「DMM×DAZNホーダイ」はDMMプレミアムとDAZNがセットになったパック。本来2つのサービスにそれぞれ加入すると合計で月額4750円のところ、「DMM×DAZNホーダイ」なら月額3480円と非常にお得です。
そもそもDAZNの月額料金が4200円であることを考えると、DAZN単体で加入するよりもDMMプレミアムとセットになった「DMM×DAZNホーダイ」のほうが月720円も割安です。とはいえ、年額プランのほうが割安だったり、既存ユーザーは一度退会の必要がある場合もあったりと、いくつか注意すべき点もあります。
本記事では「DMM×DAZNホーダイ」のメリット・デメリットや登録方法のほか、登録(連携)できないときに考えられる原因などについて解説します。
DAZNの月額料金より安い
DAZNの月額料金より安い「DMM×DAZNホーダイ」とは?
DMMプレミアムとDAZNがセットになった「DMM×DAZNホーダイ」。DMMプレミアムの特典であるDMM TVや、DAZNで配信されるサッカー・野球・F1などの試合をどちらも楽しめます。

DMMプレミアムの月額料金は550円、DAZNスタンダード(月間プラン)の月額料金は4200円です。両サービスに加入すると合計で月額4750円ですが、両方のコンテンツを視聴できるDMM×DAZNホーダイなら月額3480円と、月あたり1270円もお得になります。
値上げ前 | 値上げ後 | ||
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DAZN基本プラン | 月間プラン | 月額3700円 | 月額4200円 |
年間プラン(一括払い) | 年額3万円(月額換算で月2500円) | 年額3万2000円(月額換算で月2667円) | |
年間プラン(月々払い) | 月額2600円(年間総額3万6000円) | 月額3200円(年間総額3万8400円) | |
DMM×DAZNホーダイ | 月額2980円 | 月額3480円 |
※DAZNは2024年2月、DMM×DAZNホーダイは2024年3月に値上げ
DAZNの基本プランは2024年2月に値上げを実施。月間プランは月額3700円→4200円、年間プラン(一括払い)は年額3万円→3万2000円になりました。またDMM×DAZNホーダイの料金も、2024年3月に月額2980円→3480円に値上げされています。
それでも、DAZNの月間プランに単体で加入するよりDMM×DAZNホーダイに加入したほうが料金的なメリットが大きいことに変わりはありません。DMM×DAZNホーダイなら、DAZNの月間プランと比べて月720円も安く加入できます。DMMプレミアムを視聴したいかどうかにかかわらず、月額払いでDAZNを視聴したい人はDMM×DAZNホーダイに加入したほうがコスパがよいというわけです。
さらに、DMM×DAZNホーダイに新規加入すると、DMMプレミアムで使える550ポイントを最大3カ月間毎月もらえるキャンペーンも実施中です。
DMM×DAZNホーダイのデメリット・注意点
DMM×DAZNホーダイに加入するうえで、注意すべきポイントをまとめています。加入する際はこれらを理解したうえで加入しましょう。
1年使うならDAZNの年間プランのほうが割安

DAZNの基本プランには以下3つのプランがあり、それぞれ料金が異なります。
- 月間プラン:月額4200円
- 年間プラン(一括払い):年額3万2000円(月額換算で月2667円)
- 年間プラン(月々払い):月額3200円(年間総額3万8400円)
月額料金で比べると、DAZNの月間プランよりもDMM×DAZNホーダイのほうが割安です。安いだけでなくDMM×DAZNホーダイなら、DAZNに加えてDMMプレミアムのコンテンツまで視聴できます。
しかし、年間プラン(一括払い)を月額換算してDMM×DAZNホーダイを比較すると、月813円の差があります。1年間通して少しでも安くDAZNを利用したいという人は、DAZN単体の年間プラン(一括払い)のほうが向いています。

またDAZNを年間契約したい人のうち、DMMプレミアムもあわせて利用したいという場合、DMM×DAZNホーダイに加入するよりそれぞれ単体で加入したほうがお得です。
DMMプレミアムは月額550円(年間プランなし)なので、12カ月利用すると年間6600円。DAZNの年間プラン(一括払い)と合計して3万8600円です。一方、DMM×DAZNホーダイに12カ月加入すると、年間4万1760円かかります。
つまり、DMM×DAZNホーダイはDAZNを月額払いで利用したい人に向いているサービスであると言えます。
野球だけ観たい人は割高に

DAZNは2024年2月、プロ野球に特化した新プラン「DAZN Baseball」の提供を開始しました。支払い方法は年間プラン(月々払い)のみで、料金は月額2300円(年間総額2万7600円)です。
サッカーやDMMプレミアムのコンテンツなどは視聴せず、野球の試合だけ観られれば十分という人には、DMM×DAZNホーダイ(月額3480円)は割高となってしまいます。
DAZNの既存ユーザーは解約する必要があるケースも
すでにDAZNに加入しているユーザーがDMM×DAZNホーダイに登録する場合、選択している支払い方法によってはDAZNを解約(退会)する必要がある、あるいは二重請求が発生してしまいます。
対象の支払い方法は以下の通りです。
- Apple ID(iTunes経由)
- Google Play(アプリ内課金)
- Amazon IAP(アプリ内課金)
- ケーブル局経由の支払い
- KDDI、povo経由の支払い
- キャリア決済(d払い、auかんたん決済、au WALLET、ソフトバンク、ワイモバイル、UQモバイル)
- スマホ決済(PayPay、LINE Pay)
上記に該当しないクレジットカード・デビットカード・PayPal・年間視聴パス・DAZNプリペイドカード・DAZNチケットで支払っていれば、退会の必要はありません。しかし、現行の視聴期間は無効となる点には注意が必要です(次項で解説)。
なお、DAZN for docomoの場合は、加入中または解約済みにかかわらずDMM×DAZNホーダイに加入することはできません。DMM×DAZNホーダイに加入する際はDAZNアカウントを新規作成する必要があります。
DAZNの既存ユーザーは切り替え時に残りの視聴期間が無効になる
現時点でDAZNに加入しているユーザーのうち、支払い方法がクレジットカード・デビットカード・PayPal・年間視聴パス・DAZNプリペイドカード・DAZNチケットのいずれかであればDMM×DAZNホーダイへの切り替えが可能です。
ただし、DMM×DAZNホーダイに切り替えると現在残っている視聴期間は無効となってしまう点には注意してください。

契約期間が残っている状態でDMM×DAZNホーダイに加入すると、残り分は無効になる
極端な例を挙げれば、年間プラン(一括払い)に加入して1カ月後にDMM×DAZNホーダイに切り替えた場合、残りの11カ月分の視聴期間は無駄になってしまいます。料金の月割や無効となった視聴期間分の返金などはありません。
DMM×DAZNホーダイに加入する際は、あらかじめ自身の残り視聴期間を確認しておきましょう。
DMM×DAZNホーダイに登録・連携する方法
DMM×DAZNホーダイの登録方法は、DAZNに加入中か未加入かにかかわらず、途中までは同じ手順です。おおまかな流れは下記の通りです。
- DMM×DAZNホーダイの登録ページにアクセス
- DMM×DAZNホーダイに登録
- DMMのマイページからDAZNと連携
- DAZN加入中:DAZNアカウントにログインし、DMMと連携
- DAZN未加入:DAZNアカウントを新規作成し、DMMと連携
- 登録完了
DMMプレミアム加入中のユーザーは?
すでにDMMプレミアムに加入しているユーザーがDMM×DAZNホーダイに加入する場合、マイページからDAZNアカウントを新規作成して連携すればOKです。
DMMプレミアムの無料期間中にDMM×DAZNホーダイに切り替えると、無料期間は終了して即時決済となります(DMM×DAZNホーダイには無料期間がないため)。有料で利用している場合は、DMMプレミアムの月額550円から利用分を日割りし、DMM×DAZNホーダイの月額3480円から日割り分を減算して決済されます。
DMM×DAZNホーダイの登録ページにアクセス

まずはDMM×DAZNホーダイの登録ページにアクセスし、[今すぐ登録はこちら]をタップします。
DMM×DAZNホーダイに登録する

DMMアカウントを持っていれば、[DMMアカウントをお持ちの方]をタップしてメールアドレスとパスワードを入力してログインします。DMMアカウントを保有していない人は新規作成してください。
DMMアカウントを新規作成する
DMMアカウントを持っていない場合、登録画面でアカウントを新規作成できます。
外部アカウント(Google、X、Facebook)と連携するか、メールアドレスを入力します(ここではメールアドレスを使った方法で解説)。



メールアドレスおよびパスワードを入力し、[認証コードを送信する]をタップ。入力したメールアドレス宛に認証コードが届くので、登録画面に入力して[DMM会員登録する]をタップしてください。これでアカウントの新規作成は完了です。
支払い方法を選択



登録手続きページにて支払い方法を選択します。クレジットカード・DMMポイント・キャリア決済から選択し、[次へ]をタップしてください。
支払い方法にクレジットカードまたはキャリア決済を選択すると、特典としてDMMポイントを1650ポイント(550ポイント×3カ月)もらえます。しかし、DMMポイントを支払い方法として選んだ場合、特典は1100ポイント(550ポイント×2カ月)となるため注意が必要です。
DMM×DAZNホーダイへの登録が完了、DAZNアカウントと連携する


[登録する]をタップすれば、DMM×DAZNホーダイの登録手続きは完了です。
登録自体はこれで完了していますが、DMMプレミアムとDAZNの動画を視聴するにはDMMアカウントとDAZNアカウントの連携が必要です。

[DAZN連携へ進む]をタップし、DAZNアカウントとの連携に移ります。
DAZNアカウントにログインまたは新規作成

DAZNアカウントがあれば[ログイン]、なければ[DAZNアカウントの作成]を選択してください。
ここでは[DAZNアカウントの作成]を選んで新規作成する場合の手順を解説しています。



名前、メールアドレス、パスワードを入力して[次へ]をタップ。内容を確認して[登録する]をタップします。
登録完了、DAZNとDMMプレミアムを視聴できるようになる

DAZN

DMMプレミアム
これでDMM×DAZNホーダイの登録および連携はすべて完了です。DMMプレミアムとDAZNの両コンテンツを視聴できるようになります。
DMM×DAZNホーダイを解約する方法
DMM×DAZNホーダイを解約する際は、DMMプレミアムのマイページから手続きする必要があります。


DMMプレミアムにログインしたら、画面右上の人型アイコン→[DMMプレミアムマイページ]→[プランを解約する]→[そのまま解約手続きへ進む]の順番にタップします。



[解約手続きへ進む]をタップし、解約に関するアンケートに回答。最後に[解約手続きを完了する]をタップすれば解約は完了です。
解約が完了しても次回更新日までは視聴できます。またDAZN側での操作は必要なく、DMMプレミアム側の解約手続きが完了すると両コンテンツが視聴できなくなります。
DMM×DAZNホーダイに関するよくある疑問と答え
DMM×DAZNホーダイについて、よく挙がる疑問点とその答えをまとめています。
DAZNアカウントと連携できない?(登録できない?)
DAZNアカウントと連携・登録できない場合、DAZN for docomoを契約中であることなどが原因として考えられます。
DAZN for docomoのアカウントでは、加入中または退会済みにかかわらず、DMM×DAZNホーダイに登録することはできません。現行の契約を一時停止または退会したうえで、DAZNアカウントを新規作成してからDMM×DAZNホーダイに登録する必要があります。
またDAZNアカウントを一時停止中のユーザーも、DMM×DAZNホーダイに登録できません。アカウントを再開してDMM×DAZNホーダイに切り替えるか、一時停止中に退会したうえでDMM×DAZNホーダイに登録し直しましょう。
DMM×DAZNホーダイの支払い方法は?
DMM×DAZNホーダイの支払い方法は、クレジットカード・DMMポイント・キャリア決済から選べます。
DMM×DAZNホーダイで利用できる支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード(Visa、JCB、American Express、Diners)
- DMMポイント(無料配布分のポイントは利用不可)
- キャリア決済(d払い、auかんたん決済、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い)
- Amazonアプリ内課金
なお、DMMポイントはPayPayやLINE Payなどにも対応しています。あらかじめPayPayでDMMポイントをチャージしてPayPayポイントの還元を受け取り、DMMポイントでDMM×DAZNホーダイの料金を支払うことも可能です。
DMM×DAZNホーダイでプロ野球も視聴できる?
DMM×DAZNホーダイでもプロ野球のコンテンツを視聴できます。

DMM×DAZNホーダイではDAZNスタンダードと同じコンテンツが配信されています。サッカー、野球、F1、ゴルフ、NFLなどの試合を視聴できます。
テレビでDMM×DAZNホーダイを視聴する方法は?
Fire TV StickやChromecastをテレビに挿し込んでインターネットに接続すれば、テレビで視聴できるようになります。
DMM×DAZNホーダイでは、DAZNスタンダードと同じコンテンツが配信されています。スマホはもちろん、テレビでも視聴できます。
DAZNに対応したスマートテレビであれば、メニューからDAZNを選択することでテレビで視聴できます。DAZN非対応のテレビは、Fire TV StickやChromecastなどのストリーミングデバイスがあれば視聴可能です(HDMI端子に接続可能なテレビとWi-Fi環境であれば)。