Android 12の新機能まとめ 注目の進化点をチェック

Material Youなど見どころ満載

Android OSの最新バージョン「Android 12」がリリースされました。まずは、Pixelシリーズからアップデートできるようになっており、今後も徐々に他のモデルに配信されていきます。

過去のバージョンアップでもここまではなかったほど、見た目が変わるのが最大の特徴。最新機能にあまり興味がない人でも、デザインの大幅な進化を楽しく感じるはずです。他にも操作性が良くなった機能を中心に、多くの点が変わりました。

この記事では、これらAndroid 12で注目したい最新機能を紹介します(Pixel 5をアップデートして利用)。まとめて確認しておきましょう。

ポイント1:デザインが変わる各種の機能

まずはじめに、デザイン面における変更点を紹介します。日頃スマホを利用していて最も目に入る部分でもあるので、気になる人も多いでしょう。デザイン面は今回のアップグレードで最も大きな変化でもあります。

Material Youでスマホ全体のカラーを統一

Android 12では、「Material You」と呼ばれるデザイン言語を採用しています。画面上のさまざまな部分があなたの好みのデザインになる、といったイメージです。

多数用意される壁紙を変更すると、時計などの文字、ボタン、ウィジェット、通知の表示などあらゆる部分が統一されたカラーになります(色抽出)。壁紙の設定では色合いの種類も好みで選べます。クイック設定パネルのデザインも大きく見直され、こちらも統一感のある色合いに変化します。さらに、アニメーションやエフェクトも変わります。

壁紙とロック画面を変更できるのは以前と同様ですが、そのほかの部分も自動的に色が合うようになっているのです。

壁紙はたくさんのパターンから選択可能。もちろん自分の写真も利用できる

プレビュー画面でも時計などの文字の色が変わっていることを確認できる

こんなポップな壁紙もあるが、時計の文字がやや見づらい

壁紙を変更したことで、アプリのアイコンも少々見づらくなってしまった

そんな時には、テーマの色を変更できる。また、テーマアイコンを使うと見やすくなる

ずいぶん見やすくなった

クイック設定パネルの色も柔軟に変更される

ログイン画面のパスコード入力画面のデザインも変化している

アプリのグリッドが増えた

ホーム画面にアプリを並べる際のグリッドの種類も増えています。見やすさ重視でアイコンを大きくするか、アイコンを小さくしてたくさんのアプリを表示するか選べます。

グリッドの種類が増えているので好みで設定できる

このようなデザインのホーム画面を標準機能だけで作れる

通知のデザインも変わった

通知の見た目も変わっています。表示のカドが丸くなり、サイズも少し小さくなっています。クイック設定パネルとデザインも統一感があって素敵です。

通知のデザインも変わっている

ウィジェットを検索できるように

ウィジェットを検索できるようになったのは、アプリをたくさんインストールしている人には朗報でしょう。たくさんのリストをスクロールして探さなくてよくなりました。

デザインは全体的に大きくブラッシュアップしているので、アップグレードすると新しいスマホに買い換えたような楽しさがあります。

ウィジェットの検索が可能に

ポイント2:カメラやマイクの使用がわかりやすい

アプリがカメラやマイクを使っているときには、画面上にわかりやすい表示が出ます。まず緑色のマイクやカメラの表示が右上に表示され、その後グリーンのドットに変わります。自分がカメラやマイクを使っていないと思うなら、すぐさま確認できます。

マイクやカメラを使っていると右上に表示が出る

ポイント3:位置情報をあいまいにできる

権限の設定でアプリに位置情報の取得を許可する場合に、「おおよその位置情報」と「正確な位置情報」を選べます。好みによって設定を変更しましょう。

たとえば、写真に位置情報がないとあとで場所による整理ができません。「おおよその位置情報」に設定しておけば、撮影場所を特定せずにだいたいのエリアを表示できるわけです。

ポイント4:バッテリー関連機能が進化

Android 12の目玉機能が、電力効率を大きく向上したことでしょう。見た目の違いには関連しませんが、OSをアップグレードするとバッテリーが長く持つのは素晴らしいポイントです。

効率的にバッテリーを使う「自動調整バッテリー」、寿命を長くする「アダプティブ充電」をオンにしておくことをおすすめします。

バッテリーがより長く持つのは嬉しいポイントだ

ポイント5:操作性の向上

Android 12では「片手モード」と「クイックタップ」が追加されたことで、操作性が向上しました。これまでとは違ったスマホの使い方が可能になります。

片手モード

スマホを片手で持っている際に操作しやすくなる「片手モード」が採用されました。画面の下半分程度を使うことで、全体に指が届きやすくなるわけです。

この機能は画面のスワイプでも利用できますが、思い通りに動作しないようなら、ショートカットを使うと良いでしょう。電源ボタンの長押しや専用のボタンでモードを切り替えられるようになります。

片手モードを新たに搭載した

片手モードでは画面の下を使うようになる

クイックタップ

クイックタップはスマホの背面を2度タップして、機能を呼び出すモードです。スクリーンショット、通知の表示、最近使ったアプリの表示、特定のアプリを開く──などの割り当てが可能です。

スマホの背面を指で2回叩くことでクイックタップを利用できる

ポイント6:スクリーンショットの進化

縦に長いスクリーンショットを撮影できるようになりました。アプリによって対応は異なりますが、設定画面などは問題なく撮れています。

普通にスクリーンショットを撮影して、画面下に表示されるメニューに「キャプチャ範囲を……」と表示されたら、タップすると縦長の画面を撮影できます。

メニューの「キャプチャ範囲を……」をタップすれば、ロングスクリーンショットが撮れる

撮影したい範囲を自分で決められる

また、スクショを撮影した際に表示されるマークアップツールの機能も大きく進化しています。切り抜きや文字入力、消しゴムなども使えるようになりました。

マークアップツールも進化した

ポイント7:自動回転で顔を認識する

画面の自動回転で顔を認識できるようになっています。見ている方向を認識するので、意図せず画面が回転することを防げる可能性が高くなるはずです。

自動回転で顔を検知するようになった

まとめ

Android 12は、OSのデザインを大幅に変更できる点がとても楽しいと感じるでしょう。これまでのアップグレードとは違って、OSを新しくすると見た目が大きく変わるので、インパクト大です。また、バッテリーが長持ちするようになったのは、地味ですがとても嬉しい進化でしょう。他にも前述したように多くの新機能が搭載されています。

とはいえ、使うのに困るような作法の変化はありません。お手元の端末がアップグレードに対応したら、いち早くインストールしてみてはいかがでしょうか。

構成・文
戸田 覚
編集
アプリオ編集部
EDITED BY
AO