au PAYのポイント還元率まとめ──最大24%還元も実現可能

au PAYの還元率まとめ──最大24%還元も可能

会員の種類や三太郎の日などで還元率が大きく異なる、スマホ決済の「au PAY」。10月1日以降は「キャッシュレス・消費者還元事業」によって、さらに還元率が複雑化し、分かりづらくなります。さらに、利用金額に応じての還元ではなく、200円毎にポイントが付与されるという落とし穴にも注意が必要。

そこで本記事では、現状のau PAY還元率について整理した上で、10月以降のau PAY還元率をわかりやすく解説。実際に何円相当戻ってくるのかなどのケーススタディも載せています。

ファミリーマート、ローソン、セブンイレブンのコンビニ3社はポイント還元ではなく、2%を会計金額から割り引く方針です。還元事業の2%がポイントで還元されないので、注意しましょう。

au PAYのWALLETポイントは200円毎に付与される点に注意

au PAYで支払うと、3~4日後に1回の決済分の「WALLETポイント」が付与されます。

ここで注意が必要なのが、au PAYのWALLETポイントは、1回ごとの利用金額、税込200円の支払いごとに付与されるという点。つまり、税込200円未満の支払いではポイントが付与の対象にならないのです。

ポイント付与の差
税込み199円の支払い1回分 税込み199円の支払い×30日分
1回ごとの利用金額の税込み200円ごとに1ポイントを還元するケース 0ポイント 0ポイント
月額の利用金額に対して0.5%を還元するケース(小数点以下切捨て) 0ポイント 59ポイント

たとえば、上表のように月額の利用金額に対して0.5%還元のケースでは、1回の決済金額が200円未満で切り捨てとなっても、月額の利用金額で考えれば、端数も無駄にはなりません。

しかし後者は、決済のたびに200円未満の切り捨てが発生するので、その差は膨大な量になってしまいます。

au PAYの還元率は会員の種類によって変わる

au PAYの還元率は、通常会員と月額499円の「auスマートパスプレミアム会員」でかなり差が出ます。

通常会員は基本0.5%還元で三太郎の日適用なし

au PAYを使っているすべての人が受けられるのが、基本の0.5%還元です。前述したように税込200円の決済につき、WALLETポイントが1ポイント付与され、端数は切り捨てられます。

残念ながら、通常会員には後述の「三太郎の日」は適用されません。そのためキャンペーンなどが開催されない限り、通常会員の還元率はそこまで高いとはいえないのが現状です。

auスマートパスプレミアム会員は基本1.5%還元、三太郎の日は19%にアップ

三太郎の日

一方、月額499円支払って入会する「auスマートパスプレミアム」の会員は、通常時の還元率が1.5%と通常会員の3倍になります。200円の決済につき、WALLETポイントが3ポイント付与され、端数は切り捨てられます。

さらに嬉しいのが、auスマートパスプレミアム限定特典として、毎月3日、13日、23日の三太郎の日には17.5%(200円毎に35ポイント)が追加還元されること。auスマートパスプレミアム会員が三太郎の日にau PAYを利用すると、その還元率は19%(基本の還元率1.5%+三太郎の日17.5%)までアップします。

10月以降は還元事業対象店舗での決済で2%か5%がプラス

キャッシュレス・消費者還元事業

2019年10月1日から2020年6月までの9カ月間、対象の店舗でキャッシュレス決済をおこなうと会計額の2%か5%のポイント還元が受けられる「キャッシュレス・消費者還元事業」(以下、還元事業)がおこなわれます。

これに伴い、上のどちらかのポスターが貼られた対象店舗でau PAY決済することで、通常会員0.5%、auスマートパスプレミアム会員1.5%の還元に加えて、2%か5%が追加還元されます。

ただし、au PAYの場合、還元事業のポイントも200円ごとに付与されるので、2%の対象店舗では税込200円ごとに4ポイント、5%の対象店舗では税込200円ごとに10ポイントが付与されます。

還元率でまとめると、それぞれ下表のとおり。auスマートパスプレミアム会員は、三太郎の日の特典である17.5%還元との合わせ技で、なんと最大24%還元も実現可能になります。

10月以降のau PAY還元率
通常会員 auスマートプレミアム会員(月額499円)
通常時の還元率 0.5%(200円毎に1ポイント) 1.5%(200円毎に3ポイント)
還元事業2%店舗での決済 2.5%(200円毎に5ポイント) 3.5%(200円毎に7ポイント)
還元事業5%店舗での決済 5.5%(200円毎に11ポイント) 6.5%(200円毎に13ポイント)

還元事業の対象となる決済方法

還元事業の対象となる決済方法は以下の3つです。還元事業の対象店舗で、以下3ついずれかのau PAY決済をすれば、2%か5%が追加で還元されます。

還元事業の対象となる決済方法
  • au PAYのコード支払い/スキャン支払い
  • au WALLETプリペイドカード
  • au WALLETプリペイドカードを登録したApple PayによるQUICPay決済

還元されたWALLETポイントの還元上限と付与時期

そこで、10月以降少々複雑となるのが、還元されたWALLETポイントの付与時期。通常の還元ポイントと、還元事業で付与されるWALLETポイント、また三太郎の日に還元されるWALLETポイントで、付与されるタイミングや還元上限が異なります。

WALLETポイントの還元上限と付与時期
ポイント付与上限額 付与時期 有効期限
au PAYによる還元 なし(1回あたりの支払い上限額は4万9999円) 決済から3〜4日後 付与日から4年間
還元事業による還元 1万5000ポイント/月 決済の約1カ月後
三太郎の日による還元 5000ポイント/月(3、13、23日合計) 翌月下旬

たとえば、通常会員の人が還元事業5%の対象店舗で税込1100円のau PAY決済をしたとします。

その場合、au PAY固有の還元5ポイントは決済から3〜4日後に付与され、還元事業分の55ポイントは約1カ月後に付与といったように、ポイント付与のタイミングがずれる可能性があるというわけです。

au PAY還元

付与されたWALLETポイントは、au WALLETアプリの「ポイント」タブから確認できます。

実際にau PAYでいくら還元されるのかケーススタディ

ここでは、10月1日以降に還元事業の2%ないし5%の対象店舗において、au PAYで税込1100円を支払った場合、何円相当が戻ってくるのかをそれぞれまとめてみました。

なお、経済産業省公式の還元事業マップアプリでは、還元率が2%か5%か、またどのキャッシュレス決済が使えるかなどが分かるようになっています。

2%還元対象の店で決済した場合

還元事業2%の対象となる店舗は、ファストフード店などのフランチャイズチェーンや、ガソリンスタンドなどです。

2%の対象店舗で税込1100円の買い物をしたケース(税込200円毎の付与で端数は切り捨て)
通常会員(通常0.5%) auスマートパスプレミアム会員(通常1.5%)
au PAY固有の還元 5円相当 15円相当
還元事業による還元(2%) 20円相当 20円相当
三太郎の日の還元(17.5%) 0円 175円相当 ※
合計 25円相当 210円相当

※三太郎の日は3日、13日、23日のみ

同じフランチャイズでも適用外の店があるようなので、スタッフに尋ねるか、ステッカーの有無をよく確認してください。

5%還元対象の店で決済した場合

還元事業5%の対象となる店舗は、一般の中小店舗とされています。詳細は不明ですが、おそらく個人経営の飲食店、美容室、八百屋さんなどがこれに当たると思われます。

5%の対象店舗で税込1100円の買い物をしたケース(税込200円毎の付与で端数は切り捨て)
通常会員(通常0.5%) auスマートパスプレミアム会員(通常1.5%)
au PAY固有の還元 5円相当 15円相当
還元事業による還元(5%) 50円相当 50円相当
三太郎の日の還元(17.5%) 0円 175円相当 ※
合計 55円相当 240円相当

※三太郎の日は3日、13日、23日のみ

このような店舗では、スマホ決済自体が使えないことも十分にあり得ます。事前に近所の5%対象店を公式の地図アプリで確認しておくといいでしょう。

EDITED BY MOEGI