Ankerから新しい充電器「PowerPort Atom PD 4」が登場しました。昨年からリリースが予定されていた製品で、パワーユーザーが待ち望んでいたモデルです。
価格は、充電器としてはかなり高めの9999円。しかし、パソコンとスマホを同時に充電したい人にはとても魅力的です。今後はこの手の充電器が増えてくると思われます。先駆けになる製品としても注目に値します。
Ankerの最新おすすめモバイルバッテリー・充電器まとめ、用途に応じた選び方も
ボディは大型、据え置き利用に向く
本体サイズは110×85×34ミリとかなり大きめで、457グラムとヘビー級です。従来から発売されている5ポートの「PowerPort+ 5 USB-C USB PowerDelivery」は103×78×28ミリ(213グラム)です。サイズはひと回り違い、重量はなんと倍近くあります。
重くて大きいので旅行などに持ち出して使うのではなく、自宅や会社に据え置いて、パソコンとスマホを両方充電するような使い方に向いています。
右がPowerPort+ 5 USB-C USB PowerDeliveryで、サイズがずいぶん違う
本体は清潔感のある光沢の白で、とても質感の良い樹脂で作られています。また、ポートの周囲はつや消しのグレーになっており、差し込む際に端子が当たって傷が付きづらくなっているので、いつまでもきれいに使えるでしょう。
付属品はケーブルをまとめるマジックテープのみです。専用のACケーブルは白いマジックテープで止められているため、他のケーブルをまとめるのに使うと良いでしょう。
付属品は特になく、黒いマジックテープのみ
最大100Wの高出力を適切に分配する
PowerPort Atom PD 4は、USB-Cポートが2つ、USBポートが2つの合計4ポートを搭載。4つのポートで最大100Wの高出力に対応します。また、1つのUSB-Cポートからも最大100Wで出力します。ここまでの高出力を単体で使う機器はほとんどありません。パソコンでもMacBook Proの充電器が87W、61Wとなっています。また、Windowsのモバイルノートは45Wが多くなります。
PowerPort Atom PD 4なら、パソコン2台にスマホやタブレットを2台接続してもハイスピードな充電が可能です。2つ搭載する通常のUSBポートは5V=2.4Aになります。USB-C端子には、ハイスピード充電が可能なUSB-Cケーブルを挿しておき、必要に応じてパソコンやスマホをつなげばよいでしょう。充電を急がないなら、スマホやタブレットは通常のUSB端子に接続します。
2つのUSB-Cポートと、通常のUSBポートを搭載。最大で合計100Wの出力に対応。また、USB-Cポートからは単体でも100Wで出力できる
なお、iPhoneを急速充電するためには、対応するLightning×USB-Cケーブルが必要です。PowerPort Atom PD 4の最大のメリットは、これが1台あればパソコンのACアダプターさえ不要になることです。机の周りがスッキリします。
【レビュー】AnkerからついにMFi認証のUSB-C & Lightningケーブル登場、2つのモバイルバッテリー新製品も紹介
付属のACケーブルも白で脱着が可能
まとめ
PowerPort Atom PD 4は1万円近い価格のパワフルな充電器です。たくさんのポートが付いているわけでもなく、スマホを充電するだけでは役不足。USB PD対応のパソコンやタブレット、スマホを複数所有している人には魅力的な製品です。今後はUSB PDで給電し、ハブとして使えるディスプレイなども増えてくるため、将来的にも活用の場面は多いはずです。