iPhone 12を使っていて別の機種に買い替えようと考えているなら、安心できる業者に買い取ってもらうか、Appleやキャリアに下取りに出せば新機種の購入代金にあてられます。iPhone 12は発売から数年経っていますが、性能も高く中古スマホとして人気の機種なので買取・下取りで高く取引できるはずです。
本記事では、iPhone 12を買取・下取りに出すのにおすすめの業者をまとめて紹介。買取・下取り前に確認すべき点も解説しています。
iPhone 12を買取・下取りする前に知っておくべきこと
iPhone 12を買取または下取りに出すにあたり、いくつかの注意点があります。買取・下取りに出す前に以下の点を確認しておきましょう。
買取と下取りの違いは? どちらを利用すべき?

買取の場合(GEO)

下取りの場合(Apple)
「買取」は文字通り、不要になったiPhone 12を専門業者に買い取ってもらうことです。査定結果の金額が現金として指定の銀行口座に振り込まれます。
対する「下取り」とは一般的に、新しい端末を購入する際に業者に古い端末を引き取ってもらうことを指します。下取り金額は新機種の本体代金から値引きするか、業者指定のポイントに交換できます。
使わなくなったiPhone 12を手放して現金化したい人は「買取」、新機種購入をお得に購入するための値引き材料にしたい人は「下取り」を選ぶとよいでしょう。もちろんiPhone 12を買取に出し、そこで得た現金を資金に新しい端末を購入するという手もあります。
買取・下取り価格は状態や時期などにより変動する

端末の発売時期や状態、キャンペーンの有無などで買取・下取り金額は変動する
大前提として、iPhone 12を買取・下取りに出す場合、機種の状態により査定金額が異なります。当然ですが状態が良ければ査定金額も高くなり、画面割れや故障などがあれば安くなります。故障や劣化が激しい場合は査定金額がつかない可能性もあります。
また、時期によっても査定金額は変動します。iPhone 12は中古スマホとして依然人気の高い機種ですが、発売から数年が経過しているので、買取・下取り価格は次第に下落する傾向にあります。機種変更してiPhone 12を使わなくなってしまうのであれば、できるだけ早く売って新機種の購入代金にあてるのがいいでしょう。
各業者が実施するキャンペーンにより、一時的に査定金額が高くなるときもあります。業者によって強化している機種は異なるので、各業者の査定金額を見比べてください。
買取・下取り前には必ず端末を初期化する

買取・下取りの前にはiPhoneの初期化を忘れずに
iPhone 12を買取・下取りに出す場合、必ず事前に端末を初期化(工場出荷時の状態に戻す)しておいてください。引取後にデータを消去してくれる業者もありますが、あらかじめ自分で初期化しておくと安心です。

バックアップ容量が足りなければ「iCloud+」に加入する

ウォレットアプリからカードを削除する

LINEのトーク履歴をバックアップすれば新端末でも復元できる
そのほか、買取・下取りする際は事前に以下の作業を済ませておきましょう。
- 端末を初期化する
- iCloudでiPhoneをバックアップする(容量が足りなければiCloud+に加入する)
- SIMカードを取り出す
- iCloud、App Storeからログアウトする
- Apple Payに登録したSuica・PASMOを削除する
- Apple Watchのペアリングを解除・消去する
- 「iPhoneを探す」をオフにする
- Apple Careに加入している場合は解約する
- Androidスマホに機種変更する場合はiMassageの登録を解除する
- LINEのトーク履歴のバックアップを取っておく
iPhone 12の買取はどこがおすすめ?
手元にある使わなくなった端末を現金化したいということであれば、下取りではなく専門業者に買い取ってもらうのがよいでしょう。
スマホの買取専門業者は無数に存在しますが、なかには高額買い取りを謳いながら取引後に買い取り金額が支払われないという詐欺被害にあったという声も耳にします。高額買取という謳い文句に釣られて得体の知れない業者に依頼するのではなく、買取実績の豊富な大手の買取業者に依頼するのが安心です。
ここでは、買取実績も豊富なスマホ買取業者を4つ紹介します。
買取金額は時期や端末の状態により異なります。詳細は各業者の公式サイトにて確認してください。
GEO(ゲオ):全国に950店舗以上を展開

GEO(ゲオ)はゲーム・CD・DVD・コミックのレンタルや販売のほか、中古スマホの買取・販売もおこなっています。
買取は店舗またはオンラインにて申し込みます。店舗の場合、買い取ってほしいiPhone 12と本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)を持ち込みます。その場で査定を開始し、買取価格に納得すれば現金として受け取れます。
GEOの店舗は全国に約950カ所あり、店頭でしっかりサポートを受けながら買取を進められます。

公式サイトから買取に出す端末を検索

カラー・データ容量・SIMロック解除状況を選択

内容を確認し、買取を申し込む
オンラインで買取を申し込む際は、まず公式サイトにアクセスしてiPhone 12の買取価格を確認してください。申し込みフォームに必要事項を入力すると、梱包資材と伝票が自宅に届くので、その場でiPhone 12を梱包して配達員に手渡します。
査定価格はメールで届き、「承認」「返品」「破棄」を選べます。承認すると、指定した銀行口座に現金が振り込まれます。送料・振込手数料などは、すべてGEOが負担してくれます。
買取に出したスマホはすべてGEOのモバイルセンターに送られ、データが消去されているかひとつひとつ確認してくれる点も安心です。

キャリアで購入したiPhoneはSIMロック解除するだけで買取金額がアップする
GEOでキャリア版のiPhoneを買い取ってもらう場合、SIMロックを解除するだけで買取金額がアップします。iPhone 12をキャリアで購入していればSIMロックがかかっている可能性があるので、事前にSIMロックを解除しておきましょう。
またGEOでは、買取キャンペーンを度々実施しており、キャンペーン期間中は対象の端末の買取価格がアップします。
イオシス:丸紅と業務提携、創業25年を超える老舗業者

イオシスは創業から25年以上経つスマホ買取業者の老舗。大手商社の丸紅と資本業務提携を締結しています。
店舗は東京・大阪・福岡・名古屋・神戸の11箇所。店舗数はあまり多くありませんが、オンラインで申し込める宅配買取もおこなっています。

イオシスは「イオシスiPhone買取プログラム」と題し、iPhoneの買取を強化しています。iPhoneが故障していないこと・本体代金の支払いが完了していること・SIMロック解除が完了していることを条件に、最低保証額を設けています。
キャリアの下取りプログラムへの対抗意識が強く、最低保証額もキャリアの下取りよりも高く設定されています。状態が良ければ買取価格はさらに高額になります。



宅配買取の場合、公式サイトから機種名を検索し、買取申し込み画面へ進みます。自宅に配達員が引き取りにくるので、その場でiPhone 12を梱包して発送するだけです。
査定金額に納得しなければキャンセルして返送してもらうことも可能。承認すれば、24時間以内に指定した銀行口座に現金が振り込まれます。
TSUTAYA:買取金額に応じたVポイントが貯まる

TSUTAYAのスマホ買取は、買取金額200円につき1ポイントのVポイントが貯まるのが特徴です。TSUTAYAのスマホ買取の運営は前述でも紹介したイオシスですが、買取価格はTSUTAYAとイオシスで異なります。
TSUTAYAで買い取られたスマホは専用センターでクリーニングやデータの消去がおこなわれます。TSUTAYAという大手企業のサービスである点も安心材料です。
買取は店舗に持ち込んで査定してもらうか、オンラインで宅配買取を申し込みます。スマホの買取に対応している店舗は全国で130以上。すべてのTSUTAYA店舗が買取に対応しているわけではないので、対象店舗は公式サイトで事前に確認してください。



宅配買取する場合、公式サイトからiPhone 12を検索。カラー・支払い状態・本体の状態などを選んで申し込みます。ヤマト運輸の配達員が集荷に来るので、買取に出すiPhone 12を梱包して引き取ってもらいます。
査定結果はメールで届き、承諾または返送を選択できます。承諾であれば本人確認書類をアップロードすると、指定した銀行口座に現金が振り込まれます。
まれに買取強化キャンペーンを実施している場合もあるので、詳細は公式サイトをチェックしてください。
mmoba(エムモバ):ジャンク品も買い取ってくれるオンライン業者

「mmoba(エムモバ)」は株式会社エムコムが運営するスマホ買取サービス。実店舗はなく、オンラインで買取を申し込みます。買取の相談や査定について電話でも問い合わせできる点は安心です(平日10時〜18時)。
キャリアで下取りしてもらえないようなジャンク品でも買い取ってくれます。


公式サイトから申し込みフォームに必要事項を入力すると、発送キットが自宅に届きます。キットに買取に出すiPhone 12と必要書類を梱包し、着払いにて発送。査定結果はメールまたは電話で伝えられるので、承諾か返送かを選びます。
承諾から最短2営業日以内に指定の銀行口座に振り込まれます。査定金額に納得できない場合は、費用全額mmoba負担で返送してくれます。
iPhone 12を下取りはどこがおすすめ?
下取りに出すなら、Appleまたはキャリアの下取りサービスを利用するのがおすすめです。Appleまたはキャリアで下取りに出すと、基本的にはポイントまたはギフトカードと交換する形となります。店舗で下取りするなどの場合、新端末の購入代金から下取り金額を値引きできることもあります。
下取りサービスを利用するうえで重要な視点は「下取りの査定金額」と「購入予定の新機種の価格」です。
iPhone 12(128GB)の下取り金額 | iPhone 16(128GB)の本体価格 | 下取り後のiPhone 16(128GB)の購入価格 | |
---|---|---|---|
Apple | 3万1000円 | 12万4800円 | 9万3800円 |
楽天モバイル | 2万8900円 | 14万1700円 | 11万2800円 |
(※)査定金額は、2024年12月時点で良品の場合の最大金額を記載。時期や端末の状態によっては査定金額が異なる場合があります。詳細は各下取りサービスの公式サイトを参照してください。
たとえば、iPhone 12(128GB)を下取りに出して新端末としてiPhone 16(128GB)を購入するケースを例に、Appleと楽天モバイルを比較してみましょう。上図の通りだと、楽天モバイルよりもAppleで下取りしたほうがお得にiPhone 16を購入できることになります。
キャリアによっては、対象の端末を購入したりセットで回線を申し込んだりすると、ポイントが還元されるキャンペーンを実施していることがあります。下取りに出す際は、査定金額や新端末の本体価格、キャンペーン内容などを総合的に考慮して判断するのがよいでしょう。
なお、キャリアで下取りに出した場合、査定金額に納得できなくても原則としてキャンセル・返送できない点に注意が必要です。
Apple

Appleの下取りサービス「Trade In(トレードイン)」では、新端末購入時に下取り価格をそのまま割引するか、下取り額分をAppleギフトカードとして受け取るかを選べます。機種変更せず下取りだけ利用することも可能です。またオンラインのほか、Appleストアでも下取りに出せます。


新端末の購入時にiPhone 12を下取りに出す場合、端末の購入ページでモデル・カラー・容量を選び、「Trade In」で
を選択。利用中のiPhone 12のシリアル番号を入力してください。シリアル番号は「設定」アプリの → と進むと確認できます。その後、支払い方法・接続する通信キャリア・オプションを選択して端末を購入してください。新端末の到着後、14日以内に下取りに出すiPhone 12を発送します。発送までの間にiCloudへのバックアップやLINEのトーク履歴の引き継ぎなどを済ませておきましょう。
Apple Trade Inの場合、当初の予定査定金額よりも実際の金額が下回っていたときに限り、キャンセル・返品が可能です。
楽天モバイル

楽天モバイルで下取りする場合、買い替える新端末から下取り金額が割引されるわけではなく、下取り金額相当分が楽天キャッシュとして付与されます。機種変更せず、下取りだけ利用することも可能です。
楽天キャッシュは楽天市場や楽天トラベル、ラクマなど楽天関連サービスでの買い物で利用したり、楽天ペイアプリを通じて街の加盟店での支払いに利用したりできます。もちろん、楽天モバイルで新しいiPhoneを購入する際も楽天キャッシュを使えます。



下取り金額は、楽天モバイルの公式サイトより確認できます。下取りサービスのページで をタップし、IMEIまたはシリアル番号を入力するか、機種名からiPhone 12を検索。カラーや容量、端末の状態などを選択します。
査定は「良品」「画面損傷品」「外装損傷・機能不具合品」の3段階。本人確認書類のアップロード後に引き取り日時を決め、引取日当日に配達員に下取りするiPhone 12を渡します。査定金額確定から1カ月程度で楽天キャッシュにチャージされます。
なお楽天モバイルでは、iPhone 12を含む対象のiPhoneを下取りに出し、対象のiPhoneを購入すると5000ポイントがもらえる下取りキャンペーンを実施しています。
ソフトバンク

ソフトバンクの「下取りプログラム」では、下取り金額分をPayPayポイントとして受け取れます。
下取りは、オンラインまたは店舗にて申し込みます。店舗で申し込む場合は、店舗ごとに下取りの手順が異なるので詳細はスタッフに確認してください。店舗にて機種を購入し、旧端末の下取りをおこなった場合、新端末の本体代金からの値引きも選べます。
ソフトバンクのオンラインショップで新端末の購入時にiPhone 12も下取りに出す場合は、まず新端末の購入手続きを進めます。
申し込みから1週間前後で、自宅に送付キットが届きます。送付キットに使わなくなったiPhone 12と添え状を梱包し、ポストに投函。査定完了後、PayPayポイントとして付与されます。
ドコモ

ドコモの「下取りプログラム」は、新端末を購入する際に下取りに出すと、下取り金額分をdポイントとして受け取れる仕組みです。新端末購入時に下取りで付与されたdポイントを充当できます。
機種変更時は、オンラインショップまたは店舗にて下取りを申し込めますが、機種変更以外では店舗での下取りに限られます(オンラインショップでの申し込みは不可)。
また、機種変更以外で店舗にて下取りする場合、ドコモ以外で購入した端末は下取りに出せないので注意してください。
オンラインショップで新端末を購入する場合は、端末の購入ページにて「iPhone 12」を選択して機種の購入を進めます。「購入手続き」画面で下取りプログラムの項目にチェックを入れ、本人確認方法をオンラインか本人限定受取郵便を選択。送付キットが届くので、下取りに出すiPhone 12を梱包して発送します。
au

auの「下取りプログラム」では、下取り金額をPontaポイントとして受け取れます。
下取りの申し込みは、店舗またはオンラインにておこないます。店舗で申し込んでiPhone 12を下取りした場合、付与されるPontaポイントを新端末の購入に充当できます。
オンラインでiPhone 12を下取りを申し込むと、1週間程度で回収キットが自宅に届きます。発送後、2週間程度で下取りが完了してPontaポイントが付与されます。
iPhone 12ってどんな機種? 特徴をおさらい

iPhone 12
iPhone 12は、2020年10月に発売された機種。上位モデルのProとPro Max、小型モデルのminiも同時期に発売されました。チップには当時としては最新のA14 Bionicを搭載し、iPhoneで初めて5G通信に対応したモデルです。ディスプレイが液晶から有機ELに変わり、解像度も向上しています。
発売から数年が経ち、最新のiPhoneと比べるとさすがに性能は劣りますが、日常使いするぶんには依然として十分な性能を持っています。中古スマホとしての需要も高い機種でしょう。iOS 18にも対応する機種であることから、OSの対応といった意味でも長く使える機種です。