インスタグラムのストーリーには、誰がストーリー投稿を見たかがわかる閲覧者リスト(足跡)が存在します。そのリストに表示される順番には、閲覧順・関心度順など何らかの基準があるのかは気になるところです。そこで今回、実際に試してみました。
本記事における検証は2019年11月に実施しています。
インスタグラムのストーリーには閲覧者リスト(足跡)が残る
インスタグラムのストーリーには、誰がそのストーリーを閲覧したかが分かるリスト(足跡)が表示される仕組みになっています。この閲覧者リストは、ストーリーが投稿後24時間でフィードから消えるのと同じタイミングで表示されなくなります(閲覧数は表示される)。
ストーリーの左下にあるアカウントアイコン(◯◯人が既読)をタップすると、そのストーリーを閲覧したアカウント(ユーザー)のリストが表示されます。ストーリーは原則、足跡をつけずに閲覧することができないため、一瞬でも閲覧するとリストに入ってしまいます。
閲覧者リストは「閲覧順」で表示されるのか実際に検証
インスタのストーリーに表示される閲覧者リストの順番は、閲覧した順なのか、ランダム表示なのか、よく閲覧している(回数)アカウント順なのか、投稿主にとっては気になるポイントです。
とくに閲覧順は最もその可能性が見込まれるものの一つです。そこで今回、本当にストーリーを見た順で閲覧者リストに並ぶのかどうかを確かめてみました。
- ストーリー閲覧人数:10名
- 全員相互フォロー済み
- 指定した順番通りに協力者10名がストーリーを閲覧
- 翌日(約15時間後)にストーリー閲覧者リストを確認
上記の条件のもと、筆者が投稿したストーリーを指定した順番に従って10人に閲覧してもらいました。
結果は「閲覧順」の表示でした。閲覧者リストの一番上にくるアカウントは、最も直近にストーリーを閲覧したアカウントが並びました。つまり、閲覧者リストの一番下に表示されたアカウントは「ストーリーを最初に閲覧した人」ということになります。
全員の閲覧が完了した直後に閲覧者リストを確認した時と、翌日(約15時間後)に確認した時でリストの順番に変化はなく、素直に「閲覧順」でリストに表示されるのがわかりました。ただし、あくまで検証時点での同条件下の結果であり、今後Instagramの仕様が変更される可能性もある点に留意してください。
Instagramアプリの検証バージョン:iOS版119.0.0.25.146、Android版117.0.0.28.123