- 写真の不要な部分を消せる「レタッチ」機能
- 顔の歪みや肌補正が指でなぞるだけで簡単にできる
- 写真の編集内容を自動保存、いつでも呼び出せる
写真の不要な部分を消せる「レタッチ」機能
「Adobe Photoshop Fix」はAdobeが提供する写真加工アプリ。アカウント登録は必要ですが、スマホなら無料で利用できます。写真の明るさや色合い等の編集はもちろん、不要な部分を削除するなど写真の加工をしたいときにも便利です。
たとえば、きれいな風景に写っている電柱を削除したり、SNSで共有する前に映り込んでいる他人を消したり、といった加工がおこなえます。
「修復」を選択。矢印のテントを消去する
アプリを起動したら、メールアドレスやパスワードを入力してアカウント登録をおこないます。
写真を選んで編集画面が表示されたら、[修復]をタップしてください。今回は、海の浜辺に写っているテントを消してみました。
左:なぞった箇所は赤く表示される右:選択箇所が違和感なく消された
[スポット修復]を選択したら、消したい部分を指でなぞると削除されます。
画面左のブラシアイコンをタップして[サイズ]を調整すると、画面をなぞる際に選択される範囲の大小を変更できます。余計な部分まで消してしまった場合は、[消しゴム]で同じ場所をなぞると復元されます。
顔の歪みや肌補正が指でなぞるだけで簡単にできる
左:「明るさ」を選択右:指でなぞった部分が明るくなる
自撮りをしたり友人と一緒に写真を撮る機会が多い人には、顔の補正にも役立ちます。顔だけを明るくしたい場合は、人物写真を表示して[明るさ]をタップし、対象部分をなぞりましょう。
また[ゆがみ]を選択して顔をタップすると、自動で顔を認識して目や顎など修正ポイントを提示してくれます。
たとえば、目をタップするとメニューが表示されます。[サイズ]を選択してスライドバーを上に動かすと、目を大きくすることができました。このように、顔の気になる部分をピンポイントで修正できます。
写真の編集内容を自動保存、いつでも呼び出せる
編集した内容はプロジェクトとして保存される
Adobe Photoshop Fixで編集した写真の設定はプロジェクトとして保存されるので、一覧からいつでも表示して再編集することが可能です。いったん保存をして、他の写真を編集したいときにも続きから作業をすることができるわけです。
左:プロジェクトの矢印から「+」のアイコンをタップ右:同じ編集内容の新規プロジェクトがコピーされた
また、プロジェクトの矢印をタップして[+]のアイコンを押すと、同じ設定で新規プロジェクトとしてコピーすることもできます。別の加工を施して比較したい場合に役立ちます。
iOS版アプリ(バージョン 1.7.3)で検証し、レビューしています。