auの料金プランには、2年間の契約を前提に月々の基本使用料が安くなる「誰でも割(2年契約)」があります。スマホ購入時にほとんどの人が加入していますが、契約更新月以外に他社へ乗り換えたり回線自体を解約したい時に契約解除料(違約金)が発生します。いわゆる「2年縛り」です。
そこで本記事では、auの契約解除料はどのようなケースで発生するのか、そして無料で解約できる「契約更新月」の調べ方も合わせて紹介します。
ドコモ「2年縛り」明けの契約更新月を確認する方法──解約による違約金がかからない月を調べる
「2年縛り」と契約更新月とは
auやドコモ、ソフトバンクといった大手の携帯キャリアでは、2年間継続的に利用することと引き換えに、月々の利用料から大幅に割引をする契約方式を基本にしています。
もし途中で解約した場合には、約1万円の違約金を支払わなければなりません。そのため解約するなら、2年間ごとに訪れる2か月の契約更新期間におこないたいと考える人が多くなっています。この構図が俗に「2年縛り」と呼ばれています。
auピタットプラン | 基本使用料1500円割引 |
auフラットプラン | 基本使用料1500円割引 |
スーパーカケホ | 基本使用料1500円割引 |
カケホ | 基本使用料1500円割引 |
スーパーカケホ(a) | 基本使用料1500円割引 |
スーパーカケホ(ケータイ) | 基本使用料1500円割引 |
カケホ(ケータイ) | 基本使用料1500円割引 |
カケホ(3Gケータイ) | 基本使用料1500円割引 |
カケホ(3Gケータイ・データ付) | 基本使用料1500円割引 |
ジュニアスマートフォンプラン | 基本使用料1000円割引 |
ジュニアケータイプラン | 基本使用料1000円割引 |
シニアプラン (2018年1月31日受付終了) |
基本使用料1000円割引 |
LTEプラン | 基本使用料50%割引 |
VKプランS | 基本使用料50%割引 |
VKプランM | 基本使用料50%割引 |
VKプラン | 基本使用料50%割引 |
LTEプランS | 基本使用料50%割引 |
プランZシンプル | 基本使用料50%割引 |
プランSSシンプル | 基本使用料50%割引 |
プランEシンプル | 基本使用料50%割引 |
プランSシンプル | 基本使用料50%割引 |
mamorino Watchプラン | 基本使用料50%割引 |
auでは上表のように、各種プランの基本使用料が割引になる「2年契約(誰でも割)」が2年縛りの対象となっています(誰でも割は「2年契約」へと名称が変更されています)。契約解除料は9500円に設定されていますが、auに加入して11年以降かつ「2年契約(誰でも割)」と「家族割」をセットで利用している場合は契約解除料が3000円になります。
Image:au
加入日から翌月までを1カ月目として、25カ月目・26カ月目の2カ月間が契約更新期間です。たとえば、2018年1月に契約した場合には2020年1月までは契約解除料が発生し、2020年2月~3月の無料の契約更新期間を経て、2020年4月から再び契約解除料が発生することになります。
そのため解約を考えるにあたっては、あらかじめ2か月の更新期間をチェックしておくことが重要になるのです。2019年3月より、契約更新期間がこれまでの2カ月から3カ月に拡大されることが発表されました。
携帯3社、“2年縛り”の契約更新月を3カ月間に拡大【ドコモ・au・ソフトバンク】
auで2年契約の更新月を調べる方法
更新月は電話での問い合わせ、または各種契約内容などを確認できるMy au(サポートサイト)から確認できます。
電話で調べる場合
以下の番号から無料で問い合わせができます。手元に、電話番号と契約時に登録した4桁の暗証番号を用意しておきましょう。
- auの携帯電話から:157
- その他の電話から:0077-7-111
- 上記番号が利用できない場合:0120-977-033
My auで調べる場合
電話では、混雑時になかなかサポートに繋がらないことも少なくないようです。そのため、サポートサイトのMy auから確認するのが便利です。
「My au」にアクセスし、au IDとパスワードでログインをします(ちなみに自身でau IDを登録・設定していなければ、初期値は利用中のau携帯電話番号です)。
ログイン後、[スマートフォン携帯電話]のメニューをタップし、[ご契約内容手続き]タブを選択します。
[ご契約情報]をタップすると、料金割引サービスの欄に表示された「誰でも割」の下に、更新月が記載されています。
上掲画像の例では、2019年11月1日から12月末日までが契約更新期間にあたります。