語は英語・韓国語・中国語

通訳アカウントで翻訳できる言語は決まっています。

通訳アカウント
通訳アカウントで翻訳できる言語
  • 英語
  • 韓国語
  • 中国語(簡体字)
  • 中国語(繁体字)

LINEが提供する通訳アカウントは上記の4つです。中国語は簡体字と繁体字の2種類あります。日本人がよく使う外国語がラインナップされている印象です。

タイ語やベトナム語、スペイン語などの言語を翻訳したい場合は、他サービスの翻訳ツールを利用してみましょう。またLINEには、通訳アカウント以外にも翻訳機能があり、英語や韓国語、ベトナム語、タイ語、スペイン語など13の言語に対応しています。

LINE 翻訳
LINE 翻訳

LINEアプリ内の検索で「翻訳」と入力すると、見慣れたスタイルの翻訳機能を利用できます。

言語を設定後、翻訳したいテキストを入力するだけで利用できます。Naverが開発する翻訳アプリ「Papago」がエンジンになっているようです。

専門用語も翻訳できる

2年前(2020年10月)

2年前(2020年10月)

現在(2022年9月)

現在(2022年9月)

専門用語が入った文章でも自然で意味の通る翻訳結果を出してくれます。同じ文章を使って2年前と現在の翻訳を比べると、翻訳のクオリティもアップしている印象です。

ただし、方言やあまりに砕けた表現などを翻訳しようとすると、正確に反映されないパターンがほとんどです。LINEの通訳アカウントで翻訳する際は、できるだけ標準的な表記をしたほうが訳の正確性を高められます。

固有名詞の訳にはムラが見られる
固有名詞の訳にはムラが見られる
固有名詞の訳にはムラが見られる

加えて、固有名詞の訳にはムラが見られます。有名なキャラクターや歴史上の人物、一般的な読みの名前などは正しく読んでくれますが、少し珍しい読みになると翻訳は難しいようです。

たとえば、「織田信長」や「ドナルド・トランプ」のような人名は正確に訳出できている一方で、「米津玄師(よねづけんし)」さんの名前を翻訳しようとしても、「master of Yonezu)」のように不正確な翻訳結果となってしまいます。

また、かつての内閣総理大臣で比較的名前の読みが難しい2人で検証してみましたが、こちらも正確性にムラが出る結果になりました。人名などの固有名詞を入力する場合は、初めからアルファベットで入力したほうがよいでしょう。

LINE通訳アカウントの使い方(翻訳の方法)

LINE通訳アカウントの使い方を解説します。

【事前準備】通訳アカウントを友だちに追加する

通訳アカウントを利用するには、事前に翻訳アカウントを友だち追加する必要があります。

検索窓に「通訳」と入力
通訳アカウント一覧
友だち追加する

はじめに、LINEの「ホーム」タブ上部にある検索窓に「通訳」と打ち込んで検索をかけます。

「LINE英語通訳」「LINE韓国語通訳」「LINE中国語通訳」「LINE中国語(繁)通訳」の4つの翻訳アカウントが表示されるので、追加したいアカウントを選んで[追加]をタップすれば、友だち追加は完了です。

通訳アカウントとの1対1トークで翻訳する方法

通訳アカウントとの個別トークは、サクッと翻訳したいときに便利です。

日本語から英語に翻訳

日本語から英語に翻訳

英語から日本語に翻訳

英語から日本語に翻訳

通訳アカウントのトーク画面を開いたら、目的のキーワードや文章をメッセージで送ります。すぐに翻訳した内容をメッセージで送ってきてくれます。

辞書機能も利用できる
辞典の検索結果

単語などのキーワードを送った場合は、翻訳結果とともに出典元の辞書に記載されている内容も送られてくることもあります。タップすると、辞書のページに移動するので、さらに詳細な内容を知ることができます。

グループトークに招待して会話を通訳させる方法

グループトークに通訳アカウントを招待すると、その言語を使う友だちとの会話で通訳の役割を果たしてくれます。

右上の吹き出しマークをタップ
[トーク]か[グループ]を選択
チェックを入れて[次へ]をタップ

「トーク」タブ右上の「吹き出しのアイコン」をタップして、[トーク]か[グループ]を選択してください。グループトークをしたい友だちと公式通訳アカウントにチェックマークを付けたら、[次へ]を押してください。

グループの作成が完了
グループの作成が完了

グループ名を決め、[作成]をタップすると、準備完了です。トーク画面を開くと、通訳アカウントからのメッセージを確認できます。

外国人との会話がスムーズにできる

実際にメッセージを送ると、その言語に応じて日本語⇔外国語、外国語⇔日本語といった通訳をしてくれます。これなら、いちいち会話の手を止めて意味を調べる必要もなく、外国人との会話がスムーズになります。

写真内の文字を翻訳する

LINEの「文字認識」機能を利用した翻訳方法もあります。

[写真内の文字を翻訳]をタップ
メニューを開く
撮影ボタンを押す

通訳アカウントのトーク画面を開いたら、下部の[メニュー]をタップします。続いて、メニューの中から[写真内の文字を翻訳]を選びます。カメラが立ち上がるので、翻訳したいキーワードか文章を撮影するか、端末に保存してある画像を選択して下さい。

今回はカメラで文章を撮影しました。翻訳したい部分が分かるように撮影ボタンを押しましょう。

内容を認識
翻訳後

撮影後に翻訳したい箇所が緑色になるので、問題なければ[日本語に翻訳]をタップすれば、翻訳結果が表示されます。

撮影した箇所を翻訳した内容にも表示できる
撮影した箇所を翻訳した内容にも表示できる

また、[写真に翻訳を表示]を押すと、緑色の部分が翻訳した内容で表示されます。

LINEの「通訳」アカウントを使った翻訳に関するよくある質問とその答え

LINEの「通訳」アカウントを使った翻訳に関して、よくある質問とその答えをまとめました。

ベトナム語、タイ語、スペイン語などの言語も翻訳できる?

「通訳」アカウントに、ベトナム語、タイ語、スペイン語は対応していませんが、LINEの翻訳機能を使えば翻訳できます。(詳細)

LINEの「通訳」アカウントで翻訳できる言語は、英語、韓国語、韓国語です。それ以外の言語を翻訳したい場合は上述した「翻訳」機能から、対象の言語を選びましょう。

翻訳できる言語
  • 日本語
  • 英語
  • 韓国語
  • 中国語(簡体)
  • 中国語(繁体)
  • スペイン語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • ロシア語
  • イタリア語
  • ベトナム語
  • タイ語
  • インドネシア語

翻訳したい言語が対応していない場合は、ブラウザで検索するなど他の方法で調べてみましょう。

翻訳箇所で気になった場合はどうすればいい?

LINEに直接問い合わせることができます。(詳細)

[フィードバックを送信]をタップ
お問い合わせ画面
問い合わせ内容を入力

通訳アカウントのトーク画面を開いて、下部の[メニュー]をタップしたら、[フィードバックを送信]を選択して下さい。LINEの問い合わせページに移動するので、翻訳結果で気になったところを尋ねてみましょう。

翻訳に料金はかからない?

「通訳」アカウントは無料で使うことができます。

「通訳」アカウントの使用に料金は発生しないので、気軽に利用できます。ただし、内容に関しては全ての翻訳が正確とは限らないので注意しましょう。

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