インスタグラムのストーリーでは、@+ユーザーネームで表される「メンション」機能を使って、投稿の写真や動画に関連するアカウントを紐付けられます。実はこのメンションには、他の閲覧者にバレずに相手にだけ伝わるように付けられる“透明メンション”の裏ワザが存在します。
この記事では、他人にバレないようにストーリーメンションするやり方(透明化)と、これを応用した手書きメンションの作り方を解説します。なお、この方法はiOS版Instagramでのみ可能です(2021年11月時点)。
ストーリーで他人にバレずにメンションする方法(透明メンション)

ストーリーで誰かをメンションするには「@+ユーザーネーム」と入力します。メンション部分をタップして表示される吹き出しマークからは、当該アカウントのプロフィール画面に遷移できます。
このメンションを、相手にだけこっそり飛ばせる方法があります。それが「メンションの透明化」です。「@+ユーザーネーム」部分が透明になっていれば、他ユーザーがメンションに気づく可能性はぼぼありません。結果として、誰にもバレずに相手をメンションできるというわけです。
文字入力でメンション「@+ユーザーネーム」を作る

ストーリー作成画面で、右上の[Aa]ボタンをタップし、「@+ユーザーネーム」を手動入力します。ユーザーネーム入力時にサジェストが表示される場合は、その中からアカウントを選択してください。
メンションが透明になることを考慮し、フォントサイズを大きめにセットしておくといいでしょう。プロフィール遷移ボタン(吹き出し)がタップで表示されやすくなります。
メンションした文字の色変更で、スポイトを選択する

続いて、メンション部分のフォントカラー変更画面で、画面下のパレットからスポイト(一番左)を選択します。
スポイトを画面下まで移動させて透明にする
ここがポイントです。スポイトをドラッグしたまま、画面下の黒い縁まで移動させてください。
スポイト内の色が透明になったら、指を離してOKです。
透明メンションをタップ


投稿したストーリーで、透明化したメンション部分をタップしてみてください。通常のメンションと同じように、相手のプロフィール画面へ遷移できる吹き出しマークが表示されるはずです。
透明メンションされた側にだけはDM経由で通知が届く

メンションされた側には、DM経由で通知が届きます。
もちろん、投稿を見ただけではどこにもメンションが見当たらないため、相手にはそのカラクリを説明してあげるといいかもしれません。
応用編:手書きメンションのやり方

手書きメンション
前述したメンションの透明化を応用して、手書きメンション加工ができます。大まかな流れは、「@○○○」とメンション風の手書き加工を施し、その上に透明メンションを載せるといった具合です。
文字入力でメンションをした後、手書きで「@○○○」を入力


まずは、ストーリーの[Aa]ボタンから「@+ユーザーネーム」とメンションを入力しておきます。この時点で、メンションの場所や大きさは気にしなくてOKです。
続いて、手書きペンを使って「@+ユーザーネーム」と入力してください。相手の名前だけや、マーク・スタンプなどでもいいでしょう。
文字入力で作ったメンションを手書き部分に被せる

続いて、文字入力で作成したメンションを、手書き入力した部分に被せるように配置します。このとき、大きさや角度も合わせておくのがおすすめです。
文字入力したメンションを透明化する

文字入力したメンションをタップし、カラー変更でスポイトを選択します。
続いて、スポイトをドラッグしながら画面下の黒い部分まで持っていき、透明化させてください。透明になったら指を離します。
手書きメンションが完了


先ほど透明化したメンションが消え、手書き入力したメンションだけになります。
手書きメンション部分をタップすると、そこに被っている透明メンション機能により、相手のプロフィールへの遷移ボタンが表示されるというわけです。