間違えた？ LINEでアナウンスを削除・再表示するとどうなるか、消し方や相手への見え方などを解説

LINEのアナウンスは、トークルームの参加者なら誰でも自由に表示させたり、消したりできます。ただ、これらの操作が反映されるのは自分のトークルームだけか、あるいはメンバー全員なのか判然としないため、その影響範囲は知っておきたいところです。

本記事では、LINEでアナウンスの表示や取り消しをしたり、間違えて消してしまった場合に再表示したりすると、相手にバレるのか、どのように反映されるのかなどについて解説します。

まずは最初にアナウンスの削除と再表示方法を知っておきましょう。

アナウンスを消す方法は3通りあります。アナウンスの解除（削除）をおこなうと、トーク相手（トークルームに参加している全員）に反映されます。自分のトークルームでのみアナウンスを消したい、もしくは非表示にしたいときは、「非表示」もしくは「最小化」のどちらかの方法がおすすめです。

解除は、自分はもちろんトーク相手の画面からもアナウンスが消える消し方です。

iOS版LINEの場合は左にスワイプ、Android版LINEの場合は長押しすれば、「アナウンス解除（削除）」が可能です。

アナウンスを解除した場合、誰が解除したかトーク相手にバレることはありません。しかしトーク相手の画面からもアナウンスが消えるため、あらかじめアナウンスを削除することを申告しておいたほうが親切でしょう。

非表示（今後は表示しない）は自分のみアナウンスが表示されなくなる消し方です。

自分以外のトークルームメンバーのトーク画面にはアナウンスを残しつつも、自分のトークルームではアナウンスを消すことができます。

すべてのアナウンスを非表示にしたい時は[今後は表示しない]をタップ、個別に非表示にしたい場合は左にスワイプ（Android版LINEの場合は長押し）して[今後は表示しない]をタップします。

なお、「今後は表示しない」にしたアナウンスは再表示できない点に注意が必要です。元のメッセージを探して再度アナウンスすると自分のLINE上にはアナウンスが復活しますが、メンバーのトークルームには同じアナウンスが繰り返し表示されてしまいます。

最小化は上部に表示されるアナウンスを小さなメガホンマークにする消し方です。

アナウンス表示自体が邪魔に感じるなら、最小化させるのがおすすめです。影響は自分のトークルームのみにとどまるので、相手に知られることはありません。

[最小化]をタップすると、画面右上のメガホンマークになります。アナウンスを再表示させるときは、このメガホンマークをタップします。

アナウンスを再表示させることができるのは、「最小化」させたアナウンスのみです。再表示させるには画面右上に表示されているメガホンマークをタップしましょう。

間違ってアナウンスを「解除（削除）」もしくは「非表示（今後は表示しない）」してしまった場合、元のメッセージが残っていれば再度アナウンスすることで再表示できます（後述）。

LINEのトークでやりとりしていると、会話やスタンプが重なって、肝心なメッセージが流れてしまうこともしばしば。そんなとき「アナウンス」を使えば、トークルームの最上部・必ず目に入る位置に、特定のメッセージを表示し続けられます。

冒頭で述べたように、LINEアナウンスはトークルームの参加者に情報を周知するための機能です。そのため、アナウンスの表示はもちろん、解除や再表示などの操作は、トークに参加している全員に影響する（相手にバレる）仕組みです。LINEアナウンスを個人的なメモ帳代わりに表示させたり、勝手に消したりするのはできるだけ避けたほうがよいでしょう。

なお、アナウンスの表示や解除、非表示などの操作をおこなっても、相手にサウンド・バイブレーションなどの通知が届くことはありません。

ただしアナウンスを行った場合、通知はされませんが「◯◯がアナウンスしました」という表示がされます。誰がアナウンスをしたか相手にバレる点は注意が必要です。

なおアナウンスの解除（削除）や非表示、最小化した場合は「◯◯がアナウンスしました」というような表示も通知もされません。

新規でアナウンスを表示させるには、任意のトークを長押しして展開したメニューの中からアナウンスを選択。これで、トークルームの上部にアナウンスが表示されます。

ちなみに、表示されているアナウンスをタップすると、そのメッセージまで飛ぶことができるようになっています

新規のアナウンスを作成すると、ほぼ同時にトーク相手（グループの場合グループ参加者全員）のトークルーム上部に同じアナウンスが表示されます。

なお、グループに途中から入った人のトークルームにもアナウンスは表示される仕組みです。[∨]をタップすると、グループに参加する前に表示されていたアナウンスも一覧で見られます。

LINEでアナウンスの解除（削除）をすると、トーク相手（グループの場合グループ参加者全員）のトークルームからそのアナウンスが消えます。

元のメッセージが削除されていない場合は再度アナウンスすることにより再表示できますが、いきなりアナウンスが消えてしまうと参加メンバーが困惑するかもしれません。すでに目的を果たした場合を除いて、アナウンスの解除はできるだけ避けたほうがよさそうです。

「目障りなので消したい」という意図であれば、自分のトークルームだけアナウンスを非表示にする方法を実行しましょう。

間違って消してしまったアナウンスは、元となったメッセージを探して長押しし、アナウンスボタンをタップすれば再表示できます。

ただし元のメッセージを探して再度アナウンスすると自分のLINE上にはアナウンスが復活しますが、メンバーのトークルームには同じアナウンスが繰り返し表示されることになります。

さらに、アナウンスの元となったメッセージが送信取り消しされていたり、グループ参加前に投稿されたものだったりした場合は、再表示できません。同じメッセージを再び送信してアナウンスを表示させるほかないのです。

結論からいえば、アナウンスの元となったメッセージを送信取り消ししても、アナウンス表示は消えません。

ただ、通常はアナウンス部分をタップすると該当するメッセージに移動できるようになっていますが、送信取り消しした場合は「メッセージがありません」と表示されてしまいます。アナウンスの元となっているメッセージの送信を取り消す場合は、あわせてアナウンスの解除もしておいたほうがよさそうです。

誰がアナウンスを作成したのかは、アナウンスした際の「◯◯がアナウンスしました」という表示と、アナウンスの[∨]をタップして表示を展開させると確認することができます。