iOS 14から追加されたホーム画面の編集機能に、iOS 15ではホーム画面の順番を入れ替えたり、ホーム画面ごと削除したりできる機能が追加されました。これらを活用すれば、すでにあるホーム画面を崩して編集しなくても、気分や用途に合わせて気軽にホーム画面のページを変更できます。
本記事では、iOS 15のiPhoneでホーム画面のページを入れ替える方法と、ホーム画面のページを削除する方法を解説します。
iPhoneでホーム画面の順序を入れ替える方法
まずは、iPhoneのホーム画面でアプリアイコンを長押し、またはホーム画面の余白部分を長押しして編集モードをスタートします。アプリアイコンを長押しする場合は、アプリのクイックアクションが表示されてもそのまま長押しを続けてください。

編集モード中に画面下部のインジケーターをタップ

入れ替えたいページを長押しして任意の場所にドラッグ&ドロップする
アプリアイコンがプルプル震え出して編集モードに切り替わったら、ホーム画面の数を示す画面下部のインジケーターをタップします。
すると、現在あるホーム画面の一覧が表示されるので、入れ替えたいページを長押しして好きな場所にドラッグ&ドロップします(一連の流れは下の動画をチェックしてみてください)。
アプリの場所を入れ替えるのと同じ要領でホーム画面のページも簡単に入れ替えられます。

ホーム画面の一覧で「完了」をタップ

ホーム画面に戻った先でも「完了」をタップ
ホーム画面のページ入れ替えが完了したら、ホーム画面の一覧で[完了]をタップします。続いてホーム画面に戻った先でも[完了]をタップするとホーム画面の入れ替え作業は完了です。
iPhoneでホーム画面のページを削除する方法
これまでは作成したホーム画面を消すには、消したいページからアプリやウィジェットをすべて取り除くか、ページを非表示にするしかありませんでした。画面上のアプリやウィジェットを他のページに移動させるのはかなりの手間ですし、非表示はあくまで非表示なのでページを削除できるというわけではありません。
iOS 15からは、不要になったホーム画面を編集モードから丸ごと削除できるようになり、面倒なアプリの除去作業をする必要がなくなります。
ホーム画面のページ削除も編集モードからおこないます。アプリアイコンの長押しか、ホーム画面の余白部分を長押しして編集モードを起動してください。

編集モード中に画面下部のインジケーターをタップ
編集モードが起動したら、ホーム画面の数を示す画面下部のインジケーターをタップして、ホーム画面の一覧を表示させます。

消したいページのチェックマークをタップ

「-」ボタンが現れたらタップ

「削除」を選択すると指定したページは消える
ホーム画面の一覧では、各ページにチェックマークが付いています。このチェックマークが付いているのは現在表示されているページで、チェックが外れているのは非表示になっているページです。
削除したいページにチェックマークが入っていたら、タップしてチェックマークを外します。チェックが外れるとページの左上に[-]ボタンが出現するのでタップし、確認メッセージで[削除]を選択すればページの削除は完了です。
削除したページに含まれていたアプリやウィジェットは、ホーム画面上からのみ削除されるため、アンインストールされたりデータが消えたりする心配はありません。消したページにあったアプリを使いたい場合は、Appライブラリから起動するか、別のページに再びアイコンを追加して利用してください。

ホーム画面の一覧で「完了」をタップ

ホーム画面に戻った先でも「完了」をタップ
ホーム画面の削除が完了したら、ホーム画面の一覧で[完了]をタップします。続いて、ホーム画面に戻った先でも[完了]をタップするとホーム画面の削除は完了です。