おすすめ 定番&個性派の料理レシピアプリ #Android

食欲の秋を迎え、ますます高まってきているレシピアプリのニーズ。毎日の料理が便利で楽しくなる、最新のレシピアプリをまとめて紹介します。

レシピアプリにみる4つの系統

クックパッドAndroidには数多くのレシピアプリがありますが、大きくは次の4系統に分類されると、アプリオではとらえています。1つはレシピサイト系のアプリ、次にテレビの料理番組系のアプリ、それから食品メーカー系のアプリ、最後は電子書籍(出版社)系のアプリです。

このようにカテゴライズすると、各レシピアプリの特長もよく表れてきます。それぞれの系統に該当するアプリを具体的に挙げながら、順にみていきましょう。

レシピサイト系のアプリ

この系統のレシピアプリの特長は、とにかく検索・閲覧できるレシピの数が多いことです。クックパッドや楽天レシピなど、ユーザー投稿型レシピサイトに掲載されている膨大なレシピをチェックできます。いわゆる、定番アプリの範疇に入ってくるグループです。

日本最大のレシピサイトであるクックパッドの公式アプリクックパッドでは、なんと100万品以上のレシピから探せます。動作も軽快で、探しやすく見やすいアプリです。お気に入り登録や人気順検索などの一部機能は、有料のプレミアムサービスの対象です。

Rレシピは、国内2位の22万品以上のレシピ誇る楽天レシピのサイトに掲載されたレシピを検索・閲覧できる非公式アプリ。日々アップデートを重ねて機能も充実してきており、急成長を遂げる楽天レシピのコンテンツと相まって、今後が楽しみです。ただし非公式アプリなので、いつまで存続できるのかは不透明なところ。

3つ目のFavo Recipeは、クックパッドや楽天レシピ、ぐるなびレシピ、ボブとアンジーのレシピ、プラチナレシピ、モンテールなど、多数のレシピサイトからレシピを取り込んで登録管理ができます。レシピをすばやく探して閲覧というよりは、レシピを管理する性格の強いアプリです。

テレビの料理番組系のアプリ

テレビの料理番組を観て、「これ、おいしそう!作ってみよう」となる人も多いでしょう。直感的にインスピレーションを与えてくれるのが料理番組ですが、放送時だけでは頭に入りきらなかったりします。そんな時、アプリがあれば、番組と連動して内容を予習・復習して活用できるので、より実践しやすく膨らみます。

3分クッキングは、言わずと知れたあの長寿番組の公式アプリ。これまで放送されてきたおいしい家庭料理のレシピが、約3000も用意されています。また、その週に放送される1週間分のレシピが一目瞭然になっており、番組ファンにとっては放送に備えて事前チェックもできる嬉しい機能です。

なにたべよ?では、関西テレビの番組で紹介された料理のレシピが探せます。シンプルなつくりですが、「番組で観たあれ、おいしそうだったな。どうやって作るんだろう」という視聴者の思いに応えてくれます。デザインもかわいくて、楽しいアプリです。

食品メーカー系のアプリ

食品メーカーも、自社商品を活用した個性的なレシピアプリをリリースしています。特定の食材を商品として提供しているだけあり、これを使ってそんな料理が作れるのかといった新鮮な驚きを与えてくれます。言い換えれば、食材を極めたワンランク上の料理を知ることができるわけです。

ハウス食品「スパイスレシピ」は、各種スパイスを出しているハウス食品公式アプリ。あまり使う機会がないスパイスを家庭料理に活用したレシピを提供しており、料理の幅をぐんと広げてくれます。スパイス検定などの知識コンテンツも豊富で、まさに食品メーカーが出すべきアプリのお手本と言っていいでしょう。

ふるカトキチは、うどんで有名なカトキチ(現社名:テーブルマーク)の遊び心あふれる公式アプリ。おみくじ感覚で端末を振ることで、うどんを使った料理レシピがランダム表示されるものですが、意外性のある料理がポンと出てきたりして、従来のうどん観を変えてくれます。

電子書籍(出版社)系のアプリ

「電子書籍」としていますが、正確には、紙の料理本のコンテンツをベースにして作ったレシピアプリです。基本的に、書籍でヒットしたものをアプリにして提供しているため、内容はお墨付き。ほとんどが有料ですが、出版社がリリースしているだけに、プロの監修者がついたクオリティの高いレシピが多いです。

シリーズ累計200万部を超える大ヒット書籍『体脂肪計タニタの社員食堂』がアプリになって登場。体脂肪計シェアNo.1のタニタの社員食堂で提供されている定食メニューをまとめています。健康を考えて管理栄養士がきちんと献立をたてた、味は薄いのにおいしくカロリーは少ないのに満腹になるレシピのクオリティは、有料の価値あり。